第15回ちりとてちんの会

【演目】
静香さん　　「転気失」
豊蝶さん　　「兵庫船」
美里さん　　「深山の産婆（自作）」
かかしさん　「鷺取り」
若奈さん　　「応挙の幽霊」
仲入り
三ん生さん　「辰巳の辻占」
春乃さん　　「江戸荒物」
ちろりさん　「蔵丁稚」

１時開演で終了が４時半。繁昌亭の昼席並みです。
静香さんの「かーーーーーっ」をまた聞きたい。豊蝶さんはフルバージョンで。私にも小亀さんにも「あ、新しい着物！」と言われる豊蝶さんでした。
自作の美里さんは人情噺っぽい展開にうるっとしました。いい噺です。
かかしさんもとんとんとーん、と最後まで。勢いがありはります。若奈さんのは二回目やけど、めっちゃおもろい。酔っ払いの女の人がすごく立体的。
三ん生さん、めりはりがある江戸落語。私もする演目ですが春乃さんの味つけはまた違ってまろやかな感じ。
さすがのちろりさん、芝居の真似する丁稚さんの本気度でぐいぐい。丁稚さんかわいい。うん、芝居噺いいなあ。