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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ポレポレ農園でイチゴ狩り

2013年03月16日 | ポエム
ポレポレは、ケニアのスワヒリ語で「のんびり ゆっくり」という意味。



ここはケニアの風景。
時間がゆったりと流れる。
マサイがこの大自然を守っている。

農園主は「大地の時間の流れを感じてもらえるイチゴ農園を作ろうと思っています。」
と・・・自身のブログで語っている。
その初心を忘れずにいて欲しい。



イチゴは大きく甘く赤く実っていた。
句友・麻衣さんの御子息が経営するファームである。



行った日、春の嵐が吹き荒れ、気温は急速に降下した。
だがしかし温室の中でイチゴは熟成の時を迎えていた。



温室の中は常時七度に保つ必要があるのだそうだ。
燃料費の高騰は大変だろう。
油の安定的な、かっ安価な供給がここでも求められている。



ポレポレ農園の周りは、田園地帯である。
まだまだ「田園まさに荒れなんとす!」といった状況ではない。
けれども、農家の自助努力だけては荒廃へと向かいかねない。



日本の国民性はおおらかで、許容能力は高い。
そのキャパシティに甘えている、日本の政治はいつまで経っても二流である。

例えば、農協を根幹とする農業政策の遂行。
言い換えれば、守旧的体質の温存。
直近では、全柔連の旧態然とした暴力容認体質、そして更に明らかになった金銭的腐敗体質。
日本の社会風土、あるいは政治風土が惹起した事件である。







「食べた分蔕を数えるいちご狩り」







ポレポレ農園の発展を希求する。
ぼくは、出かけて鱈腹イチゴを食べる。



腰を酷使せず高設に実るイチゴを摘む。
食す。
法悦である。



食べた後のトレイである。
その数、二十数個。
ゲップをしたらイチゴの香りが飛びだした。

ひょっとしたら、おしっこもイチゴの香りかな?



ヤギのアランに笑われた。
人間って・・・度し難く欲の塊だね。
「元を取ろうと思っているでしょう!」ってか・・・。

「その通り!」
美味しいイチゴだから、それで良いのだよアランくん。




       荒 野人


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