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夢の羅列<ポルシェ温泉> 20170730

2017-07-30 15:39:12 | Dreams
夢の羅列<ポルシェ温泉> 20170730


寝ている間に見ている夢の中でやはり寝ていると友人がやってきて、
金が必要だから車を買ってくれと言う。

月明かりの外に出てみるとダークカラーで古い型のポルシェ911が停まっていた。

「いくら」

「40……。」

私は友人の顔を見つめた。
こいつはデカい仕事もするが、デカい借金もする男なのだ。
表情からは緊張が読み取れた。
しかも寝ていないな。疲れが全身に滲み出ている。

まあいいだろう。
40万ならおそらく損はないだろう。
私は彼に金を渡し、ベッドに戻った。

朝になった。

そういえば昨夜、あいつポルシェを置いていったな。夢だったかな。
ドアを開けるとダークネイビーのポルシェが昨日のまま置いてあった。

「ふーん」

「ポルシェか」

などと独り言をつぶやきながら、車の周りを回ってみると、
後ろが変型していた。
いや変型どころではない。事故って、そのまま来ました、みたいなことになっていた。

「やられた」

昨夜、相手の顔は見たが、車の後は見ずに金を払ってしまった。しかし、
この状態を見たら買わなかっただろうから、まあよかったのかもしれない。

それにしてもまいったな。

肝心なエンジンがかかるか、車に乗ってキーを回してみた。すると、
案外と元気な音がして、私はバックで公道に出て走り出した。

おお、これなら悪くないかもしれない。
今は程度のいい古い911がけっこうな高値になっているから、
直せば150くらいにはなるんじゃないか。ならねーか。まあいいや。

とその時、温泉の看板が目に入り、朝食がてらとバーキングへ車を入れた。

たまには朝から温泉もいいだろう。しかしこれじゃあ小原庄助さんだな。
オレもホント古いな。

つづく。

夢の羅列<夜桜ファイトクラブ> 20170723

2017-07-26 19:39:56 | Dreams
夢の羅列<夜桜ファイトクラブ> 20170723


今夜、団地の敷地でファイトクラブのような荒っぽいイベントがあるという。
しかも、
私も出場するというだ。

私はアメックスの旅行代理店業務をしているのだが、その仕事用のカバンを開けたら
真っ黒なリボルバーのピストルが出てきた。

よし、予定の時間より少しだけ遅れてイベント会場に行って、
いきなり相手の出場者を全員撃ってやろう。

なにしろ寝る前に「映画・座頭市」を観たばかりなので、血に飢えているのだ。

窓の外が暗くなって私は身支度を整え、腹にリボルバーを差し込み、夜道を歩いた。

葉の桜並木が見え、目指す団地はもうすぐだ。

相手も観客もきっと驚くだろう。
のっけから「パーン、パーン、パーン」だからな。

昔、ロスで射撃の訓練をしておいたのがここで役に立つってものだ。

しかし、本当なら仕込み杖からの居合い抜きで一気に片をつけたいところ。

座頭市のクライマックスなら当然そうなるわけだが、まあ仕方がない。
刀なんか持ったこともないし。

しかし、しかしが重なるがしかし「座頭市」はいいな。
シリーズを通して観ると飽きるが、とくに初期の作品はいい。
襤褸の姿で野っ原にただ風に吹かれているだけで、あれは絵になる。
あのへっぴり腰で歩く姿のかっこよさといったら。

お、そんなことを考えていたら、もう団地だ。

あっ、警官がいるじゃないか。3人か。さすがに警戒中だな。

まずい、まずい、まずい。
銃刀法違反は刑が重い。たしか執行猶予はつかないんじゃないか。
弾が入っているから、実刑で3年は食らうだろう。

まずい、まずい、まずい。

えーい、草むらに捨てちゃえ。ガササ。

おわり。(すべては夢の中の設定)

夢の羅列<女になったフジイ> 20170716

2017-07-18 20:48:19 | Dreams
夢の羅列<女になったフジイ> 20170716


店番をしていると男がやってきた。

どこかフジイに似ているな。

フジイとは、昔の知り合いだが、とてもいいやつである。

やってきたフジイ似の男は、フジイ本人のように全体的にもっさりとして、
短髪ではなく長髪でもなく、眉毛が濃くて、
縁の黒いメガネをかけて、何色ともいえないポロシャツを着て、
商品と札束を一緒に私に手渡した。

うちの商品をこの札束で買う、ということなのだろう。ところが、

その札がどれも年代物のようで、皆サイズがバラバラでやけに大きく、
画用紙に印刷をしたかのようにゴワゴワで、壱十圓とかの額面なのだが、
その子供の落書きを束にしたような札束の価値を私はまったくわからなかった。

「責任者がいないので、これで支払いはムリだね」

私がそう言うと、フジイは少し困った顔をして、何かボソボソと呟いた。

あ、買い物は普通に支払って、この札束は骨董扱いで買い取って欲しい、ということか。

いや、しかしいくらで買っていいかまったくわからないからこれもやはり無理かな。

「えっ、250円でいいって?」

うーん、この札束を250円ね。あんまり価値がなさそうに見えるけど、
まあ250円ならオレが払っておけばいいから、さてどうするか。

するとフジイは外に飛び出して、道に何台か停まった車の先まで走ってゆき、
コンクリートの塀の下に設置された棚の扉を開けて、何かを手に取り、店に帰ってきた。

ところがフジイはなぜか<天パー黒髪ロング>の女に変わっていて、
息を切らせながら私に、250円分はこのサラダ油で下さい、と言った。

フジイが女に変わってしまっても、まあ夢の中のことなので私も驚かず、
「いやー残念。それは隣の工場の備品だから、うちのじゃないんだよ」と断った。

女は少し悲しそうにサラダ油を戻しに外に出て、また違う扉を開けた。

「おーい、そっちは全部工場の備品置き場だから、扉を開けるんじゃないよ」

そう声をかけながら私は狭い店の入り口にいて、
20メートルほど先であちこちを開けるフジイ似の男だった女を見ている。

おわり。

夢の羅列<チョイスとマリー> 20170711

2017-07-15 23:55:23 | Dreams


夢の羅列<チョイスとマリー> 20170711


夢の中で、
私はバイクに乗ってツーリングへと出かけた。

その帰り道の最後に、日帰り温泉のような施設へ皆で寄った。

屋上に露天風呂があると聞いて、私たちはエレベーターに乗った。

屋上に着くと、広い露天風呂があり、さらに屋外カウンターバーまでがあった。

カウンターバーはプール際にあり、そこだけがハワイの野外にでもありそうな
木の屋根があるウッディな感じで、落ち着けそうな雰囲気だった。

カウンターには女性スタッフが2人いて、よく見ると飯島愛と女優の鈴木京香であった。

私が何かのために持っていた安いビスケット、チョイスとマリーの二箱を
彼女らにあげると、飯島愛が礼を言って微笑んだ。

おわり

夢の羅列<モンサンミッシェル> 20170711

2017-07-11 19:28:21 | Dreams


夢の羅列<モンサンミッシェル> 20170711


夢の中で、
私はどこかのスナックかバーのような場所にいた。

誰かの土産だとマスターが箱を持ってきて私たちの前で開けた。

中からは背の低い、しかし腰がやけに張り出した透明なボトルが現れ、
ラベルは「Mont-Saint-Michel」と読めた。

よく冷えているようだ。

無色透明の色から推測すると、
白桃などとホワイトブランデーか何かのリキュールではないだろうか。

私の前の氷の入ったグラスにマスターが注いだ。

12度か。リキュールにしては低めだな。

おわり。

夢の羅列<残像の庭園> 20170706

2017-07-08 20:35:55 | Dreams
夢の羅列<残像の庭園> 20170706


夢の中で、
最近よく訪ねることがある会社のビルに入ると、
顔見知りの女性スタッフがやってきて、
担当者を呼ぶのでここで少しお待ちください、と言った。

私は言葉通りに待っていたが、手持ち無沙汰もあり、あちこちを眺めていると、
この地下の受付フロントがずいぶんと奥に広いような気がして、興味が湧き、
受付が見える範囲で奥へと移動してみた。

きれいな受付から少し奥へ来てみると、なんだこれは、
廃墟になった体育館のようなホコリだらけの広い場所があり、
割れた窓から陽が斜めに入って、何十年もそのままに放って置かれたらしき
マットやら黒板やら跳び箱やらが永く眠っているかのように目についた。

きれいな受付はちょうどうまくこの廃墟を隠すようにパーテーションで区切られていて、
しかしずいぶんと広いな。私は待っていることも忘れて、さらに奥へと進んでしまった。

ドアがあり、開けると次の大きな部屋があり、なんと川が流れていた。

浅く思えたので、私は躊躇せず川に入り、さらに奥へ行こうとした。

川といっても人口的なもので、例えば地下の取水施設に迷い込んだような感じで、
もちろん水はきれいであり、周りはコンクリばかりで、他には何もなかった。

川に入ったまま歩いて進むと、今度は建物から出てしまい、
とうとう大きな庭園に辿り着いた。

なんだここは。

庭園は手入れが行き届いているとは言い難かったが、
荒れ果てているということでもなく、きれいなのだが、なぜか薄ら寂しい感じがあり、
なんとなく病院の庭のような印象を受けた。

広くて、緑が豊かで、小川があり、花があり、ベンチやオブジェや木陰があるのだが、
子供の姿が一切ない、という世界。

まあ実際は病院にも子供はいるのだろうが、なんだろう、ここは生気に欠けるというか、
死んだ人の残像の庭園といえば言い過ぎか、とにかく楽しい感じのない庭であった。

ここで私は気がついた。

それにしてもあのビルの中がなぜこんなに広いのだろう。

私はビル周辺をよく知っている。

ビルの隣にまたビルがありそして公園もあるが、ここではないし、川もないはずだ。

そして決定的なのは、私の訪れた受付は地下なのだ。

私は地下から上下には移動していないから、地下のまま外に出たわけだが、
地下がこんなに広いはずはないし、それに外に出たことの整合性がとれない。

しかも川を下ったわけで、するとやはり外に出るということは奇妙だった。
訪れた会社のビルはまったく高低差のない場所にあるのだし。

用事をすっかり忘れて考えながら歩いていると、目の前に高い鉄の柵が見えた。

柵は庭園全周を隔離している様子で、柵の際に立ち<外>を覗いてみると、
「あっ」
私がよく知っている町並みがそこにあった。

それは私が生まれ育ったあたりで、今現在住むところとそれほど遠くもないのだが、
もう何年も、いやもっともっと、子供の時以来そこには行った記憶がない場所で、
なんの変哲もない道が狭い住宅街の一角で、しかし私にはすぐにわかった。

あの場所にこんな庭園が隣接などしていないはずなのだが。

足元の伸びた草が私に踏まれて音をたてた。

子供の頃に遊んだ路地が、錆びた西洋風の装飾のある高い鉄柵のすぐ向こうに見えている。

おわり。

夢の羅列<夜の更新> 20170702

2017-07-04 19:40:38 | Dreams
夢の羅列<夜の更新> 20170702


夢の中。
どこかへ行かなければならなくて、私はバイクに跨がった。

免許関係の用事だったか。たぶん更新か。
しかし夜間に行政はやっていないと思うのだが、
まあ、夢の中に秩序はないので仕方がない。行くか。

カワサキのけっこう大きい、しかし古いバイクで雨の国道を走った。

とはいっても、そんなに遠くへ行くわけでもないのだ。
せいぜい西へ15キロほど。
 
そんな私のすぐ前をやはりバイクが走っていた。

ホンダか何かの125ccくらいの軽快な感じのバイクで、
乗っているのは暗い雨具姿の男のようだった。
全身どこも印象に残るという箇所がまったくない雰囲気ではあるが、
小雨の中をキビキビと走る後ろ姿はなかなかのものであった。

私は濡れた路面で滑らないかとヒヤヒヤしながら走っていたが、
前の男が滑りそうな場所では片足をついてモタードのように走っているのを見て、
そうか、ああやって走ればいいのか、と学習し、
ステップから足を外してみたものの、なんか、かえって危ない気がした。

こっちのバイクは重量が倍くらいあるからな。

夜道を危なっかしく走っていくと、カッパ125はすっかり見えなくなってしまい、
私は少し寂しい気持ちになったが、まあ仕方がない。
この先、あと10キロは走らなければならない。
と思った矢先にブレーキのワイヤーがブツっと切れた。右手フロントである。

「おいおい。自転車じゃないんだから簡単に切れてもらっては困るんだよ」

歩道橋が見えたから、その下に停止し、少し考えた。

行くか。戻るか。

雨も強くなってきた。
夜はまだ長い。

終わり。





夢の羅列<鳩というか、犬> 20170621

2017-07-01 20:40:32 | Dreams


夢の羅列<鳩というか、犬> 20170621


鳩がいる。
鳩夫としよう。
鳩夫は毎日、隣町まで好きな鳩美に会いにトコトコ歩いて通うのだった。

ところがある薄曇りの日に鳩夫は車に轢かれて死んでしまった。
それを知った人たちがSNSで呼びかけ、鳩夫の轢かれた場所に集まり追悼した。

私も同席し、皆と一緒に「鳩の唄」を歌った。

私が悲しみに暮れていると、知り合いがやってきて、
新しい<ペットおもちゃ>だと片手ほどの玩具を箱から出した。

これはペットのおもちゃではなく、飼い主のためのおもちゃであるらしい。

どういうものか。

犬の口吻━━犬の口の尖った部分(パグなどは口吻が短い)━━だけの形の
シリコンと布などで出来た、つまり実物大の犬の口の模型で、
私の手をこの口に挟んでみろ、と知人は言った。

私はあまり玩具に興味がないのだが、言われた通りに模型の口に左手を挟んだ。

すると、

模型の口から舌が出てきて、私の手をベロベロベロベロ嘗めるではないか。

「あれ? この嘗め方は……」

「そうです。あなたが飼っていた犬の嘗め方をインプットしてあります。どうですか」

言われる前に私は感じていた。そうだ。そっくりだ。
目を瞑るとまったくあの犬が嘗めているようだ。
まるであの犬の匂いまでしてきたかのように左手の感触は私の記憶の底へと瞬時に届き、
かつての日常へ私は戻った気がして、
あれからの日々が何か白昼夢だったような気がして、
そうだ。今これからこの犬と散歩に出かけるところだった。
そんな初夏の目眩がした。

しかし目を開けたら犬の口だけが左手でハグハグしているのが見え、
失意の気分に襲われたが、
まあ、つかの間の優しい夢を見た気がして、
まだハグハグしている犬の口も、妙にかわいく思えるのだった。

おわり。