エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

栗の渋皮煮ができました

2011年10月17日 | グルメ
栗の渋皮煮が出来上がりました。
美味いです。



鬼皮付きの栗2キロです。
渋皮煮ですから、鬼皮だけを剥かねばなりません。
渋皮を残して丁寧に剥いていって、2時間かかりました。



旬ではありません・・・季節がずれているのでしょう。
処々に虫が這った跡があります。
残念ですが、そこはナイフで削って下ごしらえをしました。



これは綺麗に剥けました。
このように、荒渋は残して剥きましょう。



鬼皮の残骸。
荒野人としては、かなり頑張ってみました。

雅勒の散歩道さん、ありがとうございます。
レシピいただきました。
面(おもて)をうたれる方です。

用意するもの。
 栗  1キロ
 砂糖 カップ2(ぼくは三温糖を使用しました)
 重曹 適量(大匙3杯程度)
以上であります。
栗を剥く道具は有った方が良いと思います。

1、たっぷりの湯に重曹を大匙2杯を投じ、栗を入れる。
  素早くかき混ぜるのだが、そこは渋皮を壊さないよう優しくかき混ぜたい。
2、栗を投入してから5分程度で冷水に取り上げる。
3、水の中で荒渋を取り除く。
  ぼくはガーゼで優しく撫でてあげた。
  この時、栗の溝にある渋も綺麗に取り除いて下さい。
4、水をたっぷり張った鍋に、重曹小さじ1を投入して荒渋を取り除いた栗を入れる。



こんな感じになります。

5、沸騰したら再び水に取り上げる。

4と5を4回繰り返す。
栗が、段々柔らかくなってきます。



これが4回目です。
渋皮が破裂してしまった栗もありますね。

この作業をしながら感じた事。
「マロン・グラッセが高価な訳だな!」でした。
壊れる栗も多いのです。

さて、ぼくはもう一度水から煮ました。

6、水をたっぷり張った鍋に、栗を入れる。
  この際、重曹は投入しない。
7、煮立ったらすぐ水に取り上げる。

この作業の間、段々栗が柔らかく、綺麗になって来ます。
美味しさの予感が募ります。

8、いよいよ仕上げ。



  栗がひたひた程度の水をはり、そこに砂糖を投入。
  落とし蓋をして弱火で煮込む。
  水が三分の一程度になったら火を止め、冷まします。
  冷める過程で味が栗に沁み込みます。



9、好みでブランディーなど入れても良い。



完成形であります。



試食!
柔らかくて美味い!
のであります。

保存には、アルミ・フォイルで一個づつ包み密封容器で冷凍して下さい。
ジップ・ロックなどでOK。
長期保存ができます。

さて表は秋。
関東では、栗の旬が終わりつつある。



メタセコイヤはここまで黄葉しつつあるのである。

お疲れさま。
ご馳走さまでした。

追伸:このブログを訪問して頂いている皆さん。
   いつもありがとうございます。きっと今日は岩手の空の下に居ると思います。
   明日は、海岸沿いを歩く予定です。ぼくの精神状態が持ちますように。





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 荒野人


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MIKO)
2011-10-17 01:31:19
ご苦労様でした。
さぞかし美味しいのでしょうね。
1つで良いから頂きたいものです。
って、また横から図々しいですが(笑)

岩手の海岸からの報告
楽しみにしています。
返信する
やりましたネ~ (雅勒)
2011-10-17 12:42:11
いやぁ~、画像も迫力あるし・・・
出来あがりも美味しそう。

きっと、
岩手のどこかの海岸で味わって
いるのでしょうか??

返信する

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