goo blog サービス終了のお知らせ 

平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

蛭子能収さん、ジェームス三木さん、大橋巨泉さんが語る集団的自衛権

2014年06月27日 | 事件・出来事
 集団的自衛権に関する漫画家・蛭子能収さんの言葉。

 

「正直、よくわかりませんが、報復されるだけなんじゃないですか」
「互いにエスカレートし、歯止めがかからなくなり、最後には死を想像してしまう」
「自衛隊が相手を殺すことに賛成できないし、隊員が殺されるリスクが高まってしまう」
「戦争を避けるために争いを解決する国際的仕組みを強化してほしいと思います。日本はもっとそういうことに貢献した方がいいと思いますよ」

 実に的確でいらっしゃる。

 安倍晋三が最終的に考えていることは、
 <フィリピンやベトナム有事の際はいっしょに中国と戦うこと>
 <イラクを始めとする中東でアメリカといっしょになって戦うこと>。
 こういう国のあり方を考え方として否定はしない。
 でも、僕は反対だ。
 日本の参戦は火に油を注ぐこと。
 戦いはエスカレートし、泥沼になる。
 ベトナム、イラク、アフガニスタンしかり。
 こういう時こそ、いっしょに戦うのではなく、平和憲法を持つ日本が間に入って調停をおこなうという役割もあると思う。

 それに、集団的自衛権に関しては国民にまったく説明されていないし、こういうことこそ国民投票で是非を問われるべきだ。決して安倍のまわりの一部の人間だけで決められるべきことではない。

 脚本家・ジェームス三木さんはこう言っている。
「9条のおかげで一度も戦争をしていない。戦争でひとりの外国人も殺していない。これほどの国際貢献がありますか」

 タレントの大橋巨泉さんは、
「平和憲法ほど、ボクの心を躍らせたものはない」
「これでもう兵隊になって死ななくても良いんだ。“敵性”と禁じられていた野球も出来、ジャズも聞ける。国のための個人でなく、世界は個人の集まりで出来ている。この価値体系は死ぬまで守って行こう、と決心した」
「ボクの父は戦争中、電車の中で「こんな戦争、早くやめればいいのに」と友人に言っただけで憲兵にひっぱられ拷問されて傷だらけで帰って来た。そんな社会になるのである。ボクらはもうじき死ぬから良いが、若い人達はそんな国に住みたいのか?」

 安倍晋三はこうした人々の声に耳を傾けよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする