平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒18 「けむり」~「陣川さんはタイプじゃない」 これを素直に受け取ってしまう陣川さんは恋愛下手!

2020年02月20日 | 推理・サスペンスドラマ
 完璧で現場に証拠を遺さない盗賊けむり・佐田重蔵(小倉一郎)。
 そんな佐田が自分の唾液のついた爪楊枝を遺して捕まってしまう。
 殺人を犯したのも自分だと自白。

 まあ、この状況だけで、佐田が誰かをかばっているのはわかりますよね。
 完璧なプロの佐田が現場に証拠を遺すわけがない。
 警察に捕まるため、故意に爪楊枝を捨てたと考えるのが妥当。
 動機は自分が罪を被って誰かを助けるため。
 でも、これだと前半30分でドラマが終わってしまうので、あと一捻りしなくてはならない。

 佐田がかばっていたのは斎藤理沙(飛鳥凛)だった。
 理沙は佐田に盗みを教わった弟子の盗賊で、
 彼女も故意にミスを犯して警察の捜査を自分に向けようとする。
 動機は師匠の佐田を救うためなのか?
 だが、理沙が救おうとした人物は──
 そこには理沙の父親をめぐる過去の事件が関係していて──
 これが、ふたつめの捻り。

 ふたつめの捻りは取って付けたような感じがするが、60分のドラマを構成するには仕方がない。
 純粋に盗賊けむりと右京さん(水谷豊)の攻防を見たかったが、陣川さん(原田龍二)のエピソードだしなあ。

「陣川さんはタイプじゃない」
 理沙の言葉をそのまま素直に受け取ってしまう陣川さんはまだまだ恋愛下手。
 人は自分の心とは反対のことを言う。
 理沙の言葉の裏を読み取った冠城(反町隆史)は恋愛上手ですね。


※追記
 水谷豊さんと小倉一郎さん、『熱中時代』以来の共演でしたね!


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