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1/27 Diary

2020-01-27 19:06:44 | Diary

1/27

 明日は雨か雪で、しかも寒くて、そして新型ウィルスあり。

一歩も外に出るなということか。

そのへんのことを考えながら一旦寝ます。おやすみなさい。evolucio

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1/26 Diary 図書館

2020-01-26 17:49:02 | Diary

1/26

調べることや、読みたい本があったので図書館へ行った。
本を探していたら、ヘンリーダーガーの本を見つけてしまい、
それを持ってソファへと座り、ページを開いたまま小一時間爆睡した。
よしよし、なんか寝不足であった気がしていたんだよな。

ヘンリーダーガーの絵は何年も前に原宿のラ・フォーレで観たことがあり、
印刷物の簡易さも悪くはないが、やはり紙や絵の具の質感がよくわかる本物の重要さを再確認した。

それからまた本を探していたら、
先日亡くなった漫画家、吾妻ひでおの「逃亡日記」が目に止まり、
半分ほどを読んだらまた眠くなってきて、15分ほど熟睡した。
これで寝不足感は完全に消えた気がした。

━━━━吾妻ひでおはメジャー紙に連載をしていたが、もともと躁鬱の気があり、
しかも重度のアル中であったため、人気に陰りが見えてきた頃、
宅配便を出しに外に出たまま失踪した。

死のうと思い、石神井や小金井近辺を野宿しながら転々とするが死ねず、
しかも金がないため酒が抜けて、
なおかつ弁当やパンをスーパーのゴミ箱などから拾ってしっかりと食べていたため、
案外と健康になり、公園で知り合ったやはりアル中のホームレスから紹介を受けて、
ガスの配管工の職につき、その寮で暮らすようになった。

仕事にも慣れてきた頃、あるきっかけで会社の社内報に偽名でマンガを描くようになり、
もちろん本来はプロであるから、社内からは一目置かれる存在となった。

人にもらった自転車が盗難車で、警官に職質を受けた際にそれが判明し、家族へと連絡された。
交番で、漫画家なら何か画を描いてみろと言われ描いたところ、
深い酒が抜けたことですっかり手の震えも消えていたのと、力仕事の毎日で体力もあり、
その時、実に上手く描け、自分でも「上手く描けるな」と感心したとこのこと。

ガス工事の仕事は、家に連れ戻されてからもしばらくは続けたらしいが、
その後、また酒を飲み始め、アル中度も酷くなり、入院をし、退院をし、
失踪やアル中のことを描いた作品を描き、各方面から賞を受けた。━━━━

(上記、時系列や詳細は正確さを欠きます。お調べください。)


自分の核というか、本当の自分というか、
そういったものは深い思考における自分の奥底にあるのではなく、
まったく反対で実は<外>にあるのだと、
わかり易くいえば、人との関係性の中で本当の自分を見つけるのだと、
そう言ったのはたしかミヒャエル・エンデではなかったかと思うのだが、違うかも。
まあこのことは内か外かと両極端に考えるとこではなく、その中間かな。

図書館で、いわさきちひろの画集を見ていたら、印刷ではなく原画を見たくなり、
そうだ、これからいわさきちひろの美術館へ行こうと思った。
しかし外に出たら寒いからあっさりと止めた。

evolucio

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1/18 Diary Gone with the wind.

2020-01-19 19:37:45 | Diary

1/18

1999年当時、2兆円ほどの有利子債務に喘ぎ瀕死の日産に、資本提携したルノーから超絶に有能でかつまだ地味なカルロスゴーンがやってきて、たった4年後の2003年に日産は借金を完済してしまった。

2008年のリーマンショックも有能ゴーンの手腕でなんとか乗り越え、しかし、

2016年にキャロル現夫人とベルサイユ宮殿で結婚をしたゴーン先生がベルサイユの呪いだか何だか不明であるが突如おかしくなり始め、それからの彼は強引な蓄財にひた走っていくわけだが、そのことを日産の日本人経営陣サイドがいくら頭が鈍くても気がつかないわけもなく、おそらくは経産省の内密な指導により泳がせておいて、ルノーによる日産および三菱の経営統合計画の白紙化、そして資本提携をも解消することを狙ったタイミングでゴーンとケリーを逮捕させたのではないか。

しかし頭が良く決断力に優れ蓄財もあったゴーンは、年越しと正月に浮かれた日本を脱出することに成功した。そして逃亡先のレバノンにおいて浮かれた調子で演説を一席打ったわけだが、一方置いてけぼりのケリーさんの哀れな様子も報道され、我が国民の涙を誘ったとか誘わなかったとか。

ということで、有能カルロスゴーンによって日産は瀕死から復活し今に至るわけである。
そしてゴーンがゴーンした時に飛ぶ鳥あとを濁しまくったおかげでルノーとの経営統合はまずなくなっただろう。しかも日産経営陣の無能さも批判に晒されるようになり、さらに日本の司法の闇も世界の注目を浴び、今後是正される動きもある。そして、ゴーンに易々と逃げられたザルのような出入国管理体制の強化も始まった。これはオリンピックイヤーの今年、激しさが予想される出入国管理への良いクスリになったのではないか。

このように考えると、もたらされたことは良いことばかりで、2兆円の赤字の企業が助かったわけだから、ゴーンが手にした金額が正確にはいくらだか不明だが、多く見積もっても数百億円くらいなら「経費」として割り切ってしまえば安いものではないだろうか。

以下は蛇足になるが、
カルロスゴーンが日本を完全に離脱するまではしばらく楽器の箱の中にいただろうと推測されるが、その時のドキドキ感たるや並大抵ではなかったのではないか。

人にはそういった過度のストレスが数年後に影響してきて、突然死するという可能性がなくもないので、ゴーン先生におかれましてはしばらくはゆっくりとして、あまり調子に乗らない方がよいのではと思う。まあ調子に乗ったほうが面白いが。

あとは日本に残してしまったケリー容疑者のこと。彼は司法取引に乗らず、つまりゴーンを売らなかったわけで、今回の問題すべてにおいて法的に誰が悪いのかなど私は興味がなく、それよりもいわば戦友ともいえる人間をそのまま捨ててしまうことは絶対にカルロスゴーンはしてはならない。間違いなく世界が見ている。国民感情は各国違ったとしても必ず見ている。善人も悪人も見ている。そう思う。

おつかれさまでした。evolucio

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1/17 Diary 「彼へ、そして難」

2020-01-17 22:19:18 | Diary

1/17

近所にネパール人経営のカレー屋があることに最近気がつき、
そういった事情に詳しい知り合いに味などを尋ねたら、
「ナンはうまかったな」とのこと。
それで今日の昼過ぎにその店の前を通ったから入ってみた。

羊のカレーとナンを注文した。
よくあるキャベツの小さなサラダが出てきて、
それをムシャムシャ食べていると、鶏のスープが出てきて、
それをズズーっと飲んでいると、カレーとナンがやってきて、
むしったナンでカレーを掬うようにして食べていたら、
よく喋るネパール人がデカいナンをまた持ってきて、
まあいいだろうと、それも食べていたらネパール人がヒマなのか、
半分くらいは理解できる日本語で話しかけてきて、
相づちを打ちながらナンを完食した途端にコーヒーが出てきて、
飲んでみたらロブスタ種全開の味わい。

「うぅ」と思ったが、3口も飲むとけっこう慣れるもので、
最後まで飲み干して、会計をして店を出た。
誰かから訊かれたらこう答えるだろう。
「ナンはうまかったな」と。

おやすみなさい。evolucio

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1/16 Diary

2020-01-16 22:19:35 | Diary

1/16

丸ノ内線の新宿駅ホームは、ホームドアが設置されたこと以外はおそらく、
40年くらい何も変わっていないのでは、と今日思った。
そして西口の今の「想い出横町」、昔の名は「ションBN横町」辺りも、
よく見てもよく見なくても、やっぱりほとんど変わっていないような。
まあ、変わればいいってもんでもないしね。おやすみなさい。evolucio

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1/12 Diary いらん。

2020-01-12 19:10:29 | Diary

1/12

先日イランで、ソレイマニ司令官がアメリカに爆殺されてから、その葬列に群衆が押し寄せ50人ほどが亡くなったらしい。

その後イラン側は、イラク内米軍施設付近にロケット弾を撃ち込み、アメリカ軍関係者80人を殺害したと発表したが、アメリカによる発表は、まったくの被害ナシであった。

そしてとうとうイランを飛び立ったウクライナ航空旅客機を革命防衛隊が間違って撃ち落とし、176名の乗客が亡くなってしまった。

少し遅かったが、それを認めたロウハニ大統領や革命防衛隊の司令官の人格の高さを私は評価したい。しかし大統領の指揮下にあるイラン正規軍と、イスラム指導者直轄の革命防衛隊という二つの軍隊組織を有するイランという国の複雑さと脆さを、今回の顛末と死ななくてもよかった人の数によって正に露呈してしまった。

何よりも2系統ある軍の統制統率がとれていなく、今後いつクーデターもしくは内戦が起きるかもわからず、ゆえにその脆弱な基盤の上に「核兵器」を持たせていいものか、国際世論はすでに明確な答えを持ったように思える。うっかりミスで世界大戦を引き起こされても困るよという話であるから。

それにしてもトランプ大統領は今回の事案が自分でも予期せぬほどにうまく転がりすぎて、その嬉しさが隠しても隠しても顔に出てしまっているのがよくわかる。イランのデモ隊にツイッターでやさしく呼びかけたりしているが、日本の拉致問題についてもやさしい顔をしながら何もしなかったことを思い返せば、トランプ大統領が稀に見せる妙に真剣そうで優しげな顔を私はどうしたって信用できない。

おそらくトランプとそのブレーンたちは、今回の悲劇ウクライナ機撃墜という、まさかそんなことが起きるとは思わなかった事案発生により、それまでの彼らの計画を大きく変更して、これはうまくやればイランイスラム革命以前までがそうだったように新たな親米政権を樹立できるではないか。そうすればイランの莫大な埋蔵量の石油はオレたちのものだ、と僅かにでも思い始めたのではないだろうか。

しかし、そうなればロシア中国が黙って指を咥えて見ているわけもなく、何かと理由をつけて介入してくる予想は誰にでもつくわけで、そんなことを書いている間にもイランの五輪メダリストが国外へと完全に移住したというニュースが入ってきて、すでにイランは沈みつつある船なのか私にはよくわからないが、イランという国は我が日本と正反対に若者がとても多い国で、ネットを駆使し世界を知っている世代がイスラムの抑圧に耐えきれなくなっているのでは、ということも十分に考えられるが、今回の事案が大きな分岐点になることは間違いなく、それにしても民間機撃墜はイスラムサイドにとっては痛恨のミスでしたね。

私にはイラン人の友人もいて、だいたい皆ほとんど真面目でいい奴ばかりであるし、イラン料理も大変に美味しいし、だからということもないが、イランという国がこれから良い方向へ向かってくれることを祈るばかりであります。おやすみなさい。evolucio

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1/11 Diary

2020-01-11 20:16:24 | Diary

1/11 Saturday

なんと、本日ももう眠いので、とくに更新はありません。
私は寝ます。おやすみなさい。evolucio

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1/9 Diary おとそ

2020-01-09 17:56:55 | Diary

1/9

今日昼間、何人かと雑談中になんとなくお屠蘇の話題になって、そうしたら九州生まれの人が、実家では正月三が日中お屠蘇を毎朝いただく、と発言し、すると他の人も「あれは薬くさいね」などとつけ加えたので、私の頭の中は疑問符???だらけになりそこで詳しく訊いてみると、私のお屠蘇の認識にかなりの不足があったことに気がついた。

私は今日の今日までお屠蘇とは普通の日本酒だと思っていたのだが、それはお神酒のことで、お屠蘇とは検索してもらえばわかるが要するに薬酒のことでありました。一度も飲んだことないね。

神社で巫女さんからいただくのもあれは今思えばお神酒であったわけで、お屠蘇という文字もつまり「屠り蘇る」と読めるわけで、その意味について私の短くはない人生において考えたこともなかった。

とはいえ、私はやっぱり正月も「DB-6」が美味いのでありました。

おつかれさまでした。evolucio

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1/8 Diary

2020-01-08 23:42:11 | Diary

1/8

ゴーンさん、健在にして元気でした。
しかし現在レバノンでゴーンが居住している建物がなんと日産の金で買った物件であるらしい。少なくとも18億円の価値があるとか、ないとか。
日産から追われて、日本から逃げたのに、日産の持ち家に住んでいるという喜劇。
なんで日産が政情不安のレバノンに不動産を買う必要があるのか、もうそこからおかしい、ところが可笑しい。

でも逆に考えると今回の逃亡劇によって日本人の日産における外国人アレルギーが顕著になり、これでルノーとの統合の線はまずなくなったのではないか。
とはいっても、日産の上層部の無能ぶりは目に余るわけだが。ゴーンをいくら悪者にしても、だ。
まあゴーンさんは遅かれ早かれ南米行きだろう。

では、おやすみなさい。evolucio

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1/5 Diary

2020-01-05 19:24:16 | Diary

1/5

イランは報復としてロケット弾を数発、バグダッド内の米軍施設付近へと撃ち込んだらしいが、とくに米軍の被害はなしとのこと。もちろん「ないように」注意深く撃ったのだろう。

ヤクザの抗争の初期にあるように、まずは形だけ。たとえば相手の事務所のドアにピストルで数発の弾を撃ち込んでくるといった「やることはやった」のアピールで、これは同時に本格的な報復行動はしないという顕われではないか。

それに、いくらなんでも兵力が違いすぎるわけで、イラクのフセインがやったように正面から戦ったら、ほとんど一瞬でテヘランを取られてしまうことは明白なので、アメリカを相手にするならベトナムやタリバン、アルカイダ、といったようにゲリラ戦しかない。

とはいっても、アメリカにしてもイランがイラクのように暴政圧政を行っているわけでもないから、イラン国内へ攻め入るなどはよほどのことがない限りそれをしないだろう。

そしてイランという国もけっして一枚岩でもなく、潜在的にはイスラム革命派と故パーレビ・イラン国王派とに分かれていて、国民の全部が全部、今回のことにおいて行け行けドンドンではないし、宗教的にもイスラム以前のゾロアスター教徒、キリスト教徒も実はたくさんいて、イスラム教の指導者をよく思っていないこともあるのではないか。

明日以降、何がどうなっていくのかは不透明ではあるが、しかしこういったことで浮かび上がってくるのは、ほんの小国イスラエルの陰の影響力と、後先考えずに戦略物資を北やイランに横流しして紛争の種を撒いた隣国の愚かさで、もちろん隣の国民は気のいい人たちなのに、従北左派というモンスター勢力に国を乗っ取られてしまっているという現状はかわいそうとしかいいようがない。

話は違うが、ゴーンさんがゴーンしてしまったレバノンは今回の紛争が拡大した場合、そのエリアに含まれる可能性があり、しかもイスラエル高官との親交を暴露されてしまったゴーンさんは、これなら日本の方がましだったと、また楽器の箱に入って日本に戻る計画を立てているらしいが、まあ世界はゴーンさんどころではないので、明日はどうなることか。おやすみなさい。evolucio

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1/4 Diary イズラメリカ

2020-01-04 19:16:12 | Diary


2018年、イスラエルでの晩餐で安倍夫妻に出されたデザート。
容器の靴は鉄製で重く、本来の用途はドアストッパーであるらしい。
敷かれたクロスも畳を模す念の入れよう。
意味としては、いつでも土足で上がってやるぞ、ということか。
通常の個人的接待なら席を立つか、靴をぶん投げるであろう案件。
とはいえ外交はそんなに単純ではないので、座った以上、満面の笑みで食べるのが正解。


1/4

先日「アメリカに追いつめられつつあるイランは、昔の開戦前夜の日本に似ている」とここに書いたが、昨日のイラク国内におけるアメリカによるイラン人司令官空爆殺害という誰も予想していなかった事態に驚いたと同時に今後の成り行きが大変に心配される。

なぜこうなったかと考えると、
・中国、北朝鮮に対してのアピール。
・中東の原油の値段を上げて、アメリカのシェールガスを輸出したい。
・トランプが自身の身の危うさをごまかすため。
・アメリカの兵器が余っている。もしくは世代交代のため一掃したい。
・イランの核兵器が完成間近である。その破壊をイスラエルに催促された。
などが挙げられるが、
私としてはイランの核兵器の問題であると思っている。

そうするとこれは日韓のフッ化水素問題と根底が同じで、
・韓国が石油をイランから輸入するためにフッ化水素などを横流しし、イランはそれを核兵器開発に使った。
・しかしそれを察知したイスラエルが安倍首相をイスラエルに呼んで、ディナーの最後に「畳の上の鉄の靴」というデザートを出し警告をした。
・安倍さんはその脅しをイスラエルおよびアメリカの後ろ盾であると前向きに捉えこの度の日韓関係悪化(正常化ともいう)に突き進んだ。
・フッ化水素が入らなくなったイランは韓国に溜まったツケ(7兆ウォン)を払えと催促するが、韓国にはもう外貨がない。
・金がない韓国は禁断のチャイナマネーに頼るしか道はないが、それを選ぶとアメリカ軍は撤退するから、イコール北の南進が始まるわけで、要するにもう詰んでいる。

という流れの現時点でイランの核兵器が完成する前に叩いておこうとアメリカ・イスラエルが考えてもおかしくはない。がしかし、そうなると戦場はまたイラクになるだろうし、そしてもし小競り合いではなく、イラン対イラク領土内アメリカ軍の全面戦争ということになったら、これはもうシリア、トルコ、クルド、そしてイスラム国残党などが参戦してきて、第三次的な展開になりうるので、世界経済は急降下である。

年末年始と値を上げていたアメリカ市場だが、週明けは大変なことになりそうだ。それに株価が上がったということは売るよりも買いが優勢だったということだが、しかし売る奴はいたので、それは誰なのか。年始に予想外のことが起きるインサイダーを知っていたのでないか、など疑問は尽きないが、なにしろ明確に言えることは、金銀はまたさらに値上がりであります。ガソリンと灯油もね。おやすみなさい。evolucio

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1/3 更新アリマセン

2020-01-03 23:06:00 | Diary

1/3 本日も更新アリマセン。

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2020.元旦<運の塊>

2020-01-01 14:31:11 | Dreams


(まるで鱗面のようですが、寿のタガネ散らしでございます。)

2020.1.1 大晦日の昼寝に見た夢の話

腹が減ったから何か食べようと中華料理屋へ入った。
40才くらいの中国人らしき細身の男が厨房にいて、おそらくその男の母親なのだろう年配の女性が料理を運んだりレジを打ったりしていた。

私は椅子に座り、まあ大晦日だから少し飲んでもいいかなと肴にもなりそうな料理を3品注文し、誰もがそうするように店内を見渡した。

掃除は行き届いていない。あちこちに生活の匂いがする。つまりこの店は彼らの仕事場であり生活の場でもあるわけだが、まあそんなことはどうでもいいいさ。腹を壊さない程度の料理が出てくれば。

私は鷹揚に構え、まだ何も料理のないテーブルの上の醤油の瓶などを見ていた。すると突然テーブルに皿が乱暴に置かれた。動いている。何かが。皿の上で。エビか。

すぐに振り返り、ひと仕事を終えて定位置に戻る割烹着の後ろ姿に声をかけようかと思ったが、その「私はなんにも答えませんよ」という鉄壁の守りが如実に顕われた背中を見たら少しばかり気圧されて、ほんの一瞬だけ息を呑み、いやしかしここで負けるわけにはいかないと奥の厨房に届くくらいの声を私は発した。

「ちょっと、このエビ、オレは頼んでないぞ」
文字にするとマヌケであるが、私は確かにそう言った。
そう言いながら無意識に皿を返そうと思ったのか自然と手が皿に伸びて、がしかしまだ動いているエビに躊躇し、私の手は皿の手前の空中で中途半端に止まった。

「まだ食べちゃダメ!」

声が飛んできた。割烹着の声である。手を伸ばした私がエビを食べると思ったのだろう。要するに紹興酒に漬けたエビがもっとぐったりとして味も染みるまで待ちなさい、ということらしい。が、いやいや、まず頼んでもないし、食べる気もないし、第一この酔っぱらいエビとかいう料理は生で食べるものじゃないだろう。煮ようが焼こうが今まで食べたことはないが。だって私はエビをそんなに好きじゃないから。

だからエビの料理の番外地にありそうなこんなメニューを金輪際頼まないわけだよ。たとえ夢の中であっても。

男が厨房から出てきて母親と話をぼそぼそと始めた。そして男が私のテーブルへ来て、あなたはメニューの写真を指差して注文をしたが、その写真がエビだったと母は言っている、とわりと穏やかに主張してきた。

いいや違う。オレが指を指して注文したのはこれだ、とメニューを開いてその写真を探した。のだが、あれ、写真がない。これは違う。これも違う。おかしいな。いやおかしいな。
私はメニューを初めから捲り、注文した写真を探した。

男は私の横に立ったまま、どうやらもう勝ったかのようにふふふと笑っている様子。

どうしても写真が見つからない。すっかり術中に嵌ったか。もう鷹揚さも空腹感も失せてしまって、これ以上ここにいると私は何かやらかしそうなので、面倒だから金を払って出ようと決めた。で、いくらだ?

「3750円デス」

また微妙な値段を言ってきたな。安くはないが高くもない。
「3000円にしとけよ」イライラして言動も尖ってきた。
「ハイ、ジャ3000円デス」素直に負けるとこもイライラする。

支払って店を出ようとすると靴がない。
あれ、そういえばここで靴を脱いだのか。よく憶えていないが、まあそういうことなのだろう。振り返ると店主の男がニコニコしている。

「靴ハ外ニアリマスデス」

そうはいっても外で脱いでここまで来たのか。そして帰りは外まで裸足で行くのか。
疑問はいくらでも湧いたが、しかしもうこいつらに関わっているのがすっかりイヤになっていたから私は裸足で外に出た。

靴、靴、靴、オレの靴。おっと、まさかアレか。

突き刺さっているのだった。私の靴が。どこに。何かのデカい塊に。何の? どう見てもあれは“運固”だ。象の運固だ。象のだとなぜわかる。回りが象の足跡だらけだからだ。つまり切り株くらいのデカい運固に私の靴が45度の角度で見事に突き刺さっているのだった。

この運がたっぷりついた靴を履いて帰るか裸足で帰るか、それが問題だ。

迎春

皆様、素晴らしい一年をお過ごしください。E V O L U C I O 手島

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