大阪文学学校時代に知り合った福井県の詩人、青山雨子さんが地元鯖江市でしているラジオ番組に呼んでいただく。
毎年、ちりとてちん杯に応援に来ていただいているのにラジオをしているなんて知らなかった。毎週火曜日に30分番組を担当していて、60回目。

事前に話したいことをメールで提出。
そんなに場が持たないのでは?と落語10分ほどすることも提案。
リクエスト曲もかけるとのことで候補をあげる。
当日、スタジオ横の食堂で食事をとりながら、雨子さんと語らう。
若かりし頃のわたしは合評で正論を吐きすぎて言われたほうが怒っていたらしい。雨子さんはわたしの言うとおりだとは思っていたそうだが、今ならわたしも分かる。正しいからといってすべていう必要はない。ああ、若かった。
それはともかくそういうわけでスタジオ入り。
実際にマイクとイヤホンをつけながら、落語一席したあとに話す内容についての聞き取り。雑談した中からもいくつか雨子さんから話を広げたいとのことでピックアップされる。
選ばれたリクエスト曲はKAN「愛は勝つ」。
そして、13時半からオンエア。
雨子さんはわたしにはじめて会ったかのように知っていることも知らないように聞いてくる。わたしは答える。
そういう、この場ではわたしは高座名ではなく筆名の名で呼ばれる。
文学仲間(わたしは過去形)でもあるので話題はあちこちに。
あっという間に30分はすぎて落語をする暇もなかった。
直前に仲間うちにいち福さんが告知してくれたので聞いてくれた方もちらほら。
本番後は鯖江の町を移動してカフェへ。カフェでスイーツを食べながら雨子さんとまだしゃべり続ける。そら、ラジオで落語する暇ないわ。
※録音したCDももらったので興味のある方がいれば音源をお渡しします。
次回、サンダーバードでしでかしたことに続く。