嵐山駅から渡月橋に向かってそぞろ歩いて行くと「桜餅」を鬻(ひさ)いでいる茶店が点在する。
どの店も美味そうである。
それぞれがセットに工夫があって、ショーウインドウを覗(のぞ)くのも楽しい。
お抹茶と桜餅2個セット。
桜餅大好き派はこれである。

ついで、桜餅1個とクリームあんみつのセットである。
甘党はこれで満足するのである。

それぞれお上品である。
粗野で大食いのぼくは、これでも不満である。
もっと食べたいのである。
ぼくの目が食べたい!食べたい!と言っている。
閑話休題。
渡月橋の命名の由来をご存じだろうか?
文献ではこうなっている。
亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたのである。
亀山上皇はいま、天龍寺境内にある「亀山稜」で静かに眠っている。

亀山の稜(みささぎ)である。
自分の一つの感想が、京都の名所の運命を定めたなどとつゆ知らずであろう。
位の高い人は、やはり天衣無縫でなければならないのである。
にほんブログ村
荒野人
どの店も美味そうである。
それぞれがセットに工夫があって、ショーウインドウを覗(のぞ)くのも楽しい。
お抹茶と桜餅2個セット。
桜餅大好き派はこれである。

ついで、桜餅1個とクリームあんみつのセットである。
甘党はこれで満足するのである。

それぞれお上品である。
粗野で大食いのぼくは、これでも不満である。
もっと食べたいのである。
ぼくの目が食べたい!食べたい!と言っている。
閑話休題。
渡月橋の命名の由来をご存じだろうか?
文献ではこうなっている。
亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたのである。
亀山上皇はいま、天龍寺境内にある「亀山稜」で静かに眠っている。

亀山の稜(みささぎ)である。
自分の一つの感想が、京都の名所の運命を定めたなどとつゆ知らずであろう。
位の高い人は、やはり天衣無縫でなければならないのである。

荒野人