エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

奄美からの便り・・・7

2013年10月31日 | ポエム
奄美大島の十三夜は、風情に溢れていた。
雲がかかったり、晴れたりしてその変化が楽しかった。

ぼくは夕焼けの中で浜を散策しつつ月を見上げたのであった。



浜には、ヤドカリが歩いている。
おおきな貝殻を背負っている。



貝殻の両サイドの浅く小さな穴は、このヤドカリの動いた跡である。



月が上がった。
明日あたりが満月であろうか、左下が少しばかり欠けている。
まん丸でないのが良い。

成長力を遺す島の十三夜である。







「十三夜光たゆとう島の海」




風情を楽しむ月である。
今年、片見月にならなくて良かった・・・。



      荒 野人


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