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天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

文楽「夏祭浪花鑑」

2013-08-06 12:01:35 | 観劇
昨日、千秋楽だったので今更的な感じがするんですが、文楽の鑑賞日記を。
まず、平日の夜にサマーレイトショウ「夏祭浪花鑑」を見てきました。
この夏公演はいつもなら設定されている2等2000円のチケットがなく均一価格。
普段の1等よりも安いことは安いのですが、2000円の倍の値段4600円なので、
ここはチケット争奪戦に参加するべきとなるべく前の方を狙ったところ平日夜は
前から6列目をゲット。でも、床からは遠かった。
あちこち席を検討した結果、私にとってのベストは床側の9,10列目(並びは20番の前後がよいのではないかと)という結論になりました。
これは心のメモとして記しておきます。

さて、「夏祭浪花鑑」ですが、通しではないので微妙な設定が分からない。いや、気にするな!
なんとなく人物設定、相関図を頭に思い描く。
※けちって床本買わず、イヤホンガイド借りず。

全身もんもんが入ってる団七さんはなんやらあっての牢屋帰り。
どうやら主君絡みでなんやららしい。
その主君の息子は誤って人をあやめてしまう。
どっかに隠さないとと思っているとやってきたのがある人の奥さん・お辰さん。
うちで預かりますと言うものの、美人なんで間違いがあったらあかんと言う話になり、
勢いあまってお辰さん、顔に焼きゴテを当てて(ひーーーー、痛いーーーーーーー)、
これでも美人っていいますかって…激しすぎる。

またまたいろいろあって団七さんは謀をする舅と対峙することになり、堪忍袋の緒が切れて
始末しちゃうっていうのがクライマックス。
だんじり囃子の賑やかな音が響くなか、繰り広げられる凄惨な場面。
色彩も人形の動きも目に焼きつきました。
残念ながら相子さんは休演。住大夫さんは力強く語っておられました。
柿色の太い格子の着物柄を“団七縞”というとはじめて知りました。
団七を語る千歳大夫さん、藤蔵さんも同じ柄の肩衣で「おっ」と思いました。粋ですね。

今度は歌舞伎で「夏祭浪花鑑」があります。文楽との違いを見てこようっと。
もとは文楽からから歌舞伎に移入された演目です。
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