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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

芭蕉の花

2014年10月21日 | ポエム
ここは、大浜海浜公園。



海ガメが産卵で上陸する浜である。
従って、大きな看板が立っている。






芭蕉布/倍賞千恵子





この公園に「芭蕉の花」が咲いていた。



バナナのような実が生っている。
けれど、このバナナは種が大きくて食べられない。

食べられないと云うより、食べても美味くない。
硬いだけである・・・と公園の作業員が教えてくれた。







「潮騒や芭蕉の花の宿で聴く」







ここの芭蕉は「糸芭蕉」である。



海が滅多矢鱈綺麗なのである。
寄せる波が崩れる時の、この紺碧色を見れば一目瞭然である。

芭蕉の花は、晩夏の季語となっているけれどここ奄美で詠む場合は初秋でも良いと思う。
ただし、禁則処理をかけたい。
「芭蕉の花」と読む。
「花芭蕉」は明確に晩夏と詠みたいものである。





        荒 野人


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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至福の時間 (さとうまさこ)
2014-10-21 11:02:02
南海の海とその地の自然に浸っておられるのですね。至福の時間とお見受けします。
賠償千恵子さんは、また、すばらしいですね。絶唱タイプではなくて、一見誰でも歌えそうな歌い方で、しみじみと心に響いてくる歌唱力には、いつも打たれます。
やわらかく控えめな感じで、一時間でも、ご一緒にお茶の時間をもつことができたら、と思わせる大スターですね。
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さとうまさこさま (荒野人)
2014-10-21 16:26:06
そんなに大仰なことでもありません。
ただ、奄美の海はすてきです。
すてきとしか、言いようがありません。

珊瑚礁に砕ける波の、その内側で煌めく群青。
吸い込まれそうです。

倍賞千恵子さんの、可憐な佇まいは良いですよね!
年齢を加えて、その年齢なりの美しさをたたえています。
ぼくもそうありたいと思いますが、なかなかそうはなれません。
年相応に老いていく。
理想ではあります。

確かに、少しの時間でもお茶したいですね。
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