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夢の羅列<ダブルネック> 20180413採取

2018-07-31 20:11:34 | Dreams


夢の羅列<ダブルネック> 20180413採取


夢の中で私は、スズキYの部屋にいる。

スズキYが新しいギターを買ったというので見にきたのだ。

ギターはダブルネックのエレキギターで、
しかしダブルネックといっても2本のネックではなく、
通常の倍の幅があるネックの上下半々にスケールの違うフレットが打ち込まれていた。

現実であれば、これを演奏するのは至難の業なのであろうが、
まあそこは夢の中。スズキYは目の前で器用に弾いた。

どうやらこのギターはブルース用に開発されたものであるらしいが、
スズキYはというと「ブルースをやりたいわけでもないしなぁ」と呟くのだった。

それからスズキYはテレビゲームを始めた。

スズキYは古い友人である。

おわり。
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夢の羅列<意識料理> 20180727採取

2018-07-28 16:27:36 | Dreams


夢の羅列<意識料理> 20180727採取


夢の中で買い物に行った。

どこだろう。ここは。

お洒落な街並とはいえないのだが妙に活気があり、
しかし原宿とか代官山とかのように大資本の流入した感じではなく、
どちからといえば、古くからの下町が最近あらためて注目されています、というような、
けっして大きくはないエリアの中で小規模経営者たちが意識を高く持って、
自分たちの街を新たに作り上げようとしている気概と少しの空回りを漂わせていた。

何を買ったのか忘れたが、昼も過ぎて私は何かを食べようと思った。

なんでもいいや。

目の前にあった和食でもなく洋食でもなく、創作料理的な、
やはり小洒落た感じの店に入った。

テーブルに座り、メニューもよく見ず、ランチのようなセットを注文した。

昼は過ぎたが、店内はまだけっこう慌ただしかった。

しばらくして私のセットが運ばれてきた。

ワンプレートというのか、大皿ひとつにまとめて乗っているあれだ。

ところが、その乗り姿を見て私は言葉を失った。

なんというか、主菜と副菜の横にご飯が平たく盛られていて、
なぜかその上に椀が米をむぎゅっと潰すように乗せられているのだ。

やってくれるわ。

これが意識の高さか。

新たなる次元の創作か。

わかりやすく言うと、
たとえば弁当のライスの上に汁物の椀がぎゅっと乗っているような図である。

いや、私はここで行儀とか道徳とか倫理とか、お米に対して失礼とか、
そんなことを言いたいわけではない。

食べにくいだろ。なにしろ。

ヘンなとこ来ちゃったなあ。
知らぬ間に世の中変わってしまったなあ。
などと思っていたら目が覚めた。

おわり。
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夢の羅列<逃亡のガレージS> 20180721採取

2018-07-26 19:32:45 | Dreams
夢の羅列<逃亡のガレージセール> 20180721採取


夢の中で知り合いらしき数人と住宅街のような道路を歩いていると、
そのうちの一人の女が逆方向に信号待ちしていたタクシーの後ろに近づき、
トランクの上に煙草の空き箱を乗せた。

あーあ、そんなことをしたら揉めるぞ。と少し先で立ち止まって見ていたら、
やはりタクシーの運転手が降りてきて女に何か言い始めた。

女は笑いながら我々の方へ逃げてきた。

タクシーは怒りも露にUターンをして追いかけてきた。

笑いながら皆で逃げる。

その後、私は独りになり、
やはり住宅街を歩いていると、誰かの家のガレージが開いていて、
そこでガレージセール、つまり不要品の販売をやっていた。

しかも無人である。主も客も誰もいない。

きっと大方の物は売れてしまったのだろう。

暑いしな。

外からざっと眺めると、いやいや、まだ悪くないものが残っているようだ。

スーツが乱暴に下に落ちている。

こういうのは、ちゃんとハンガーで吊るさないと売れないよ。

私はハンガーを探して、赤茶の、けっこう仕立ての良いスーツを壁に吊るした。

パンツに付いたままのベルトに目がつき、それは長方形の金属製のバックルに
黄色の七宝焼きだろうか、ガラスが嵌め込まれていて、茶色の革も悪くないのだ。

ふーん。

なんか服が多いが、まだタグがついたままの物があり、
それが某有名百貨店のタグなので、この主がもしかするとそこに勤めているのかもしれないな。

だいたい見終わって、まあ欲しい物もないな。
あっても持って帰るのが面倒だな。という程度で、私はもう外に出ようとした時、
出入り口に向かって左側の壁の下の棚の陰にアクセサリーが数点、
隠れるように落ちているのを見つけた。

全部拾ってよく見ると、いやよく見なくても、
どれも手のかかった品であることは、すぐにわかった。

黒く硫化しているが、ほとんどが銀製品で、少量の金をアクセントに使っている。
十点ほどあり、総額でおそらく50万円ほどだろうか。
すべて同じ作家の作品のようで、揃いならもっと高くてもいいだろう。
なにしろこんな無人で販売するような物ではない。

黒さから見て、何かの拍子に棚の陰にまとめて落ちて、
主が気がつかず、そのままになっていたように思えた。
主が来ればすぐに教えられるのだが。

しかし来る様子もない。

しばらく考えた末、そうか、シャッターを閉めてしまえばいいのか。

もう客もいないし、問題ないだろう。

私は拾い上げたアクセサリーをテーブルにきれいに並べ、
外に出て、シャッターを閉めた。

おわり。
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つかこうへい

2018-07-24 20:29:27 | 映画
先日、映画「蒲田行進曲」のことを少し書いたが、
その後、CS放送でつかこうへい原作の映画が続けて放映されていた。
つかこうへいの何かスペシャル的な週だったのかもしれない。

それで「蒲田行進曲」について、
昔に読んだ他のつかこうへい作品からすると、
棘も角ものない仕上がりだったな、と書いたわけだが、
数日前、片手間にCS放送で観た映画「青春かけおち篇」でやっと安心した。

しっかりと観たわけではなかったから正確には書けないが、
主役の風間杜夫が冴えない婿候補で、後ろに姑を乗せて運転をするシーンで、
信号赤で待っている風間にイライラしている姑(杉浦直樹)が後ろから怒鳴る。

「早く行きなさいよ」

「いや、赤ですから」

「あんた男でしょ。男なら赤でも行きなさいよ」

「いや、人がいますから」

「あんた男でしょ。男なら轢きなさいよ」


ああこれこれ。
これが私の知っているつかこうへいだ。と懐かしくて笑った。

どこまでも劇的というか、今考えた造語だが、あの人は劇脳なんだよな。

「なぜ轢かない。男に生まれたならここで平和ボケした通行人を二、三人轢いて、
その後パトカー50台の追跡を振り切って、そしてなぜ国会議事堂へ突っ込まないんだ。
それをやり遂げてこその男の花道じゃないか。そのための今日の史上最高気温じゃないか。
オマエの花道を飾ってやるために地球が気合いを入れてるんじゃないか。
夏をナメるんじゃないっ!!」

というようなセリフを言わせそうな感じが私の知っているつかこうへい。

また少し読んでみようかな。
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森田童子 高さ

2018-07-21 20:32:46 | Diary
先日、森田童子が亡くなったという報を知って、思わず独り声が出た。

声を上げるほど私の身体のどこか、いや心の奥底に、
いつまでも優しくあり続けるというような人はそれほど多くはなく、
今さらながら彼女の遺した声、歌、曲の数々が私の中に、
このラテン好きの、ブルース好きの、シナトラスタイル好きの、
さらに付け足しておくとピンクフロイド好きの私の中にひっそりと、
まるでいつまでも溶けない感傷の飴が一粒置き忘れたままになっているのを深くに感じた。

私がまだ20歳ごろに、友人がカセットテープを「ほれ聴いてみ」と私に貸した。
いや、もう少し前の高校生の時だったかもしれない。もう当時を明確に憶えていない。
カセットテープには森田童子のファーストアルバム「グッドバイ」が録音されていた。

それで私は初めて森田童子を聴いて、正直に書くと何も感じなかった。
当時その頃私は8ビートのロックしか聴かなかったので、心にまったく届かず、
テープもおそらく一回しか、いやA面B面を通して聴いたかも怪しく、だから
私はせっかく貸してくれた彼に、「○○○○○○○に似てるな」などと、
今思えばとんでもない感想を返し、
早熟気味の彼は「ちっ」とたしか舌を打った。
(○は、森田童子の名とここに並べたくないために伏せ字にした。)

きっと私になら価値がわかるだろうとわざわざ貸してくれたのだと思う。

それから10年ほど経ち、私も彼も森田童子にもいろいろあって、
その間にふとあらためて聴き直したカセットテープ(なぜか返していなかった)の
森田童子の声に段々と魅せられ始めて、その当時は金子由香利も聴き始めていたから、
そういった「しっかりした歌」を聴きたいという私の季節だったのかもしれない。

そのすぐ後だったか、突然、あちこちから森田童子の声が聴こえるようになり始めて、
どうやらテレビドラマの主題歌に使われたらしいということがわかり、
私は結局そのドラマを見ることは今に至ってなかったが、その感性が嬉しかった。

そして同じ頃、早熟気味の彼、
私に森田童子やボブ・マーリー、エラ・フィツジェラルドなんかを初めて聴かせてくれた男。
部屋に行けば、小さな音でジョーパスなんかを聴いていた彼はあっけなく死んでしまい、
私の心に月並みだがぼっかりと穴が空いた。

その後、私にとって森田童子の歌は、私の歳が増えるごとにその存在も増し、
もちろん毎日など聴きはしないが、毎日聴けるほど私も強くはないので、
時々、本当に時々、時間を止めてしっかりと聴いたりする。

昔には、こんな日がくるとは思ってもみなかったYoutubeの動画を今観たりしながら読む
森田童子の動画に書き込まれた同世代の、もしくはもっと上の世代の人のコメントの中に、
それは、誰にでもある多感な時期をからくも8ビートで逃げ切った私とは違い、
当時、うっかりと真正面に森田童子を捉えてしまい、
それをどうしても捨てられずに抱えたまま生きてきて、
今の今でも心の芯はまだそこにあることを感じさせるような吐露を見つけ、
私はバカだなあと思いながらもそれに共感してしまう自分の部分もあり、
会うことも話すこともないであろうそんな人たちの後ろ姿を想って、
暗い気持ちになったり、優しい気持ちになったり、また、
もしかすると何もかも手に入れた人が少しだけ若さの記憶に戻ってみて、
感傷の甘さを舐めているのかもしれないと考えてみたりと複雑ではあるが、
しかしその複雑な部分をすべて切って捨てていくと残ることは何かというと、
森田童子の遺した作品の完成度の驚異的な高さだと思う。
その高さにおいて作品は純粋かつ絶対値だといえる。ゆえに、
聴くべきは感傷ではなく、その高さにある。
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Diary 20180719

2018-07-19 21:30:54 | Diary
季節に慣れたせいか、今日になって暑さも和らいできたような気がしていたが、
ニュースによると連日の猛暑は生命の危機を予感させるほどであるらしく、
全国の皆様におかれましては油断なくご自愛いただきたく願っております。

うちの庭の野良猫も、寝そべり方がいつもと違う。なんだかのぺーっとしている。
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w杯決勝 感想

2018-07-16 19:31:04 | Diary
ワールドカップ・ロシア大会もやっと終わったということで、
ここのところの不規則な生活もやっと元に戻るかと安堵している。

昨夜はクロアチアを応援していたが、さすがにフランスの突破力は強く、
組織的にはクロアチアがよかったように素人目には見えたが、
クロアチアにとって不運も続き、最後はさすがに体力も尽きたのか、追いつけなかった。

しかしゴール前で簡単に倒れ込む選手が大会を通して目につき、どうにも見苦しかった。

とは言っても、あれが相当な得点の機会や手段になってしまっているし、
故意なのか、そうでないのか、たとえビデオを見直しても微妙な部分は判定が難しい。

ああいった得点が入ると途端に冷めてしまい、
こんな気持ちは世界中の誰でも同じだと思えるので、
是正はサッカー界の永遠の重要課題だといえる。

試合後の表彰式になってからスタジアムに大雨が降ってきて、
その時を待っていたかのようなシャワーがとても気持ち良さそうに見え、
毎度のことだが、スポーツのよさを僅かにでも味わった。

表彰式にプーチンの姿もあり、なんとなく腫れぼったく見えたが、大丈夫かな。
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蒲田行進曲 感想

2018-07-14 20:49:43 | 映画
映画「蒲田行進曲」を初めて観た。

このたしか傑作と言われている作品を今まで避けていたわけではないが、
なんとなく観る機会も、どうしても観ようという気にもならず、観ることがなかったのだが、
今回ちょうど空いた時間にCS放送でやっていたので、観た。

役者と撮影所が話の中心であることくらいは知っていたし、もちろん、
主役級の3人もわかっていたし、階段落ちがクライマックスであることも、
映画の封切りから30年以上経っているので、
そんな情報はさすがに頭のどこかに紛れ込んでいた。

しかし役どころも筋もまったく知らず、今回観て、はあこんな話だったか、と、
良くもなく悪くもなく、わりと普通の、つかこうへい作品にしてはおとなし目の、
誰が観ても楽しめる感じだなと思った。

といっても、つかこうへい作品に詳しいわけでもなく、
すごく以前に、何冊かを読んだだけなのだが、
あれ、もっと棘や角がある作風じゃなかったかな、という記憶があった。

ヒロイン役の松坂慶子は好きなので、そこはよかった。
なんといってもあの人は声がいい。
だから彼女の歌がけっこう好き。といっても、よく聴くわけでもないが。
あのいつまで経っても上手そうに歌わない姿勢がよい。

松坂慶子というと「愛の水中花」という歌が(昔の人には)よく知られているが、
ああいった夜の匂いがする曲より、
もっと売れない素朴なフォークソングのような曲に彼女の声は合っている気がする。
まあこれは好みの問題なので誰にも押しつけはしないが、
例えば西島三重子の「池上線」など、もちろんこの曲は売れたが、
あんなのをさらっと歌ってくれたらよかったと思う。
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サッカー

2018-07-12 20:31:22 | Diary
暑くてタイトルを考える気にもなれない。

しかしクロアチアでもイングランドでも、どちらでもよかったのだが、
フランス対クロアチアの方が面白い気がするので、これでよかったかもしれない。

今日の早朝のゲームを観ていて、
やはり最後には小国のクロアチアを応援していた。
どうしても日本人特有の判官贔屓というやつか。

これでクロアチアは3試合連続で延長戦をやっていて、疲労もピークであり、
しかも決勝までに休める日数がフランスよりも短く、まさに手負いの感がある。

クロアチアに勝たせたい気がするが、フランスのあの突破力はさすがに脅威的だ。

しかし勢いはクロアチアにあるだろう。

クロアチアといえば赤白のチェック柄がシンボルだが、
たかがあんなものが━━悪く言っているわけではなく━━
あんな単純なつまり市松模様が、彼らが着ているとわけもなく格好いい。
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日本ベルギーセネガル

2018-07-05 19:49:48 | Diary
まあベルギー戦は残念でしたが、日本の選手たちはよくがんばりました。

後半は、ひと時の夢を見せてくれた。

しかし、ベルギーの一点目はあれはいったいなんだったのだろう。

ヘディングで高く上がったボールがゴールの端に吸い込まれるように入った。
川島も目で追っていたのに、途中で取る気を失くしたように見送った。
入れたベルギーの選手もあきらかに微妙な顔、ある種の動揺を隠せないような顔をしていた。
あそこから流れが完全に変わってしまった。
私はサッカーのことをよく知らないから答えが出ないが、
当事者たちにしかわからないことがあるのだろう。

何はともあれ、私がここで言っておきたいことは、
セネガル人の審判たちのフェアなレフェリングに感謝の気持ちがあるということ。

というよりも、謝りたい。

当日の審判がセネガル人になったということで私はそのことを、
FIFAが前日のポルトガル戦での日本の時間つぶしを公式に「問題ない」としながらも、
実は根に持っていて、それならセネガル人に裁いてもらおうか、
とでも言いたげな、さりげない日本へのプレゼントであると十二分に悪く解釈し、
セネガル人が審判ならどうせPKの2本くらいはあるだろう、と予想し、
試合を観るのもやめておこうか、とさえ思ったわけだが、
しかしそれはまったく外れたどころか、最高度のレフェリーだったので、
謝りたい。
もうアフリカすべてに謝りたい。
私の家にアフリカ産のコーヒー豆は本日のところタンザニアとルワンダしかないが、
それを飲む度に、アフリカをじっくりと味わいながら心の中で謝り倒したい。

それからベルギーの選手たちも実にフェアで、負けたが、悔しいという気持ちにならなかった。

このW杯はベルギーを応援したいと思わせるチームだった。

しかし、優勝はフランスかな。
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