平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

民主から自民へ 風が変わった

2009年04月10日 | バラエティ・報道
「エビちゃん」「裏原宿」…さすがに麻生さん、若者文化は博識(読売新聞) - goo ニュース

 コミックやアニメ、ファッションを日本の輸出品にする。
 自慢になるが、不肖私はそのことを半年前に書いている。

 東京カワイイ★TV
 東京カワイイ★TV その2

 何を今さらという感じだが、これは麻生さんじゃないと出ない発想ですね。
 小沢さんやその他のお年寄り政治家では興味を持たないことでしょうし。
 日本はソフトウェアで勝負すべき。
 これに農業、漁業などの食物産業、それに太陽光発電など環境エネルギーを育成していく。
 これがこの国100年の国のあり方ではないだろうか。
 この気運が出始めてなかなか嬉しい。

 それにしても風は自民党に吹いていますね。
・西松建設の献金問題
・定額給付金、高速道路1000円
・WBC
・北朝鮮のミサイル
 これで風が変わってしまった。
 株価も今日は9000円台になったと言うし。

 どんなに逆風でも風が変わるタイミングを待って辞めなかった麻生さんはなかなかしたたか?
 逆に攻めきれなかった民主党はやはり実力不足?

 もっとも忘れてならないのは、今与党が行っている経済対策はばらまきだと言うことだ。
 定額給付金をもらって1000円で旅行にいければ何か嬉しい気分。
 でもこれってもともとは税金。
 高速道路だって民主党は全部タダにすると言ってる。

 これから経済対策で様々な業種にお金がまわり、企業や経済を重視する人達は「やはり自民党」と思うかもしれないが、これって客観的に見れば税金を使った買収。

 一方で改革は逆行。
 天下り法案は骨抜き。
 公共事業は景気対策と称してムダなものが作られる。
 そしてそれを取り巻く利権。
 この構図は変わらない。

 小泉さんは「米百俵」を例えにして、将来のために今は我慢しようとすべてを金縮しようとしたが、今は我慢も金縮もない使い放題。
 錦の御旗は『100年に一度の危機』『経済対策』。

 しかしツケは未来に、子供たちにまわされる。
 まあ人のやることに百点満点は無いんですけどね。
 小泉さんのやったことにも、麻生さんや民主党がやろうとしていることにもプラスとマイナスがある。
 そこを見極めなくてはいけないのですが、麻生さん、少なくとも既存のムダには大きくメスを入れて下さいよ。

 僕が民主党に期待しているのは、政権をとれば戦後60年の癒着の膿が出せるということと次の主張。
 すなわち<予算を削減した役人を評価する>。
 今は<より多くの予算を取った役人が評価される>という発想ですからね。
 これまでと逆の発想。

 もっとも支持率10%の麻生内閣を攻めきれなかった民主党はそれだけの力で、政権をとってもしたたかな官僚相手に闘うことは出来ないのかもしれませんが。


コメント
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