餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

泳ぐ食べる走る競争

2024-05-04 13:18:58 | 映画

4/11分です。
映画「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」と「あの夏のルカ」を見て来ました。
「ロッタちゃん-」私が小さな子供ならロッタちゃんってヒーローのように思えるだろうなと。嫌なことは嫌と言ってやらない、またはする。今回は風邪なので留守番していなさいと言うのに出掛けると言って勝手にレインコート着てお兄さんたちの買い物についていくし、夜中に咳で眠れないから飲みなさいと言われる寝る前の咳止めの薬を飲まないし。前回はチクチクすると言って着なさいと言われたセンターをハサミで切っていたな。おお、かっけーと思うでしょうが、親の目線にたつとこの上なく困る。フィンランドの大人は優しいな。私は切れていたかもしれません。ん、何だか旦那を思い出すぞ。
「あの夏-」海竜ものだったのか。ルカは羊飼い。羊ではなくて魚ですが。杖を持って朝に魚を海藻の広場に連れて行って夜になると家に連れて帰る。時々地上のものが沈んでいます。ある日それを回収している少年に会い、追って地上に出ます。自分たちの体が渇くと人間の姿になることを知ります。濡れると鱗に戻る。地上に出ていることが両親にばれ、深海にいかされることに。ルカは両親が追ってこれない町に行って暮らします。そこでレースに参加することに。もうテンポがいいです。じと目の猫がだんだん可愛く見えてくるし。パスタが美味しそう。
白鷺あおい「赤ずきんの森の少女たち」読了。
神戸とドイツを結ぶ壮大なお話です。神戸に住む高校生かりんの曽祖母は六月の空襲の時ドイツ人の女の子を拾い養子にします。亡くなった自分の娘笑子から恵美子という名をつけて。祖母の十三回忌に従兄の彗から祖母の遺品を整理していたらドイツの古い本が出てきたことを聞きます。かりんは彗に翻訳してもらいその話を読みます。19世紀末赤ずきん伝説の残るドレスデンの郊外の森、寄宿学校の少女たちの話です。校内に隠されていると言われる予言の書、森の人狼伝説。どうやらその話実話に基づいていて祖母のことも出ているようで。どこまでが本当でどこが創作かわかりませんが、その話がどんどん真実めいてきます。神戸人形が出て来るのがいいです。スイカを食べるのが好きです。


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