エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

デジブック 『グアム旅情』

2011年12月25日 | ポエム
常夏の国では、夏の季語で良い。
四季が無くても俳句は詠めるのである。

と・・・ぼくが所属する俳句結社の主宰・由利先生が仰るのである。



美しくも晴れやかな海の色に感動するのである。
夏はただ熱いだけではないのだと痛感する。





デジブック 『グアム旅情』






だがしかし、帰国後はしばらく冬の季語が馴染んでこないのである。
人の感性は微妙なバランスで出来上がっていると知れるのである。



肌感覚もそうだし、聴覚、触覚、更に味覚もそうだ。
風を感じたり、大気の流れを感じたりする優しさが人格を形成するのだと思うのである。



グアムで、毎日毎日海を眺めスコールの足音を聞いたりして過ごしたのであった。
俳句を創り、チャモロ料理を頂いた。

日本の寒波は、厳しい。
成田空港で外に出た途端、出来上がった俳句・・・。



    凍る風胸を貫く痛さかな       野 人



となってしまった。
歳が積まれるということは、こうした感慨に耽ることなのだと知れる。





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 荒野人


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