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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒16 「検察捜査」~捜査権のない特命係が捜査することは違法。だとすると、浅見光彦は?

2017年10月19日 | 推理・サスペンスドラマ
 捜査権のない特命係が事件に関わることは違法。
 これを利用して特命係を潰そうとする法務省・日下部事務次官(榎木孝明)。

 この大前提にリアリティを感じなくてノレなかったな~。
 特命係には捜査権がなかったのか~、初めて知った。
 ブログ『森の中の一本の木』さんが書いてたけど、今や科捜研や温泉の女将だって捜査しちゃう時代だよ。
 浅見光彦はどうなる?

 つーか、法務省の事務次官って、こんなにヒマなのか?
 これによって生じる警視庁・警察庁との摩擦・軋轢の方が大変だよ。
 根まわしや調整にすごい政治的エネルギーを使う。
 それに、そもそも官僚って身内を守るものだろう?
 大阪地検よ、森友問題での近畿財務局へのガサ入れはどうした?
 安倍昭恵に事情聴取しないのか?
 15分の拡大版だから無理矢理加えたんだろうけど、妻連続殺人犯の平井陽(中村俊介)との対決にしぼった方がスッキリしたんじゃないかな~。

 回想形式ってのもね~。
 こういうことがありました、ああいうこともありました、って感じで、どうしても説明の羅列になってしまう。
 結果、ドラマにならない。

 ひねり過ぎる『相棒』の悪い面が出ましたね。
 解決も持ち越しになってしまったけど、次回「なるほど、そういう意図だったのか」と思わせてほしい。


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