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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

老害には老害の論理

2025-07-26 03:04:59 | 映画

映画「スタントマン 武替道」を見て来ました。
香港映画の全盛アクション監督だったサムは映画撮影中の事故でスタントマンを半身不随にしてしまう。それで映画を離れ整骨院をしていたが、かつての映画監督に最後に映画を撮ろうと誘われる。数十年ぶりに映画製作に参加したものの、現代の撮影はコンプライアンスも厳しく主演俳優も含めた現場はリアリズムを求めるサムに反発。
前に美容師さんと話していて「そう言えば韓国映画は見ないけど中国映画は見ますね」と話したら「それは中国映画でなく香港映画ですよ」と言われ妙に納得。映画の中で何度も香港映画は終わったと出て来ます。安全も厳しいけどとにかく時間が厳しい。いい絵が取れなかったからまた今度が出来ません。この時間までに取り終えてくださいと時間管理されています。いい絵が撮りたいサムと問題が起きそうなことを嫌う主演俳優が対立。撮影に人生を捧げていたサムの家族の崩壊も描かれていて、心が痛いです。熱い香港映画は撮れるのか、サムは娘さんと仲直りできるのか。サムの助手になるロンがいい青年。何とか中和しようと頑張りますが。メイキング見ていて思いましたが、アクション映画って主演よりもやられる方の技術が凄いよね。階段転げ落ちてパッドが見えたからもう一回って…。そして一回では済まない。