最近、
考えすぎているのか、
それほどコーヒーがおいしくないと感じることが続いて、
「もう、コーヒーもやめようか」と本当に考えていたのだが、
昨晩の7時すぎに淹れた一杯が、
あまりにも完璧で、
「こんなコーヒーを飲んだら、とてもじゃないが、やめられないな」
と思った次第。
豆は普通のブレンド。
ローストは、ハイプラス。
ドリップはネル。
飲んだ瞬間に、目をつぶってしまった。
やわらかな苦みに、やさしい天然の甘み。
微かな酸味がそれらの後から追いかけてくるが、
気配だけを感じさせては、すぅっと消えてゆく。
コクも十二分にあり、
それでいて、ロースト臭やいがらっぽさは皆無。
過去に飲んだすべてのコーヒーの中で、
下谷の北山珈琲店の次にうまいと感じた。
私の今日の一杯が、あの北山に大きく負けている点は、
「香り」だ。
もちろんローストも豆も何もかも違うのだが、
総合的に判断すると、
あの香りはさすがに出せなかった。
これは技術不足ではなく、
豆のポテンシャルの問題だろう。だから、
私としては、もう満足以外にない。
などと自画自賛していたら、
ドーン! と尻を突き上げるかのように地震に襲われ、
少し驚いた。
上に、北山の次、などと軽く書いたが、
その差は永遠であることを、とくに書き加えておきたい。
あれは全てをコーヒーの一杯ごとに賭けている。
オレのはほんのヒマつぶし。
それで今日になって、
昨晩の余韻を忘れずに、
同じ豆を同じ淹れ方で飲んでみたら、
これが、まったく69点なのだ。
こうなると受け手のコンディションの問題なんだろうな。
考えすぎているのか、
それほどコーヒーがおいしくないと感じることが続いて、
「もう、コーヒーもやめようか」と本当に考えていたのだが、
昨晩の7時すぎに淹れた一杯が、
あまりにも完璧で、
「こんなコーヒーを飲んだら、とてもじゃないが、やめられないな」
と思った次第。
豆は普通のブレンド。
ローストは、ハイプラス。
ドリップはネル。
飲んだ瞬間に、目をつぶってしまった。
やわらかな苦みに、やさしい天然の甘み。
微かな酸味がそれらの後から追いかけてくるが、
気配だけを感じさせては、すぅっと消えてゆく。
コクも十二分にあり、
それでいて、ロースト臭やいがらっぽさは皆無。
過去に飲んだすべてのコーヒーの中で、
下谷の北山珈琲店の次にうまいと感じた。
私の今日の一杯が、あの北山に大きく負けている点は、
「香り」だ。
もちろんローストも豆も何もかも違うのだが、
総合的に判断すると、
あの香りはさすがに出せなかった。
これは技術不足ではなく、
豆のポテンシャルの問題だろう。だから、
私としては、もう満足以外にない。
などと自画自賛していたら、
ドーン! と尻を突き上げるかのように地震に襲われ、
少し驚いた。
上に、北山の次、などと軽く書いたが、
その差は永遠であることを、とくに書き加えておきたい。
あれは全てをコーヒーの一杯ごとに賭けている。
オレのはほんのヒマつぶし。
それで今日になって、
昨晩の余韻を忘れずに、
同じ豆を同じ淹れ方で飲んでみたら、
これが、まったく69点なのだ。
こうなると受け手のコンディションの問題なんだろうな。