エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

山茶花

2013年10月29日 | ポエム
山茶花が咲き初めている。
この花は、咲き時を見極めるのが肝要である。

咲き時を捉えなければ、花弁の縁が直ぐに黒ずむ。
見どころは、ほんの一寸の時間なのである。



淡いピンクが花を縁取る。
そのピンクが、やけに煽情的である。







「山茶花のほんのり淡く咲き初むる」







茶花としては、合わない。
花がポトリと落ちるからである。



ただ、蕾を愛でるのなら茶花もあり得るのかもしれない。
蕾自体も美しいからである。

花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」である。

因みに、色別の花言葉もある。
白は「愛嬌」「理想の恋」
桃・赤は「理性」「謙遜」
となっている。



     荒 野人


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