エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

曼珠沙華に・・・

2014年09月25日 | ポエム
巾着田の曼珠沙華は、見事である。



花の場所が限定的である分、艶やかさが際立つのかもしれない。



高麗川を渡る「あいあい箸」の袂の斜面である。
白花曼珠沙華が多い場所の一つである。



従って、ぼくのような「俄(にわか)カメラマン」が多いのである。







「白々と彼岸の花の茎青く」







白い花は、赤の絨毯の中で咲くのであるから極めて目立つ存在である。
翻って、もの悲しさのシンボルでもある。
こうして群生する曼珠沙華を見ていると「嗚呼、女は偉大である」と嘆息しきりである。



原始、女性は太陽であった・・・。
とする「平塚らいてぅ女史」の言葉は、至言であると思うのだ。

一方、曼珠沙華は毒を持った植物である。
モグラ対策で畦道に植えたとある。
納得である。



      荒 野人


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