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天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

東村アキコ『銀太郎さんお頼み申す3』

2023-10-03 22:17:00 | 
新刊が出たと知り、本屋まで走って行って購入。田舎の本屋、最後の一冊だった。セーフ。

今回は夏の話が多く、お召し物は夏着物。最後の話の銀太郎さんの着物も透け感を感じた。きっとええやつ。
さとりが着物を仕立てる展開に影響を受けやすいわたしは

わたしも反物から選びたい

夢✨
お金のことよりも(いやもちろん気にはないとはいけないが)手持ちの着物の量や。問題は。
   

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朝井まかて『朝星夜星』

2023-09-06 23:54:00 | 


朝井まかて『朝星夜星』読了
幕末から明治にかけて、長崎、大阪で洋食屋(やがてホテルに)を開いた夫婦を妻の目から描く。女の一生でもある。
ラストのユーモアあふれる描写に泣きそうになった。ネタバレになるから書かないけど。
「君が代」や夫を支え家を守る妻の役割は明治以降のものなんてことがサラッと書かれていて、あ、そうかと。この視点、俯瞰で書いていてこそ。
主人公が「お家さん」になることが説明なく書かれていて、相変わらずの情報量。一体どれだけ調べて肉にしてはるのか。連載後、親族から連絡があり取材された分が加筆されてるとか。
中之島あたりの大大阪の雰囲気もよく分かった。自由亭の大阪での出発地梅本町は母校の母体教会のあったところや。こういう雰囲気の町やったのね。

五代友厚が出てくるので余計に重なるのだが、幕末から洋食の世界に飛び込んだ草野丈吉はファーストペンギンであったことよ。
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『BANANA FISH』

2023-09-01 19:38:00 | 
 
いまさら、『BANANA FISH』完走。
連載当時はひっからず。
終了後一度文庫1巻を買うもひっかからず。
この度、読み始めると止まらないやめられない。

感想、リアルタイムで読んでいたら落ちていたであろう。

いま読むと、本編ラストはあれしかないとは思う。
のと、番外編、とりわけ後日談という救いがあるかどうかは大きい。

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『神客万来』5巻

2023-08-26 23:24:00 | 


みんなが知ってる物語の登場人物や怪なものがやってきて泊まる人間が運営してる心尽くしがある特別なホテル
を舞台に展開するファンタジックかつ、主人公の若い女子のリクルートやら恋やらの漫画。

さて、今回のお泊まり客のひとりは妖怪枕返し。いつもはひとの枕を返してるので自分の枕を返して欲しいというのがリクエスト。
妖怪や幽霊、ファンタジックな物語の登場者の悩み解決譚、現代の悩みにも通じるように書いてて読みやすいし楽しい。

主軸の話も今回大きく動いたので次巻が楽しみ。
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朝井かまて講演会

2023-06-18 23:01:57 | 
同じ時刻にレッスン(ボーカル)が入っていて、それでもチケットがとれたらレッスンはキャンセルやむなしと思っていたら、チケットはとれるし、レッスンも時間変更できて、行動してみるもんだな、と。
朝井まかてさんの講演会は久しぶり。今期の朝ドラのモデルを扱った小説『ボタニカ』を中心とした話。朝ドラは見てないけど、作品は読んでいたので興味深い話の数々だった。
読んでの感想として、なんてはた迷惑な人なんだ!と思っていたし、実際振り回された人もいるのだからそれはそうなんだろうけれども、60代や70代での屈託のない写真を見ると、天真爛漫さがひとを集めたのだな、と。
作品を書き終わったあとに分かったことも当然あるし、すべてを描き切れたわけじゃない。ちょうど、会場の登場者のひとりに繋がりが(遠いけど)あるひともおり、ドラマはあちこちに存在していて、作家というフィルターを通して作品になるには、事実を積み重ねたうえでの再構築が必要なわけで、一冊書き上げるまでの労力は計り知れない。

そして、サイン会つきとは知らなかった。その場で2月に出た最新刊を購入。
まかてさん「書いてるの?え、書いてない?なんで?」

…落語してたら書くほうまでなかなかです。書くなら新作落語やな(できるかい)



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東村アキコ『銀太郎さんお頼み申す2』

2023-05-25 22:47:00 | 


今日が発売日と知り本屋に走る。
それほどまでに楽しみにしていた新刊漫画。
25歳のフリーターが着物の師匠と出会って沼にハマっていく内容で、わたしとは違い正統派の着物道。

で、これを読んでから古典柄に興味が。いかん、増やさないぞ。もう、増やさないぞ!
今回は師匠銀太郎さん(元芸妓)の過去も少しずつ明らかに。

それにしても、着物は場所を作ると増えて行くという言葉に頷いた。
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『文系の私に超わかりやくす統計学を教えてください』

2023-05-11 22:37:43 | 
どうして”心理学”に統計学が必要なのだろうか…。
放送大学で学部に在籍しているわけではないが、ゆくゆくは学部卒くらいの知識が得たいと心理学では統計学が必須なのでこの機会にとってみた。
※前期でいったん区切りはつける



それに、コロナ禍でドクターたちが「データのとり方を間違えている」と都合よく解釈してコロナ対策を批判するひとたちのことを言っていたので、統計学とはなんぞやに踏み入れてみようと。


結果

気楽に足を踏み入れていい世界じゃなかった…。

算数でつまずいたわたしにはなんとハードルの高い世界。
一緒にとっている学習心理学にも理解しないまま進めても学習効果はないと言っていた。その通りだ。わたしは身に染みているなう。

そこでこの本を購入してみた。

 
たしかに分かりやすい
内容は先生と文系との対話式。

が、統計学の数式は、そういうもんなのでそのまま覚えて ということが多い。
いやそういうもんなんだろうけど。
まあとにかく数式は分からんくてもデータとはなんぞやまではなんども読んで理解しよう。
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山村東「猫奥」6

2023-02-27 23:10:00 | 


猫の日あたりに発売。よく分かってらっしゃる。
これも史実を元にアレンジしてる猫好きな大奥の話なので、あの大奥と表裏一体。
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東村アキコ『銀太郎さんお頼み申す』1巻

2023-01-18 22:58:13 | 
 
東村アキコさんが去年だったかおととしだったかに大きな賞をとられてその授賞式で礼装の着物を着ている写真を見たら、着物は神戸の元町商店街のイトカワさんで購入、と。
そんな美術品みたいな着物扱ってるお店だったのか。たしかに店構えはきれいやけど、店内の様子はいかにもな呉服屋さんじゃなかったから…。元町商店街にはそのほかにも着物屋さんがいくつかあって、それがほとんどが新品を扱うところやから神戸の着倒れはここに集まってるのかもしれない。

ともかく、そんな東村アキコさんが着物の漫画を出したっていうのでこれは買わなくては、と。
カフェ店員さとりが着物美人に弟子入りするという内容で、正統的な着物にいまいち疎いわたしも勉強になったって知っとけよ!き、着物の世界は奥が深いので…。
東村アキコさんもこの漫画のために勉強&取材をたくさんされたようで、その知識をわたしたちにシェアしてくれるなんてありがたい…。

銀太郎さんとか器の販売を生業にしている着物美人(女性)で、さとりに着物を着せるヨシエ先生(こちらは着物じゃない)、そして着物の知識がないさとり。
次巻も楽しみ。

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KIMONOanne.vol.4

2022-11-17 23:44:00 | 


付録の伊藤若冲の風呂敷(海産物)につられて買ってしまった😏
表紙は渡辺直美。ピカソ打ち掛けらしい。浮世絵や。

わたしが参加にしてるインフルエンサーも続々と登場。
いいね、いいね。





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きなこ『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々』

2022-10-06 21:50:18 | 
Twitterのタイムラインに流れてきたのはいつだったか忘れたけど、何回かわたしの前に現れる文体にくすっとさせられることが多くてフォローした「きなこ」さん。
3児の母。

生まれついての心疾患児のお母さん。
大阪在住。たぶん、北摂地域在住じゃないかな。

一番下の娘ちゃんのあれやこれや(本には書かれていないかど、なかなかなお兄ちゃんのエピソードも)をTwitterを通して見ていてハラハラしたり笑ったり。なんど目を潤ませたことか。

発信してくださっているから、生まれついての病を持つ小さなひとがコロナの手に落ちないように。大阪で感染者が増えないように。いくど祈ったことだろうか。

ともあれそんなきなこさんの初の書籍。

いちばん好きなエピソード。
3度目の手術のあと、エクモも経験し、回復が遅れ、脳になにかあったのではないかと危ぶまれていたこの子がゆっくり回復し、幼稚園に戻ってはじめての遠足。から帰って、お母さんに何度も遠足のことを報告する小さなお話。書籍でも読んでも満たされてまた涙がでた。

 

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「あきない世傳」完結

2022-08-10 23:44:00 | 


とうとう西宮からはじまった時代小説が完結した。
最初のところをマウス肩で通院していた整骨院で読んでた記憶がある。施術してくれたのは素人落語をしてるひとを兄に持つ男性やった。そんなことはどうでもいいが、そのときに次に千葉で「紙屑屋」するから肩がまわるようにと頼んでいたので、まださん歩さんがお元気だった頃。

物語は大坂から江戸に舞台を移し女主人が呉服屋を大きくするのにさまざまな試練を乗り越えていく姿を描く。なんだ涙したことか。
今回の最終巻も…。ネタバレになるから言われへんけど。
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カメントツ『ねこおばあさんぼく』

2022-04-02 23:03:00 | 
Twitterで連載されてたネコちゃんエピソードの紙媒体化。


漫画家の著者のもとに迷い込んできたネコの元の飼い主探し。

見つかったおばあさんは病があるひとり暮らしのおばあさんだった。

著者はおばあさんの飼い方を責めることなく、関係を構築させていく。

Twitterで読んだときも何度も何度も繰り替えて読んだエピソード。とても大事な人への動物への愛情が溢れていて、それでいて単なる道徳的な作品ではなくて。

どうかみんな幸せでありますように。

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山本文緒『アカペラ』

2022-02-11 23:16:00 | 
 
「アカペラ」「ネロリ」「ソリチュード」という作品が収録された短編集。
山本文緒というひとは、人がいい感じを装いながら毒を含んでいる。
小説のはなし。普通に主人公に寄り添いながら読み進めると読み手は「うっ」となったり溜息をついたり。
たぶんこれは一般的なハッピーエンドではない、でも、読後感が悪いのではなく「なにか」を感じさせるし、もしかしらこの人はこの先…などという想像をしてしまいたくなる。とはいえ作品世界で完結はちゃんとしている。


そう思うと『自転しながら公転をする』は、この短編のように途中で終わった作品の先が書かれているように思える。
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竹原芳子『還暦のシンデレラガール』

2022-02-04 23:39:00 | 
入手しました😄どんぐりさんの本!

サンマーク出版は、スピリチュアル系含む自己啓発本を出してるところなので自伝プラス夢を叶える思考について、みたいな内容です。

すごいパワーのひと!と思ってたし、それは読み終わっても変わらないけど、感じてることが似てるところもあって、ああ、こうしてもいいのかと少しほっとしたり。

・自分の大切な時間を、大切なものに使おう

うまく立ち回れないアレコレ、重荷に感じるアレコレ、そうか、これおろしてもいいんか。

これからも応援しますし、わたしもまだ自分を探します。自分に合わなくなった人間関係は今までのことに感謝して、(お互いに)離れていくのは仕方ない!

竹原芳子(どんぐり)
『還暦のシンデレラガール』
サンマーク出版
ISBN978-4-7631-3968-9
1400円+税

竹原芳子(どんぐり)
『還暦のシンデレラガール』
サンマーク出版
ISBN978-4-7631-3968-9
1400円+税




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