平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

これが、おもてなし?~東京オリンピックのトライアスロン会場はウンコの海! 暑さ対策は朝顔で、ボランティアはブラック! もはや呆れるしかない

2019年08月18日 | 事件・出来事
 東京オリンピック大丈夫か?

 東京オリンピックのテストを兼ねたパラトライアスロンのワールドカップで、
『大腸菌が基準値を超えた』ため、海を泳ぐスイムの競技が中止されたのだ。
 つまり『ウンコの海』は泳げないってわけ。
 水質汚染レベルは最悪のレベル4!

 朝からウンコの話で恐縮だが、原因はこういうことらしい。

 東京都の下水はほとんどが『合流式』という古いインフラで、大雨や台風の際はウンコが溢れ出て川に流れてしまうのだ。

 

 東京都はスクリーンシィールドを使って遮断しようとしていたようだが、限界があり、今回の中止という事態に。
 おまけに水温の問題もあり、競技ルールでは31度以下でなくてはならないのだが、水温32度以上になる日が多々あるらしい。
 ……………

 あ~あ
 以前は、こうしたことをオリンピックをからかうネタにして笑ってたんだけど、あまりのバカさかげんに呆然としてしまう。
 こんなことは招致の段階からわかってたんだから、場所を湘南にするとか、いろいろ対策を打てただろう。

 そう言えば、道路もバカなことをやっていたな。
 暑さ対策で、道路を『遮熱性舗装』にしたのだが、光の反射が上まわって逆に気温上昇。
 いったい何をやってるんだ?
 予算いくら使ったんだ?

 暑さ対策と言えば『朝顔』というのもあったな。
 新国立競技場入場の列の観客の暑さを和らげるために周辺に朝顔を置くんだって……。
 まあ、朝顔もいいけどさ、それは気分的なもので、もっと抜本的な対策はないのかね?
 おまけに新国立競技場の観客席には予算をケチって空調設備がない!
 あるのはVIP席と内部の休憩所などの施設。
 観客席に空調を入れないという判断は安倍晋三の鶴の一声で決まったらしいのだが、相変わらず安倍は必要な所にお金をかけないよな。

 ボランティアもブラック。
 オリンピック組織委員会はボランティアについて次のように決定。
『早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。
 その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していく』

 つまり会場で徹夜しろってことか……。
 暑さ対策に関しては、

『暑さ対策は基本的には自己管理としつつ、研修内で休憩の重要性を伝えるほか、水分補給のための環境づくりに努め、今夏に実施されているテストイベントにおいても活動シフトのパターンをいくつか試すなどして、本番に備える』

 要は自己責任で、具体的な対策は何も決まっていないってことね……。
 医者などの医療関係者も無料のボランティアで、条件は英語が話せてスポーツ医療にも通じている人!
 そんなハイスペックな人が無料でやるのか?

 というわけで東京オリンピック、かなりヤバくなって来ました!

 今から巻き返してマトモな大会にしてくれることを願うが、今のJOCや東京都のスタッフじゃ無理じゃないか?
『無能』という言葉を使いたいが、敢えて丁寧な言葉で言えば『問題解決能力がなさ過ぎる』。
 彼らは『劣化日本』の象徴だね。


 ちなみに、ここ数年のオリンピック予算はこんな感じらしい。
・北京   510億 430億ドル=4兆3000億(1ドル=100円換算)
・ロンドン 580億 104億ドル=1兆400億(   〃    )
・リオ   550億 108億ドル=1兆800億(   〃    ) ※楽天証券HP

・東京  2520億 3兆円

 北京よりは下だが、ロンドン、リオよりははるかに高い。

 しかも東京五輪プレゼン時の当初予算は『コンパクト五輪』で7000億。
 どうして7000億が3兆円に?
 東日本大震災の復興で建設資材などが高騰したことも原因だろうが、4倍以上とはザル過ぎる。
 おそらく、中抜きしている連中が相当いるのだろう。
 

※参照記事
 東京五輪の費用、当初7000億から3兆円へ。予算も気候も偽って誘致した責任は誰が取るのか (マネーボイス)

コメント (6)
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