夢の羅列<怪獣中華> だいぶ前に見た夢
夢の中である。
都庁のあの広場のような場所でなんと怪獣が暴れていた。
長年、夢を見て記録を続けているが、怪獣が登場したのは初めてだ。
怪獣は1階と地下の境をまるで砕氷船のように破壊している。
それを上から俯瞰しているのだが、
あまりの暴れように、これは危ないと感じ、避難をすべく車で移動した。
怪獣騒ぎだからか何なのか、幹線道路はぎっしりの渋滞で、まったく動かない。
どうしたものか、と考えあぐねていたら、突然前の車から中年の男とその家族が降りてきて、
男は中華鍋やコンロなどを後部の荷室から出し、道路脇で調理を始めた。
家族もまたこれが手際よく折り畳みの椅子を並べ、テーブルも用意し、
さながらキャンプの夕餉のひと時のようである。
渋滞は1センチも動かず、そのうち料理が何種類か出来上がり、家族はハフホフと食べ始めた。
私はそれをフロントガラス越しに見ているわけで、猛烈に腹が減ってきた。
よし、何かテキトウなことを言って、あそこに混ざろう。なにしろ美味そうだ。
おわり。
夢の中である。
都庁のあの広場のような場所でなんと怪獣が暴れていた。
長年、夢を見て記録を続けているが、怪獣が登場したのは初めてだ。
怪獣は1階と地下の境をまるで砕氷船のように破壊している。
それを上から俯瞰しているのだが、
あまりの暴れように、これは危ないと感じ、避難をすべく車で移動した。
怪獣騒ぎだからか何なのか、幹線道路はぎっしりの渋滞で、まったく動かない。
どうしたものか、と考えあぐねていたら、突然前の車から中年の男とその家族が降りてきて、
男は中華鍋やコンロなどを後部の荷室から出し、道路脇で調理を始めた。
家族もまたこれが手際よく折り畳みの椅子を並べ、テーブルも用意し、
さながらキャンプの夕餉のひと時のようである。
渋滞は1センチも動かず、そのうち料理が何種類か出来上がり、家族はハフホフと食べ始めた。
私はそれをフロントガラス越しに見ているわけで、猛烈に腹が減ってきた。
よし、何かテキトウなことを言って、あそこに混ざろう。なにしろ美味そうだ。
おわり。