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コーヒーについて、わかること、わからないこと。

2016-02-04 19:57:24 | INFORMATION
「コーヒーは、淹れるたびに味が違う。」

ヒマだから、なんとなく断言してみたが、
要するに、私の技術と知識が未熟だということか。

たしかにこのブログにもたまに書くように、
淹れるたびにそれを実験の機会と考え、
「淹れ方」を様々に変えることも一因ではあるが、
しかし同じ淹れ方をしても、
もしくは、
したはずなのに、味が違うことは多々ある。

だいたいコーヒーは、
その総量の約2パーセントほどだけがコーヒーの成分であって、
あとの98パーセントは水分であるから、
ほんのわずかな要因にでも味は左右される。

と書いたが、これは違うな。
お茶もおそらく同じような成分比率であるのに、
お茶はそれほど大きい味の変化はない。

昨日までおいしいと思っていたお茶を、
今日になったらまずくて飲めない、ということはまずない。
どんな淹れ方をしようとも、だ。

しかし、
このコーヒーと茶の違いの答えは案外と簡単で、
お茶は、淹れ初めと終わりを分けて味見をしても、
それほど極端に味の違いを感じないが、

コーヒーの初めと終わりを分けて飲み比べれば、
それらはまったく違うことに気がつく。

濃度が違うことはもちろんである。

ここで私なりの結論を一度書いてしまえば、
コーヒーは我慢できないほどに、まずい成分が出るということ。
対してお茶は感じるほどは出ない。

だから、
ほんのわずかな手順の違い、といよりも、
ほんのタッチの違いにでも抽出に影響して、
そのまずい成分がカップに落ちてしまい、
私は今日もまずいコーヒーを飲むという結果になるのだろう。

それに加えて、とくにコーヒーは、
心理的、視覚的な要因でも味が変わるから、ひどくやっかいだ。
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