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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

腰抜け二丁拳銃

2007年04月12日 | 洋画
 ボブ・ホープの「腰抜け二丁拳銃」。
 喜劇役者ホープが演じるキャラクターはこんなキャラ。
「臆病でうぬぼれ屋で単純で人に騙されやすく。しばしば窮地に立たされながらも、最後には天性の機敏さでなんとか逃げおおせる。最後には美女をつかまえ、勝者となる」
 この作品でも例外ではない。
 ホープ演じるペインレスはやぶの歯医者。(名前が痛みなしというのがおかしい)そんな彼がインディアンに武器を売っている事件に巻き込まれ、インディアンと武器商人をやっつけて、ヒーローにヒロインともゴールインになる。
 アメリカの良き時代のキャラクター、良き時代の物語である。
 また女性囚人カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)が恩赦と引き換えに武器商人捜査に関わり、町の潜入スパイを敵に殺されたり、鍛冶屋のビリングスらから情報を得ながら犯人を追いつめていく所などは結構アクション映画している。
 さて、以下は作品中のギャグを羅列していく。

★歯医者のホープ。歯を抜く時使うのは『笑気ガス』。これを吸うと笑ってしまうというガス。これで患者の歯を抜いたのはいいが、笑気ガスを吸ってしまい、違った歯を抜いてしまう。(※笑気ガスは「ピンクパンサー」でも使われていた)

★捜査官に間違えられるホープ。ジェーンもそれを利用していっしょに旅をすることに。その方がカムフラージュになるからだ。しかし、ドジばかり。あれで捜査官かと敵は思う。

★馬を馬車に繋ぎ忘れていて、出発の時、馬に引っ張られる。
 この逆は3回使われていて、3回目は……。

★寝室に忍び込んだインディアンをジェーンと勘違いする。「腕が太いんだね。三つ編みにしたのか」とか言って完全に勘違い。

★木に鏡を付けてヒゲを剃っているホープ。鏡が落ちて腰を屈めた瞬間、インディアンの矢が飛んできて偶然、避けてしまう。

★草木のダミーに隠れてホープに近づこうとするインディアン。ホープがふり返るとインディアンは止まって、ダルマさんが転んだ。

★インディアンとの闘い。ホープは樽に隠れて銃を撃つが当たらない。一方、ジェーン。少し離れた所でライフルで銃を撃ってインディアンを倒していく。結果、ホープが倒したことになりホープはヒーローに。ヒーローを讃える人たち。ホープはライフルを肩に担いで、彼らを出迎えるがライフルが暴発。暴発した弾丸の先には木の上で矢をつがえていたインディアン。インディアンが木から落ちる。これを見て敵は「隙のない男だ。殺すのは難しい」と思う。

★町のならず者ジョーと決闘することに。お互いを探して町を歩きまわるふたり。ホープが建物の入口から入るとジョーは出口から出る。ふたりは並行して歩いているのだが、ふたりの間を馬車が動いていてお互い気がつかない。

★敵の武器の隠し場所・葬儀屋に忍び込むホープ。敵が来て死体のふりをする。

★インディアンの集落に潜入。まじない師に化けて動きまわるが、火薬のツボを持っていて、火薬がこぼれ落ちる。結果、火がついて集落中が大爆発。


コメント
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