ラストを前に大きく揺さぶった。
父親との関係をめぐって芦屋瑞稀(堀北真希)と言い争いをしてしまう佐野 泉(小栗 旬)。
「どうして触れてほしくない所に触れてくるんだよ」
「話さなきゃ何も変わらねえよ」
「お前には俺の気持ちなんかわからない。わかってほしくもない」
哀しむ瑞希に中津秀一(生田斗真)はこう言う。
「俺にしとけよ。お前が誰が好きでもかまわない。お前のことが好きだ」
遠ざかる関係と近づく関係。
三角関係。
恋愛ドラマの基本。
三人三様に悩みを抱え、葛藤するのも恋愛ドラマの基本だが、僕は中津のカラッとしたドライな感じが好きだ。
中津も瑞希に対してイジイジ悩む。
しかし、「瑞希は瑞希だ。そんなの関係ねぇ」(笑)と言って一歩踏み出せる。
「Shall we danse?」とすぐに言える。
楽しいのもいい。
佐野に瑞希が『おんな』であることを知っているか聞きたくて
「知ってるか? 瑞希がおん……がくビヨンセが好きなの?」
「知ってるか? 瑞希がおん……野菜食えないって?」
「瑞希っておん……きせがましくねえ?」
と言う。
一方、佐野はウェット。
母親を孤独に死なせた父親への怒りにとらわれて、純粋にバーに向き合うことができない。
弟や神楽坂に勝つためには父親と向き合い、ハイジャンの教えを乞わなくてはならない。
瑞希に跳んだところを見せるには、父親に教えを乞わねばならない。
だがとらわれている。
とらわれを捨てて人と向き合う術を心得ているのは中津の方だ。
また佐野は好きな瑞希にも一定距離は踏み込ませない。
「俺じゃ頼りないかよ?」と問う瑞希に佐野は言う。
「俺にはお前という帰ってくる場所がある」
「お前がいるからがんばれる」
そこまでは言うが、父親のことには踏み込ませない。
「誰にだって踏み込んでほしくないことあるだろう。気持ちだけもらっておくよ」
そしてラストは拒絶。
一方、中津はどんどん距離を縮めてくる。
「俺にしとけよ。お前が誰が好きでもかまわない。お前のことが好きだ」
中津はオープンマインド。ウェルカム。
瑞希が佐野にこだわっているのを知りながら、それはそれで割り切れる。
父親に対してわりきれない佐野とは対照的だ。
この人物対比が面白い。
佐野は心を閉ざしたキャラだ。
瑞希は佐野の心の扉をこじ開けようとがんばるが、跳ねとばされる。
跳ねとばされれば追いかけたくなるのが恋愛心理。
また陰のある心を閉ざした男にひかれるのは女性心理?
★追記
月曜日の「笑っていいとも」のテレホンに生田さんが出演されていた。
桜咲学園の生徒の名前って、みんな大阪の駅名なのだそうだ。
「芦屋」「難波」「南」……なるほど!気がつかなかった。
最終回は2時間SPになるらしい。
★追記
今回の学園行事は「舞踏会」だった。
父親との関係をめぐって芦屋瑞稀(堀北真希)と言い争いをしてしまう佐野 泉(小栗 旬)。
「どうして触れてほしくない所に触れてくるんだよ」
「話さなきゃ何も変わらねえよ」
「お前には俺の気持ちなんかわからない。わかってほしくもない」
哀しむ瑞希に中津秀一(生田斗真)はこう言う。
「俺にしとけよ。お前が誰が好きでもかまわない。お前のことが好きだ」
遠ざかる関係と近づく関係。
三角関係。
恋愛ドラマの基本。
三人三様に悩みを抱え、葛藤するのも恋愛ドラマの基本だが、僕は中津のカラッとしたドライな感じが好きだ。
中津も瑞希に対してイジイジ悩む。
しかし、「瑞希は瑞希だ。そんなの関係ねぇ」(笑)と言って一歩踏み出せる。
「Shall we danse?」とすぐに言える。
楽しいのもいい。
佐野に瑞希が『おんな』であることを知っているか聞きたくて
「知ってるか? 瑞希がおん……がくビヨンセが好きなの?」
「知ってるか? 瑞希がおん……野菜食えないって?」
「瑞希っておん……きせがましくねえ?」
と言う。
一方、佐野はウェット。
母親を孤独に死なせた父親への怒りにとらわれて、純粋にバーに向き合うことができない。
弟や神楽坂に勝つためには父親と向き合い、ハイジャンの教えを乞わなくてはならない。
瑞希に跳んだところを見せるには、父親に教えを乞わねばならない。
だがとらわれている。
とらわれを捨てて人と向き合う術を心得ているのは中津の方だ。
また佐野は好きな瑞希にも一定距離は踏み込ませない。
「俺じゃ頼りないかよ?」と問う瑞希に佐野は言う。
「俺にはお前という帰ってくる場所がある」
「お前がいるからがんばれる」
そこまでは言うが、父親のことには踏み込ませない。
「誰にだって踏み込んでほしくないことあるだろう。気持ちだけもらっておくよ」
そしてラストは拒絶。
一方、中津はどんどん距離を縮めてくる。
「俺にしとけよ。お前が誰が好きでもかまわない。お前のことが好きだ」
中津はオープンマインド。ウェルカム。
瑞希が佐野にこだわっているのを知りながら、それはそれで割り切れる。
父親に対してわりきれない佐野とは対照的だ。
この人物対比が面白い。
佐野は心を閉ざしたキャラだ。
瑞希は佐野の心の扉をこじ開けようとがんばるが、跳ねとばされる。
跳ねとばされれば追いかけたくなるのが恋愛心理。
また陰のある心を閉ざした男にひかれるのは女性心理?
★追記
月曜日の「笑っていいとも」のテレホンに生田さんが出演されていた。
桜咲学園の生徒の名前って、みんな大阪の駅名なのだそうだ。
「芦屋」「難波」「南」……なるほど!気がつかなかった。
最終回は2時間SPになるらしい。
★追記
今回の学園行事は「舞踏会」だった。