あやめさんの娘さんのなごみちゃんは中学生。入学してすぐの試験でこりゃあかんとなり、招集されたのが阪大卒の染雀さん、京大卒のたまさんという上方落語協会きっての偏差値の高い方々。なお当日の前座の紋四郎さんは阪大工学部大学院中退。
あやめさんは私と同じ高校の美術科中退です。ちなみに私らの数学の平均点は8点でした(実話)。
そんななごみちゃん家庭教師秘話からおふたりのマクラが。おふたりのスタンスの違いが鮮明に。
たまさんの教えっぷりを染雀さんひとことで「こわ~っ」
しかし、そんな一面も「男を感じるんちゃいますか」という余計なお言葉を発せられ、なんちゅうこと言うねん!と心の中でツッコミを入れました。
「金明竹」のタテ弁の解説はそりゃもう微に入り細に入り。関連する落語の解説なんかもあり、落語ファンの知識欲も満たすよう。
で、中入りで繁昌亭を後にしてインドネシアに向かわれました。
後半はたまさんの語る教育論。やる気を起こさせることに限界を感じ、今後はプロに委ねることに。
京大への道やら同じ京大でも現役と浪人の違いやら見たことない世界の話かつ勉強は役に立たないという結論でした。
最後はあやめさんの高校受験のときの話をマクラにふっての学園モノ。たっぷりの2時間40分でした!
あらあらかしこの会@繁昌亭
【演目】
桂紋四郎 「開講一番」
林家染雀 「金明竹」
授業①【国語】林家染雀 ・ 桂あやめ 「金明竹の立て弁のすべてを徹底解説!」
仲入
笑福亭たま 「おとぎ噺殺人事件」
授業② というか進路指導? 笑福亭たま ・ 桂あやめ
桂あやめ 「3年2組の高田くん」