蝋梅の盛りが過ぎ去ろうとしている。
昨日は立春なのだから・・・むべなるかな、である。
透き通った花びらの、かそけき透徹した美は一個の美学である。
それは正しく宇宙であるのだ。
この蝋梅は蜜を滴らせる。
しかして甘い香りを放出するのである。
上を眺めれば蝋梅、下には三椏の花である。
「蝋梅の告白を聴く甘き蜜」
「三椏」は冬の季語「三椏の花」は春の季語である。
春は逡巡している。
明日は、またぞろ大雪の予報である。
あの成人の日の大雪に匹敵するというのだから・・・。
孫二人には、プラスチック製の橇を二基買い求めておいた。
明日には橇遊びが出来るだろうか?
大雪は嫌だけれど、孫が楽しめるなら我慢できるというものだ。
「裸木の喫先に燈る赤き目の」
街は、春まだ遠き気配である。
しかし、梅の開花が告げられている。
今年は「蝋梅の里」も遠い。
大雪の名残で行きつけそうにないからである。
荒 野人
昨日は立春なのだから・・・むべなるかな、である。
透き通った花びらの、かそけき透徹した美は一個の美学である。
それは正しく宇宙であるのだ。
この蝋梅は蜜を滴らせる。
しかして甘い香りを放出するのである。
上を眺めれば蝋梅、下には三椏の花である。
「蝋梅の告白を聴く甘き蜜」
「三椏」は冬の季語「三椏の花」は春の季語である。
春は逡巡している。
明日は、またぞろ大雪の予報である。
あの成人の日の大雪に匹敵するというのだから・・・。
孫二人には、プラスチック製の橇を二基買い求めておいた。
明日には橇遊びが出来るだろうか?
大雪は嫌だけれど、孫が楽しめるなら我慢できるというものだ。
「裸木の喫先に燈る赤き目の」
街は、春まだ遠き気配である。
しかし、梅の開花が告げられている。
今年は「蝋梅の里」も遠い。
大雪の名残で行きつけそうにないからである。
荒 野人