さらば・・・と言っても良かろう。
とにかく、朝晩は寒いくらい涼しい。
猛々しかった林は、柔らかな光に包まれている。
秋の林は、穏やかに抱きすくめるように静かになった。
散歩の途次、カフェでマンゴー・ミルフィーユを頂いた。
アイスコーヒーを一緒に頂いた。
ちょうど三時のお茶の時間であった。
オープンなテラスに座って、オリーブの葉陰でゆったりとしたのであった、
マンゴーの少し癖のある奄美が口中に広がって、幸せな気分になった。
「秋の日のオリーブ葉裏増す白さ」
オリーブの実は熟れつつあり、青さの中に丸やかさが加味されて来ている
葉裏の白さが目立ち、葉を透過する光はあくまでも穏やかであった。
見上げたら、雲は充分に光を吸って秋の到来を告げていたのであった。
「さらば、夏の光よ!」
そう云わざるを得ないほど、爽やかであった。
荒 野人
とにかく、朝晩は寒いくらい涼しい。
猛々しかった林は、柔らかな光に包まれている。
秋の林は、穏やかに抱きすくめるように静かになった。
散歩の途次、カフェでマンゴー・ミルフィーユを頂いた。
アイスコーヒーを一緒に頂いた。
ちょうど三時のお茶の時間であった。
オープンなテラスに座って、オリーブの葉陰でゆったりとしたのであった、
マンゴーの少し癖のある奄美が口中に広がって、幸せな気分になった。
「秋の日のオリーブ葉裏増す白さ」
オリーブの実は熟れつつあり、青さの中に丸やかさが加味されて来ている
葉裏の白さが目立ち、葉を透過する光はあくまでも穏やかであった。
見上げたら、雲は充分に光を吸って秋の到来を告げていたのであった。
「さらば、夏の光よ!」
そう云わざるを得ないほど、爽やかであった。
荒 野人