ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

周波数逓倍

2011年01月16日 | 日記

10MHzサイン波を20MHzに逓倍してみました。サイン波のレベルが低く持ち上げるのに回り道をしてしまいました。


 サイン波ソース-->10.7MHz-IFT-->ダイオードブリッジ-->74HCU04-Amp-->74HC14-->20MHzout

10.7MHzのIFTの2次巻き線に10MHzのソースを入れ、1次巻き線の共振回路側からその出力を出します。さすが共振回路レベルは大分上がりました。しかし、74HC14のシュミットをたたけません。
FETの普通の抵抗負荷のAmpを入れて見ましたがNG。同調回路を入れてみようかとも考えましたが、20MHzに共振させる必要が有ります。
10.7MHzIFTの同調容量を替えればいけそうなのですが、共振点を探すのが面倒。結局、74HCU04を使い何とか20MHzが出てきました。
最初、ダイオードブリッジの配線を間違えて周波数逓倍がうまくいってなくここでも時間を食いました。

ダイオードブリッジの+側とー側の波形が微妙に違うため、オシロの波形はジッター気味です。
dutyはほぼ50%くらいですから、まあ良しとしましょう。

これを、mega88のCLKにしてカウンタを動作させてみようと思います。12.8MHzより早くなりますので、プリスケーラなしで8MHzくらいまで測定出来ると思います。
AVRの仕様書を見るとナイキスト周波数はCLK/2となっていますが推奨値はCLK/2.5=8MHzとなるようです。
12.8MHzでの結果は5.12MHz位で6MHzは無理の様です。
 
コメント (11)
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