昨日、仕事を終えて戻ってきたら「ザ・マジックアワー」をやっていた。
ちょうど主人公の俳優・村田大樹(佐藤浩市)が憧れの老映画俳優に「役者をやめる」と語っているシーン。
そこで老俳優はこう言う。
「マジックアワーをのがしたらどうすればいいか知ってるか。
簡単なことさ、次の日まで待てばいいのさ。
やめるのは早過ぎる。
わたしだって待っているのさ、次のマジックアワーを。
このままくたばってたまるか」
マジックアワーになぞらえて「<夢>を簡単に捨てるな」と語っている脚本の三谷幸喜さん。
ここまでではメッセージはありきたりだが、次のせりふはとても大切なこと。
老俳優は言う。
「君は私のことをスクリーンで堂々としてると言ったね。
私がスクリーンで堂々としているのはスタッフのおかげさ。
いいスタッフを見つけることさ」
そうなんですね。
夢の実現は、自分の技量を高めるとともに<人探し>でもあるんですね。
人に応援してもらうことで夢は実現する。
たとえば、役者だったらいい演出家やプロデューサーに出会うこと。
作家だったらいい編集者に出会うこと。
ただし、演出家やプロデューサー、編集者もさまざま。
サラリーマンもいるし、お金や視聴率のことしか考えない人もいる。
自分と感性や考え方が合わない人がいる。新人など見下す人もいる。
そういう人達にしか会えないことは夢の実現にはつらいことだが、これは仕方がない。
「いいスタッフを見つけることさ」と老俳優が言ったように、ひたすら出会う努力をするしかない。
それは恋愛でも同じ。
人生は信頼できる人探し。
知り合いが百人いるよりも信頼できる人がひとりいればいい。
この老俳優のせりふは「いいスタッフを見つけることさ」とつけ加えたことで深くなった。
あらためてこの作品を見直してみようと思う。
「ザ・マジックアワー」前レビューはこちら
ちょうど主人公の俳優・村田大樹(佐藤浩市)が憧れの老映画俳優に「役者をやめる」と語っているシーン。
そこで老俳優はこう言う。
「マジックアワーをのがしたらどうすればいいか知ってるか。
簡単なことさ、次の日まで待てばいいのさ。
やめるのは早過ぎる。
わたしだって待っているのさ、次のマジックアワーを。
このままくたばってたまるか」
マジックアワーになぞらえて「<夢>を簡単に捨てるな」と語っている脚本の三谷幸喜さん。
ここまでではメッセージはありきたりだが、次のせりふはとても大切なこと。
老俳優は言う。
「君は私のことをスクリーンで堂々としてると言ったね。
私がスクリーンで堂々としているのはスタッフのおかげさ。
いいスタッフを見つけることさ」
そうなんですね。
夢の実現は、自分の技量を高めるとともに<人探し>でもあるんですね。
人に応援してもらうことで夢は実現する。
たとえば、役者だったらいい演出家やプロデューサーに出会うこと。
作家だったらいい編集者に出会うこと。
ただし、演出家やプロデューサー、編集者もさまざま。
サラリーマンもいるし、お金や視聴率のことしか考えない人もいる。
自分と感性や考え方が合わない人がいる。新人など見下す人もいる。
そういう人達にしか会えないことは夢の実現にはつらいことだが、これは仕方がない。
「いいスタッフを見つけることさ」と老俳優が言ったように、ひたすら出会う努力をするしかない。
それは恋愛でも同じ。
人生は信頼できる人探し。
知り合いが百人いるよりも信頼できる人がひとりいればいい。
この老俳優のせりふは「いいスタッフを見つけることさ」とつけ加えたことで深くなった。
あらためてこの作品を見直してみようと思う。
「ザ・マジックアワー」前レビューはこちら
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