平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

フジテレビ開局50周年 名作ドラマ&映画全て見せます!

2009年04月08日 | バラエティ・報道
 フジテレビ開局50周年 名作ドラマ&映画全て見せます!

 面白かったですね。
 「ひとつ屋根の下」の感動マラソンシーン。
 あれは実際の市民マラソンを使った撮影だったそうだが、江口洋介さんがトップを走っていたのは途中入りのズルだった。
 一方「ウォーターボーイズ2」の五段櫓。
 あれは心配を何度も繰り返した真剣勝負。
 自分たちはやれると信じてひたむきに櫓に取り組むボーイズ達。
 木村拓哉さんがコメントしていたが、この「ひとつ屋根の下」と「ウォーターボーイズ」の違い!
 かたやズル、かたや真剣勝負。

 こんな裏話もあった。
 反町隆史さんと竹野内豊さんの「ビーチボーイズ」。
 あれは女性視聴者に男のハダカを見せるための企画だった。それは「ウォーターボーイズ」に受け継がれている?
 また「踊る大捜査線」。
 柳葉敏郎さんは室井の殉職を望んでいたが、柳葉さんの奥さんに「室井はかっこいい」と言われて殉職がなくなった。
 ユースケ・サンタマリアさんの真下役は最後まで決まらず、ユースケさんの決定はオーディションだった。しかもプロデューサーはダメなら殉職させればいいと思っていた。
 ドラマ製作の裏側にはいろいろあるものですね。
 またみんな若かった。
 「ウォーターボーイズ2」でも今を時めく瑛太さんや玉木宏さんは初心な新人でしたし。
 「ひとつ屋根の下」の山本耕史さんや福山雅治さんには少年の面影が。

 ドラマ製作の裏話も面白かったが、出演されている役者さんたちのリアクションも面白かった。
 山口智子さんがVTRに出て来ると、唐沢寿明さんが画面に手を振っている。
 一方、反町隆史と松嶋菜々子さんが出演されていたがふたりの絡みやツーショットはなし。
 コメントの受け答えでも人柄が出る。
 竹内結子さんは人柄が良さそう。
 でも柴咲コウさんはそっけなくて………。
 柳葉敏郎さんは特撮「スペクトルマン」を見て子供の様に目を輝かせていた。
 それに田中邦衛さんが来ると、江口さん、唐沢さん、陣内孝則さんらそうそうたる役者さん全員が起立するんですよね。
 スタンディングオベイション。
 先輩への敬意、素晴らしいです。

 田中邦衛さん繋がりで言うと、「北の国から」で黒板五郎が柱の下敷きになって豪雪の中で暖を取るシーンは感動でしたね。
 僕もあのシーンは涙が出るほど衝撃だった。
 体感マイナス50度での撮影。
 そういう命を張った撮影だったから胸を打ったのでしょう。

 こうしてふり返って見ると僕はフジのドラマを一番多く見てますね。
 しかし最近のドラマがつまらなくなったのはどうしてだろう?
 僕の感性が衰えたのか、時代の面白さの基準が変わったのか、ドラマの作り手の力が落ちたのか。
 その辺を今クールのドラマで見極めてみたいと思います。


コメント (2)
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