エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

蕗の薹

2016年02月15日 | ポエム
春を味覚で教えてくれる。
蕗の薹・・・ふきのとうである。



いつもの散歩道、グリーン・ベルトに顔を出した。
この蕗の薹の前のお宅が、千葉から移植した蕗なのだ。

まことに美味しそう、である。



ぼくは、しばらくこの蕗の薹の前でそのご主人と語り合った。
結論は「やはり、天麩羅が美味しいね!」ということであった。



すると、その翌日蕗の薹を持っていって良いよ!
とのお話があった。







「ほろ苦く健やかな味蕗の薹」







早速、天麩羅にしようと思っている。
ぼくの口には、3個入る計算である。

春を頂く。
その喜びは至上である。



     荒 野人


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