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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

寒の戻りの日・・・春まだき

2010年03月04日 | 日記
昨日の暖かさは格別気分が良かった。
帰宅のとき、車の窓を全開で走ってみたのだけれど、それほどの寒さは感じられなかった。

ただ、風景としては目線の上は「春まだき!」である。



こうした身長の長い木々は、いまだ鋭く天を刺しているのである。



芝生は、もう少し経たないと青さは目立って来ない。
こうした風景は冬枯れである。



蝋梅(ろうばい)は匂い立つ事を忘却しつつあるらしい。
花の季節が終わったのである。

あの甘い匂いは、また来年味わわせていただけるだろうか?
ぼくも頑張らねばならないのである。

梅が終わり、昨日は花の節句だった。
見事である。
「花桃(はなもも)」が満開である。



重層的に花の色が、空気を切りさいている。
ストン!と胸に落ちる色合い、風合いである。

肌合いの感触すら感じさせるのである。



この公園の駐車場の上は、勿論「青空」であるのだけれど、桜花の時期は大きな期待が持てるのである。



駐車場のほぼ全体の空を、桜の枝が覆っている。
「桜の森の満開の下」で、山賊と鬼女が奇妙な生活を送っていると見抜いた坂口安吾の洞察力は見事である。

桜花は奇妙な連想をも惹起(じゃっき)する。
それが楽しいし、嬉しい。




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                     荒野人


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