平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

森友学園事件~キイマンは森友学園の顧問弁護士だった、酒井康生弁護士か?

2017年03月26日 | 事件・出来事
 森友学園事件。
 この8億円の土地値引きに関するキイマンは、森友学園の顧問弁護士だった<酒井康生氏>だろう。
 籠池理事長は先日の証人喚問でこう証言している。

★「その後、工事施工業者に弁護士を紹介していただきまして、以降の土地取引の一切の交渉をお願いしました所、最終的に土地の価格8億あまりも値引きされた、1億3400万になったとお聞きして、想定外の大幅値下げにちょっとびっくりしました。
 私は交渉の詳細については詳しく承知していないので、値引きの根拠などにつきましては近畿財務局、当時の理財局長、弁護士にお聞きいただきたい」

 つまり8億円値引きの交渉のすべては酒井弁護士がやっていたのだ。
 籠池氏の証言に拠れば、
 この酒井弁護士が森友学園の弁護士になったのは、施工業者の中道組の紹介に拠るものらしい。
 これで酒井弁護士と中道組が繋がった。
 そして、共産党・宮本岳志議員が提示した書類に拠れば、
<2015年9月4日、森友学園の建設工事を請け負った木原設計の所長、中道組の所長と近畿財務局池田統括管理官、大阪航空局の高見調整係が近畿財務局の9階会議室で会議をしている>
 この会議および宮本議員が提示した書類について、財務省は否定しているが、どうなのだろう?
 この会議があったことが明らかになれば、疑惑の核心に迫るから否定しているのではないか?
 関係があるかどうかはわからないが、先週、金曜日の『グッディ!』(フジテレビ)でも、この書類の話題になると、政府の御用評論家の山口敬之は急にうろたえて、共産党批判を始めた。

 状況証拠ではあるが、8億円値引きのキイになるのは、
 <中道組><木原設計><近畿財務局><大阪航空局>そして<酒井康生弁護士>であろう。
 ………………

 酒井弁護士に関する疑惑は他にもある。
 籠池理事長は国会でこう証言している。

★「先日、私は大阪府への小学校の認可申請を取り下げました。
 これは顧問弁護士だった先生のご指示によるもので、私は断腸の思いで申請を取り下げました。
 しかし、その後、事態は改善することなく、むしろこの問題で私だけを悪者にするような政府の要人や大阪府知事の対応を見て、何かおかしい、と気づき始めました」

★「財務省の理財局長の部下が『10日間隠れていろ』と顧問弁護士に申し添えられましたことも、その時は、何でだろう、と不思議に思っておりました。
 平成29年3月15日になって『もうこれ以上、関わることはできない』と突然、顧問弁護士辞任の申し出をいただきましたが、私には何があったのか理解できません。
 (顧問弁護士が)財務省近畿財務局や大阪府とどのような関係があったのか、ぜひ国会でも聞いていただきたいと思います」

 つまり、小学校の認可申請取り下げも、財務省から『10日間隠れていろ』と言われて身を隠したのも、すべて酒井康生弁護士の指示に拠るものだったのだ。
 この籠池証言が正しいとすれば、酒井弁護士の行動は非常に怪しい。
 なぜなら、この事件の黒幕が、小学校の認可取り下げで事件の終息を図り、10日間隠れることで籠池氏をマスコミから引き離そうと考えたとしてもおかしくないからだ。
 ………………

 森友学園事件。
 <酒井康生弁護士>、<中道組><木原設計><近畿財務局><大阪航空局>そして<大阪府>の関係を調べれば、かなりも真実が明らかになるのではないか?
 役人と建設会社だけで企むはずはないから、もちろん、背後にいる政治家も。
 警察・検察がいまだに籠池氏を逮捕しないのも、これらの背景を調べているからではないのか?(と信じたい)

 ちなみに、酒井康生弁護士は日本会議に近い、箕面青年会議所の理事長をしている。
 維新の党の国会議員A氏とも親しいらしい。


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