EVOLUCIO WORKS INFO

EVOLUCIO WORKS INFORMATION

ほんの更新

2016-01-31 18:22:58 | Diary
昨晩はサッカーを観ていて、
更新するとも、しないとも、書けなかった。

あの浅野という選手、
難しいコースをよく打ち込んだよね。

さて、
これからちょっとコーヒー豆を買ってこようかと思っている。

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留守電

2016-01-29 23:22:53 | INFORMATION
更新することは、とくにないんだけど、
オレの携帯の留守電に「用事があるだからすぐに電話しれっ」とか、
入れるのヤメテね。どっかの知らないおばーちゃん。
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冬の情景

2016-01-28 19:56:08 | Diary
道を歩いていたら、

大きな寺の横道につづく墓地の壁から
ちょいちょいのぞく卒塔婆を見ながら
歩いていたら、

口笛が聞こえてきた。

前から歩いてくるのは女性だった。

ジロジロは見ないのだけれど、
ほんの気配を察する程度に見たら、
25から35歳くらいだろうか。

最近、人の年齢がよくわからない。

グレーの地味なコートの地味な彼女は、
口笛を吹き吹きやってきた。

私にしても冬の枯れ葉のごとくにヨレきって、
気配がないというより、存在すらも薄くなっていたのか、
彼女にしてみたら路傍の地蔵くらいにしか感じなかったのだろう、
すれ違うときにもそのノリノリのメロディを一旦停止しなかった。

トロイカ。

冬らしくていいね。

それにしても口笛の女性も珍しいが、
トロイカとはなかなか通だな。

私は賛美歌も好きだが、
スラブ、ロシア民謡も同じくらいに好きだから、
すれ違いざまにとても嬉しいものがあった。

実は私も口笛は得意なので、
一瞬ハモろうかとも思ったが、
地蔵の口笛では驚かすだけなので、やめた。

しかし彼女とすれ違って少ししたら自然と
私もトロイカを吹いていた。
伝染ったか。

もしかするとあの地味な彼女も、
どこかでトロイカに罹ってきたのではないか。

♩雪の白樺並木
 夕日が映える
 走れトロイカ
 ほがらかに
 鈴の音高く

シンプルで格調高く、いい詞だ。
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コミック

2016-01-26 19:58:57 | Diary
コミック雑誌を、
今はぜんぜん読まないのだが、
たまにコンビニの棚で表紙を見かけて
「あずみ」まだ生きてるのか、とか、
「ゴルゴ」まだ引退してないのか、などと思ったりする。

それで今日、私の記憶では課長だった島耕作が
すでに会長になっていることに気がつき、
つい、手にとりページをめくってみた。

容貌は老いたが、
相変わらずすっきりとしてる。
たしかに会長職をやっているようだ。
「自動運転の車を開発する」などと発言していた。

しばらく読んで私はもうひとつ重大なことに気がついた。

コミックって、句読点がないんだね。

今まで考えたこともなかったが、
今日はひどく違和感があった。

しかし、
会長から退いたら彼はその後どうするのだろうか。

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コーヒーラビリンス

2016-01-20 23:07:51 | Diary
以前にも少し書いたが、
日常、コーヒーを飲もうとした時に、
まずはどの豆を飲むかで迷う。

冷凍庫には、
常時だいたい5,6種の豆が合計2kgほど保存してあり、
産地やブレンド、ローストなど、
自分が飲みたいコーヒーはどれかを考える。

そして、
ようやく選んだ豆をさてどのように挽き、
ネルのフィルターで淹れようか、紙で淹れようか、
何度の湯で淹れるか、蒸らしは何分か、
新発想の方法を試そうか、やっぱり普通に淹れようか、
さっと早く淹れるか、ゆっくりじっくり淹れようか、
コクを重視かキレを重視か、それとも軽さに救いを求めるか。

考えに考えた挙げ句、すっかりと疲れきってしまい、
そんな時に飲む濃い目のマテ茶がいいねと私が言ったから、
今日は私のマテ茶記念日。
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夢の羅列<喪失のデザイン>

2016-01-16 19:31:54 | Dreams
夢の羅列<喪失のデザイン>


夢の中で、
私は誰かと話をしていたが、
「それじゃまた」とその誰かに告げて自転車を漕ぎ出した。

坂の上だったらしく、
漕ぎ出した地点から長い下り坂が続いた。

大きい弧状に左へと曲がってゆく下り坂で、
下まではおそらく300メートルか、もっとあるかもしれなかった。

坂はそれ自体が商店街で、
坂の上から下まで屋根のあるアーケードになっていた。

私はふんふん♪と気分よく下っていた。すると、
左の壁に「意識喪失に注意」と張り紙が流れて見えた。

気に留めることもなく私は下り続けた。

50メートルほど前方に一人、
そのもう少し前にまた一人と、
やはり私と同じく自転車で下っている人が見えた。

風が気持ちいい。
両側の店はすべて閉まっていた。
深夜か、それとも早朝なのか。

この坂を下りきると、きっと駅前に出るのだろうか。

そんなことを考えながら「しゅーっ」と下っていると、
一番先頭の自転車が右にガッシャーンと倒れた。
「あれ」と見ているうちに、
その後ろの自転車もステーンと転がった。
「えっ?」と私は前方に注意し、ブレーキをかけ始めた。

と同時に世界がスローモーションのように感じ始めた。

足の感覚が失せていく。

「おいおいおいおい」と自分の中でアラートが鳴り響いた。
平衡感覚が消え、視界が揺れた。
商店街が真横に見えた。

車道上で私と自転車は派手に倒れ、数メートル滑って止まった。

もうその時は意識を失いかけて、足は動かず、心臓が爆発寸前だった。

テロだと思った。
毒性のガスだと思った。
おそらくガスが坂の下に滞留していて、
ある地点まで下ったからガスを吸い込むことになったのだろう。

とにかく助けを呼ぼうと思った。
しかしこんな時には何と呼べばいいのか。

「助けてくれ」とは
この期に及んでも言いたくなかった。
一瞬考えて、
いや口をついて出たのか。とにかく
「おーい、おーい、」と私は力を振り絞って叫んだ。
しかし店はすべて閉まっていたし、
人の姿も見なかったし、
唯一、下に見えた自転車の人もおそらくもう意識はないだろうし、

これで死ぬのかと思ったが、恐れはなかった。
しかし車道で倒れているのは生存の可能性的に最低限まずいと、
手の力だけで這い、私は歩道を目指した。

なんとか50センチほど移動した場所がちょうど
上り車道の左タイヤの轍のあたりで、
「ここは一番轢かれるよ」と強く思い、
私は気絶寸前だったが、残った力と意識を振り絞って、
石の灯籠風の歩道ガードというか車止めの脇を這い抜けて、
石畳の歩道上でようやく気を失った。

夢の中で気絶することは初めてだったが、
本当に気を失うという感覚がはっきりとあり、
私はしばらくの間、意識がなかった。

人に囲まれている雰囲気になんとなく目が覚め、
私はようやく上体を起こした。

10人ほどの人に私は囲まれていた。
私は歩道に座り込んでいた。
まだ十分に朦朧としていた。

学者風の男が私の前に出てきて、
私が助かったこと、
テロやガスではなかったこと、
などをまず説明し、それから、
スケッチブックのような大きなノートを出し、
どうして意識を失い転倒したかを、
ノートに描かれた図を見せながら私に説明した。

<それ>を見ると、または目にしてしまうと、
その後、意識を喪失してしまう種類の図形や絵があり、
あなたや、前で転倒した二人は、
この下りのどこかでそれを見たのだろう。
と言いながら男はノートの一枚目を私に見せた。

円や四角、放物線、放射線などの線画で、
けっして複雑ではなく、芸術的でもなかった。

さらにもう一枚をめくって見せた。
それは青いクッキーモンスターのようなキャラクターの絵で、
見るからに子供向けのものだった。

最初の図形とはまったく種類の違う絵柄なので、
私の思考は少し混乱した。

そして、
これでは子供に見せられないではないか、と、
憤慨した。

そしてまたそれらを見つめたたものだから、
やっぱり意識が遠くなってきた。

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夢の羅列<うどん遊戯>

2016-01-13 20:22:14 | Dreams
夢の中のうどん屋で、
うどん一杯の質と対価、および店の対応に
どうにもこうにも我慢がならず、私が説明を求めると、
店主の合図で裏から悪そうな男たちが5,6人出てきて、
よせばいいのに生きるか死ぬかという瀬戸際までいくのだが、
始終、私は「うどんが原因で死ぬのはいやだな」と思っていた。
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ICON ZIPPO : 王国の鍵 (hand engraving craft)

2016-01-11 16:32:56 | Zippo


画像は、
前回にアップした「王国の鍵」の文字の裏面で、
今年はこのような一点ものを多く作りたいと思っているが、
さあどうでしょう。

※画像のZIPPOはもうありません。



……キリスト教にまつわる話でとく好きなのは、

毎年、
クリスマスの時期にパレスチナのベツレヘムにある
イエス・キリストが生まれた場所とされる「聖誕教会」でミサが行われるが、
この教会は、
ローマカトリック教会、ギリシャ正教会、アルメニア教会が共同管理している。

やはり毎年、ミサの後に司祭たちの手により大掃除が行われるが、
2007年はいつもとは違った恒例行事となった。

ギリシャ正教会とアルメニア教会が、
掃除に使う脚立の置き場所で揉め事になり、
双方で80人ほどの司祭たちが、
「イエス・キリストの生まれた聖なる場所」で、
司祭服姿のまま、
ほうきを振り回し、乱闘になった、という心温まる話だ。
イエスもきっと2000年ぶりに復活しようと思ったのではないだろうか。

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ICON ZIPPO : 王国の鍵 (hand engraving craft)

2016-01-09 16:15:56 | Zippo


わたしは、
あなたに天の国の鍵を授ける。

あなたが地上でつなぐことは、
天上でもつながれる。

あなたが地上で解くことは、
天上でも解かれる。

それからイエスは、
自分がメシアであることを
誰にも話さないようにと、
弟子たちに命じられた。

(特別制作)

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ICON ZIPPO : THE END (Hand engraving craft)

2016-01-07 19:00:02 | Zippo


これが終わりだ
麗しい友よ。
これが世界が終わってゆく姿だ。
ドンともいわずに
すすり泣きひとつで。
始まりの中に
私の終わりがあり、
終わりの中に
私の始まりがある。

upper 2 lines : Jim Morrison
under 7 lines : T.S.Eliot
(横および裏面に英語手彫り。販売済)
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夢の羅列<座布団>

2016-01-05 22:36:51 | Dreams
夢の羅列<座布団>

つづき。

小さな老婆は何も言わなかった。
ただ私の顔を見ただけですべてを悟ったように
「上がれ」と手招きをした。

私は靴を脱ぎ、その靴を持って老婆の後についていった。

入り組んだ廊下を進んだ。
いったん外に出た。
スノコが2メートルほど続き、また建物の中に入った。

「別館というよりも建て増しか」
また薄暗い廊下を何度も曲がった。
すでに方向感覚は失われていた。

やっと老婆が止まり、引き戸を開けた。
2畳ほどの小さな部屋が開いた戸の中に見えた。
ここに入れと老婆は私を促した。

隠れていろ、という意味だろうか。
私は不安だったが、
ここ以外には外へ出るしかなく、他に選択肢はなかった。

戸が閉まった。
足音もなく老婆は去った。

狭いうえに天井も低い部屋だった。
私は立ったままだったが、
頭が天井につきそうで、首を屈めていた。

畳敷きで文机があった。
その前に座布団があった。
ぺしゃんこで色の冴えない円い座布団はひどく年代を感じさせた。
その平に潰れた具合が
まるでついさっきまで誰かが座っていたかのようだった。

きっとそうに違いない。
部屋も変に生暖かい。
私と入れ違いに誰かがここを出て行ったのではないか。

私は少し目眩がするようだった。
あの座布団に座ってしまったらきっとこれから何年も
ここから出られないような気がして、
私は部屋でいつまでも立ち尽くしていた。

おわり。

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夢の羅列<夜の町にて>

2016-01-03 19:12:11 | Dreams
つづき。

リフトを降り、
小さな駅のような建物から外に出たら、
そこはすっかりと夜で、町のような佇まいだった。

一緒だった乗客たちはどこに行ったのだろう。
あの転げ落ちた女性はどうしただろう。
私はそんなことを考えながら夜を歩いた。

「追われている」
いや、逃げている、が正しいのか。
私は何かの犯罪で警察に追われていることを思い出した。

町には誰の姿も見えなかったが、
それだけに危険な気がした。
あの角を曲がったところに警察が待ち構えている気がした。

通り沿いの古い木造の建物に私は飛び込んだ。
店か。
誰もいない。

「なんだ、これは」

ほんの6坪ほどのカビ臭い店内には
引き出し式の棚がいくつも置かれているのだが、
古すぎるのか腐ったのか、
棚の左右どちらか片方が溶けたように縮んで
どの棚もひどく斜めになっていた。しかし、
その斜めになった棚の上にまた斜めになった隣の棚が
なぜかうまく、まるで名人が石を積んだかのように
ピッタリと合わさり、店内全体にパズルのように並んでいた。

「いくら古くてもこんなことにはならないよなぁ」

はっきりと木目が見えた。
溶けたように見えた側は、よく見ると圧縮されているようだった。

私は何かおかしいと感じながら振り向いた。

そこに老人が立っていた。

つづく。
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