佐々木マキ「まじょのすいぞくかん」読了。
女の子と犬がいつものように森に遊びに行くと水族館がたっていました。この前来た時は原っぱだったのに。ドアは開いています。入ってみると水槽にアマゾンの半魚人が。すごい。見ていくとテングザメ、チョウチンクマアンコウ、ブタフグモドキ…なんかおかしい。するとかすかな声がします。助けてくれ、水の中から出してくれ。水槽につながったバルブを開け水を抜くとフグブタモドキは3匹の豚に。チョウチンクマアンコウは熊に。テングザメは象に。逃がしたところで魔女が帰って来て女の子はコムスメキントトに、犬はワンコロマンボウに変えられてしまいます。ワンコロマンボウは犬と同じ色のマンボウ、コムスメキントトはピンクに赤の斑点の金魚です。かわいい。二人のことを心配して帰って来た動物たちが魔女を水槽に落とします。すると魔女はイカに。マジョイカモドキとみんなは名づけました。女の子と犬は網ですくいだそうとしたらイカの魔女が呪文を唱えます。水族館は消え原っぱに。魔女はほうきで飛んでいきました。半魚人は偶然来ていた郵便やさんでした。
女の子を金魚にするなんて趣味のいい魔女さんだなと(共感するなっ)。
図書館で本を見ていたら後ろでバシャンバシャンと水の中を歩くような音が。え、と思って見たら長ぐつをはいたおじさんが歩いていました。確かに外は雨。いや、どこでそんなに水が入ったの?しかも足跡はついていない。靴の底は水気をちゃんととったのね。待て待て、それなら靴の中の水を出してきなさいって。
うみ「廃村ではじめるスローライフ2 -前世知識と回復術を使ったらチートな宿屋ができちゃいました!-」読了。
エリックは前世の日本人の知識がある回復術師。しかしかすり傷を治せる程度弱い術師。でも布や水にかけると効果が長く続くことから回復する宿屋を廃村で開くことに、の第二段です。でっかいカブトムシに乗って湖に出かけたり色々行動範囲も増えています。納豆も出来たし、海鮮も増えてますます旅館っぽくなってきます。海苔が見つかったのはいいな。海苔巻きおにぎりいいよね。