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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

笑っていいとも! の西村賢太氏~問われる作家の品格

2012年03月13日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 現在、ちょっと話題の芥川賞作家・西村賢太氏。
 私も先週、西村氏が出ている「笑っていいとも!」を偶然見ましたが、あれは下品ですね。
 芥川賞作家の肩書きがなければ、ただの中年オヤジがエロ話をしているだけの内容。
 事の次第はこんな感じ。

<放送事故寸前!?>(日刊ゲンダイ2012年3月8日掲載)

 芥川賞作家の西村賢太(44)の“テレビ人気”が急上昇している。
 西村は今月5日にタモリが司会の「笑っていいとも!」(フジテレビ)にゲスト出演。人生の修羅場をくぐり抜けてきた俳優や作家をゲストに迎える「ちょっと怪しい課外授業」というコーナーの“非常勤講師”として、SMAPの香取慎吾やロンブーの淳らを相手に自説を開陳した。
 この中で、西村は生放送にもかかわらず「若いコと肉体関係を持ちたい」「若い女性のぬくもりを大事にしたい。(ぬくもりを得られない時は)外に買いに行きます。僕の場合はデリヘルです」と、お昼の番組とは思えない下ネタを連発。続けて、デリヘル嬢とのプレー内容まであけすけに語ったのだ。
 生報道だけにピー音をかぶせることもできず、放送事故寸前だったこの日の「いいとも」。だが、逆に放送を見てニヤリとしたのはテレビ関係者だという。
「深夜番組にはうってつけのキャラです。芥川賞作家という立派な肩書があるから、下ネタ発言は視聴者がより興味を持つはず。コメンテーターとしては最適でしょう。すでに大手芸能プロにも所属しているし、今後は西村の露出が増えるのは確実です」(テレビ関係者)
 作家といえば、最近は石原都知事に噛み付いて話題の芥川賞作家・田中慎弥もキャラが立っていることでは双璧。しかし、「田中さんは極度の恥ずかしがり屋で、石原都知事への過激発言もほとんど照れ隠し。テレビ向きではない」(文芸関係者)といわれ、タレント性は西村がずっと上だろう。
 西村は今月23日にはBSジャパン「小林麻耶の本に会いたい」に出演予定。麻耶相手にも下ネタ発言するのか、興味深い。


 という内容。
 芸人さんもテレビで下ネタを言うが、しっかり芸になっているから品がある。
 たとえば「笑点」の小遊三師匠。
 しかし、西村氏の場合は芸がないから、ただの中年オヤジトーク。
 作家としてのテツガクもない。

 大体、西村賢太氏はこの出演で何を表現したかったのだろうか?

 <無頼>を気取りたかったのか?
 だったら故・団鬼六先生くらいやってほしい。
 鬼六先生は印税をSM映画の制作と将棋雑誌につぎ込んだ。
 なのに西村センセイは印税4000万(芥川賞を獲って本が売れ、このくらいの印税が入ったらしい)をチアチマと風俗に使うだけ。

 自らを<ピエロ><トリックスター>にしたかったのか?
 だったら故・遠藤周作先生くらいのユーモアでやってほしい。
 遠藤先生はピエロになる時、<狐狸庵先生>を演じたが、それくらいのことをやってほしい。

 かつて作家がメディアに出て何かを語る時は格好よかった。
 故・吉行淳之介先生しかり。
 故・開高 健先生しかり。
 野坂昭如先生しかり。
 それぞれのダンディズムがあった。
 北方謙三先生も上のお三方に比べればまだ「小僧」だが、しっかりダンディズムを表現している。

 なのに西村センセイは?
 ただのエロオヤジ。芸も品格もテツガクもない。
 こう書いてしまう私自身、歳をとって保守的になり、彼の面白さを理解できなくなってしまったのだろうか?
 それに西村氏の作品を読んだわけではないし。

 日刊ゲンダイの記事に拠ると、西村氏は現在、テレビメディアに注目されているとのこと。
 テレビに消費され、捨てられないことを願う。
 お節介かもしれないが、テレビなんかに出ているよりは作品を書いた方がいいんじゃないか、とも思う。


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『運命の人』の原田泰造さんと『最後から二番目の恋』の益若つばささん。

2012年02月22日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 『運命の人』の三木琢也役の原田泰造さんっていいですよね。
 妻・三木昭子(真木よう子)を寝取られた病気療養中の元外務官僚。
 自分の境遇を嘆いてばかりで、昭子でなくてもいっしょにいて息が詰まりそうな人物。
 昭子のことを愛しているのだろうが、幼児性が抜けきれず、愛情表現が嫉妬や独占欲など、すべてが負の形で出てしまう。
 そんな屈折した人物を原田さんは見事に演じきっている。

 実際、三木琢也という役は難しい。
 やり過ぎるとホラー映画の狂気の男になってしまうし、出世コースから外れたプライドの高い官僚の悲哀、支配したいと思っている妻に食べさせてもらっている屈辱、同時に昭子を求める心など、さまざまなことを短いセリフと出番の中で表現しなければならない。

 『最後から二番目の恋』の人気脚本家・栗山ハルカを演じている益若つばささんもいい。
 ハルカはこんな女性。
 生活臭がなく、何を考えているのかわからないあっけらかんとした女の子でありながら、しっかり結婚している。
 脚本が書けなくて悩んでいるのかと思いきや、実は他のテレビ局の脚本を書いている。
 そんなしたたかさを持ちながら、その脚本を間違って、千明(小泉今日子)の所にメールで送ってしまう軽率さもある。
 確か益若さんも結婚されているんですよね。
 そんな現実のプライベートもオーバーラップして、ハルカという役は益若さんにピッタリ。

 『運命の人』の原田泰造さんといい、『最後から…』の益若さんといい、上手いキャスティングに出会うと拍手したくなる。
 バラエティのタレントさん、モデルさんがそのキャスティングに応えて、いい演技をしてくれると嬉しくなる。(原田さんなどは役者としての実績をすでに作られていますが)

 その人でなければ出せない雰囲気がある。
 その人でなければ出来ない役柄というものがある。
 役者さん、タレントさんがそういう役柄に出会えた時は最高の喜びであろう。


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行列のできる法律相談所~小林麻耶さんは魔性の女!?

2012年01月25日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 小林麻耶さんは魔性の女である!
 1/22放送の『行列ができる法律相談所』で、明石家さんまさん、東野幸治さん、フットボールアワー後藤さん、雨上がり決死隊の宮迫博之さんといったそうそうたるメンバーを手玉に取った。
 以前別の番組で、小林麻耶さんが大暴れする泉谷しげるさんの被害に遭った時、司会のさんまさんは「やめなはれ」と泉谷さんを止めながら大笑いをしていた。
 番組的にはおいしい展開だったので、さんまさんは大笑いをしていたのだが、小林さんにとっては涙を流すほどのショック。
 このことで今回あらためて小林さんが文句を言うと、さんまさんは「悪かった」と謝罪。
 すると、小林さんは「うれしいです~♡」と可愛く返答。
 すると、さんまさんは「ほんま?♡」と小林さんの笑顔に魅せられてしまった。

 このように小林麻耶さんは、男を手玉に取る魔性の女なのである(笑)。
 さんまさんに拠れば、小林さんの思わせぶりにTBSの社員は何人も遊ばれたらしい(笑)。

 小林さんの魔性は続く。
 「彼女はすべてまやかしなんや」と東野孝治さんは責めると、小林さんは「違います~♡」。
 すると東野さん、「違うの?♡」とハートマーク。
 次にフット後藤さんが「魔性の女なんや」と指摘すると、「魔性じゃありません~♡」と甘い声で返答。
 すると後藤さんは「ほんまかい♡」と顔を赤らめる。
 そして今度は宮迫さんが「芸人をなめるのもいい加減にせい!」と怒ると、「なめてなんかいません~♡」。
 すると宮迫さんは「好き♡」

 このように小林さんの魔性は、男たちをメロメロにしてしまったのだ。
 もちろん、これらのやりとりは番組を盛り上げるためにやったことだろうが、実に面白い会話のキャッチボール。
 
 それにしても、人の魅力を引き出すのが上手いですね、さんまさんを始めとする芸人さんたちは。
 小林麻耶さんに<魔性の女>というキャラクターを与えた。
 当分、小林さんは、このキャラクターでやっていけるだろう。
 芸人さんが「魔性の女なんや」と振って、「魔性じゃありません~♡」と甘い声で答えるというギャグパターンで、他の番組でも活躍できる。飽きられるまで。

 というわけで、芸能人はキャラクター。
 <魔性の女>でも<私の体はワインで出来ている>でも<熟女好き>でも<キモい>でも<おバカ>でも、ともかくキャラクターが出来てしまった人の勝ち。
 それにしても、こうして自分のマイナス部分も含めて切り売りして生きていかなくてはならない芸能人って、大変な商売ですね。


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注目の美女たち~木村文乃さん、野波麻帆さん、本田翼さん!

2011年12月27日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 先週放送していたバラエティ「ずっとあなたが好きだった」

 フルーツポンチの村上さんは、好きな女性として、木村文乃さん、野波麻帆さんをあげていた。
 名前だけだとピンと来ないが、最近の出演作を聞くと顔が浮かんでくる。

 木村文乃さんは、ドラマ『蜜の味』で頼陽華(ライライ)役を演じていた。
 物怖じしない陽気な中国人女性の演技が見事だった。
 それにドコモのスマートフォンのCM。
 桑田佳祐さんが、OL役の木村さんのスマートフォンになるというCM。
 軒下に桑田さんと雨宿りしている映像が渋くてよかった。
 バックに流れている曲は『明日へのマーチ』。
 地味な顔立ちの印象だが、実にきれいな方。
 だがフルポンの村上さんいわく、化粧品のちふれのCMの彼女は別人で華やかだとのこと。
 今度、注意して見てみよう。
 男は女性の化粧品のCMは注意して見ませんからね。

 野波麻帆さんは『家政婦のミタ』。
 誰を演じていたかというと、恵一の不倫相手の風間美枝役。
 こう聞くと顔が浮かんでくる。
 目鼻立ちがはっきりしていて、ハーフのような印象の美女。
 その他には映画『モテキ』などにも出演されているらしい。

 ピース又吉さんがラブコールを送っていたのは、モデルの本田翼さん。
 ダイドーコーヒーのCMで、オーディションを受けにいく女の子を演じていた。
 「本田翼です!」とCM中で叫んでいたから、印象に残っている方も多いだろう。
 そして、本田さんと又吉さんは相思相愛?
 実は本田さん、前回の「ずっとあなたが好きだった」に出演されて「憧れの人は又吉さんです」と宣言したのだ。
 何とうらやましい!
 このふたりの関係はどう発展していくか。

 というわけでTVの中には美女が溢れている。
 前回、このブログで紹介した忽那汐里さんや剛力彩芽さん(「注目の女優! 忽那汐里さん、剛力彩芽さん」)もそう。
 今まではドラマでチェックしていたが、CMにも存在しているのだから気が抜けない。
 『家政婦のミタ』では忽那さんには注目していたが、野波さんまでは目が届かなかった。
 『蜜の味』でも榮倉奈々さんと菅野美穂ばかり見ていて、木村さんを忘れていた。
 何という不覚!
 そして、木村文乃さん、野波麻帆さんをしっかりチェックしていたフルポン・村上さんはさすがである。

 というわけで繰り返すと
 TVの中には美女が溢れている。一瞬たりとも気が抜けない。


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耳キーン!となるわ~フットボールアワー・後藤さんのたとえツッコミ!

2011年12月02日 | 監督・俳優・歌手・芸人

★芸人・フットボールアワーの後藤さんの得意技に<たとえツッコミ>がある。
 それはこんなふうに使われる。
 たとえば、共演者の芸人さんがギャグでスベった時、こうツッ込む。
 「お前、よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるヤツやで」(笑)
 スベったつまらないギャグを、陶芸家が自分の作品に満足がいかなくて割ってしまうことと上手く掛けている。
 見事なたとえだ。

★後藤さんの<たとえツッコミ>は他にもある。
 たとえば、テンションやあるテーマに対する思い入れなどで他の共演者と温度差がある時はこんな感じ。
 「温度差あり過ぎて風邪ひくわ」 (笑)
 これは、たとえとしては少しフツー?

★しかし、後藤さんには究極・至高の<たとえツッコミ>がある。
 たとえば、「ロンドンハーツ」の格付けしあう芸人たちで、千原ジュニアさんが「俺は浮気はしない。好きになったらその女性だけを大事にする」と発言。
 すると後藤さんはこうツッ込む。
 「全然、ジュニアさんのイメージと違う。イメージの高低差があり過ぎて耳キーン!となるわ」 (笑)
 説明は不要でしょうが、一応しておくと、イメージのギャップと飛行機などが低いところから急に高い所にいった時に耳がキーンとなることを上手く掛けている。

★この<たとえツッコミ>は様々に応用される。
 共演者の芸人さんが後藤さんにフリを出すのだ。
 たとえば、わざとスベるギャグを言う。
 すると後藤さんは「よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるヤツやで」と突っ込める。
 あるいは、わざとイメージギャップの話題を出す。
 すると後藤さんは「高低差があり過ぎて耳キーン!となるわ」を言える。
 しかし、このやりとりが何度も繰り返されると、段取りでやっていることが視聴者にわかってしまうから、後藤さんはフラれてもやりたがらない。
 ここに新たなギャグが生まれる。

★この後藤さんの<たとえツッコミ>を上手く引き出せるのは<ザキヤマさん>ことアンタッチャブルの山崎さんだ。
 後藤さんが<たとえツッコミ>をやりたがらないとザキヤマさんが代わりに言う。
 たとえば、「うれしすぎて耳キーン!となるわ」と言ったり、後藤さんの耳元で「キーン!」と叫んだり。
 すると後藤さんはこうツッ込む。
 「うれしすぎて耳キーン!となるわ」←「それはただの中耳炎や!」(笑)
 耳元で「キーン!」←「近場のアラレちゃんか!」(笑)

 というわけで、<たとえツッコミ>の第一人者になったフットボールアワーの後藤さん。
 芸人さんがこういう得意技をひとつ持つといいですね。
 それが個性になる。
 視聴者は「耳キーン!となるわ」を聞きたくて期待する。

 それに芸人さんにとって自分の得意技を引き出してくれる共演者も大事。
 後藤さんにとってはザキヤマさん。

 それにしても、<得意技を引き出して相手を輝かせる>って完全にプロレスですね。
 プロレスも相手の技を受けて、返して、お互いを輝かせていく格闘エンタテインメント。
 バラエティでの芸人さんたちのやりとりは<格闘技>なのです。


 関連記事 有吉弘行VS熊田曜子「別の子に変えますか」




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FUJIWARA 藤本さんの面白夫婦生活!

2011年11月29日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 先週の「メレンゲの気持ち」に木下優樹菜さんが出ていた。
 トークの内容は、夫であるFUJIWARAの藤本さんのこと。

★藤本さんは家では関西弁を使わず、木下さんに合わせて<若者言葉>を使っているらしい。(←番組では「あいつ、関西弁を捨てたな」と久本雅美さんにツッ込まれていた)

★以前、木下さんが夕食で酢豚を作ったが、あまり出来がよくなかったらしい。
 藤本さんは美味しくないという顔。ちょっと不機嫌。
 木下さんが「いくら美味しくなくても、そんな顔をしないでほしい」と怒ると、藤本さんはこう答えたらしい。
 「俺は酢豚の豚肉に怒っているんだ」(笑)

★ふたりでゲーム「桃太郎電鉄」をやっていた時のこと。
 ゲームで木下さんが劣勢、負けそう。
 すると藤本さんはゲームの電源を切って「にゃーちゃん(木下さんの愛称)をいじめるのはイヤだ」と叫んだらしい。(笑)

 強面の藤本さんですが、本当に優樹菜さんにメロメロなんですね。
 ギャップもすごいし、実にかわいい。

 <夫婦タレント>というジャンルがある。
 北斗晶さんと佐々木健介さん、品川庄司の庄司さんと藤本美貴さんとか。
 彼らは夫婦生活のさまざまな出来事をネタにしてお茶の間に笑いを届けてるが、どれも心温まる。
 基本的には、夫が妻の尻に敷かれているのが夫婦円満のコツ?

 藤本さん、優樹菜さん
 これからも、こういう面白エピソードを話していって下さいね。
 エピソードの積み重ねが夫婦生活だとも思いますし、エピソードという写真がいっぱい貼ってあるアルバムを作っていって下さい。


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注目の女優! 忽那汐里さん、剛力彩芽さん!

2011年11月15日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 仕事の合間に何となくテレビをつけたら「野ブタ。をプロデュース」の再放送をやっていた。
 初々しいですね、堀北真希さんも戸田恵梨香さんも。
 今では、おふたりともドラマの主役を張る人気女優だけれど。

 実際、この世代の女優さんは百花繚乱。
 他にも、綾瀬はるかさん、上戸彩さん、井上真央さん、榮倉奈々さん、上野樹里さん、多部未華子さん、長澤まさみさん、黒木メイサさん、新垣結衣さん、吉高由里子さん、北川景子さん、相武紗季さん、満島ひかりさんなど、すごいメンバー。
 彼女たちよりひとつ下の世代も、志田未来さん、武井咲さん、成海璃子さん、川島海荷さん、夏帆さん、福田麻由子さんなど、層が厚い。

 さて、最近目を惹いた女優さんと言えば、まず忽那汐里さん。
 <くつなしおり>とお読みするらしい。
 既に「BECK」や「名探偵コナン」などの作品で注目されていた方もいらっしゃるでしょうが、僕は「家政婦のミタ」と「江~姫たちの戦国~」でインパクトを受けた。
 目が大きくて大変きれいな方だが、個性もある。
 調べてみると、オーストラリア出身で英語もペラペラらしい。
 アイドル顔やモデル顔が溢れている今の時代、ただきれいだったり、可愛かったりでは通用しない。
 その意味では、忽那さんはインパクトがある。一度見たら忘れない。
 帰国子女であることや役柄のせいで感じるのか、芯の強さも感じる。
 
 一度、見たら忘れないといえば、剛力彩芽さんもそうだ。
 <ごうりきあやめ>とお読みするらしい。
 僕が注目したのは「アスコーマーチ」。武井咲さんの主人公に批判的な女の子を演じていた。
 一時は髪を伸ばしていたようですが、髪をショートにして個性やインパクトが出た。
 以前、つんく♂さんが、<髪型でごまかさず、おでこを出して勝負できるのが真のアイドルだ>みたいなことをおっしゃっていたが、剛力さんは、しっかりおでこを出して十分にきれいだ。
 それは忽那さんもそうだし、上記の女優さんたちもそうだ。
 なので、僕は最近テレビで女性を見る時、おでこを出しているかいないかをチェックするようにしている。
 「僕とスターの99日」のキム・テヒさんなんかもしっかりおでこを出していますよね。

 というわけで、百花繚乱のテレビの世界。
 まさに目の幸せ。眼福。
 <美しさ+個性>が必要とされている中で、今後もどんな方が出て来るか?

※追記
 忽那汐里、剛力彩芽……名前もインパクトがある。
 蓮佛美沙子さんなんかもそうだが、どう読んだらわからないような名前が今後のトレンド?

※追記
 そう言えば、昨日の「HEY HEY HEY」では、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の小池唯さんが出ていた!
 小池さんは完全なアイドル顔ですが、実は結構注目している。
 笑顔が上品。敵と戦う時のキリリとした表情もいい。


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島田紳助さんの引退を考える

2011年08月24日 | 監督・俳優・歌手・芸人

 島田紳助さんの突然の引退。

 暴力団とのつきあいの詳細はわからないが、多分に<抗議>が含まれているような印象を受ける。

 あることないこと、些細なことを面白おかしく書くマスコミへの抗議。

 守ってくれない事務所やテレビ局への抗議。

 テレビ局は、現在は紳助さんに好意的な扱いをしているが、いつ豹変するかわからない。あるいは、もし今回引退会見をしなければ、暴力団とのつきあいのことで批判、糾弾の側にまわっていたかもしれない。

 そんな不信感を根底に感じる。

 紳助さん自身も『ヘキサゴン』のおバカさんブームが一段落し、次の道を模索している最中に、この暴力団とのつきあい記事が出て、もうどうでもよくなったのではないか? もう、これ以上登る山はないと考えたのではないか? 沖縄での暮らしが結構充実していたようですしね。

 いずれにしても、頂点を極めた人間が、仕事人生をどう幕引きしていくかは難しい。

 明石家さんまさんなんかは、「さんまのまんま」で千原ジュニアさんに語った所に拠ると、いずれはテレビに出るのはゲストで呼ばれる時くらいにして、普段は劇団を作ってコントを舞台でやっていきたいみたいですし。

 最後に紳助さんの功績。

 『ヘキサゴン』や『行列』、あるいは『M-1』で、様々なタレントさんを世に送り出したことは大きい。

 島田紳助にしか出来ないオンリーワンの司会のスタイルも。

 涙や感動を笑いに持ち込むウェットな感覚は、タモリさんやさんまさんを好きな僕には抵抗があったが、それが紳助さんのスタイル。

 紳助さんが芸能界を離れて次に何をするのか? そのことに注目していきたい。

 あとは「ヘキサゴン」や「行列」の録画ストック分の休止はやめてほしいな。これで見られなくなってしまうのは寂しい。

 

 

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爆笑! 浅田美代子伝説!

2011年08月16日 | 監督・俳優・歌手・芸人

 明石家さんまさんのトークには、浅田美代子さんの爆笑ネタがよく出てくる。

★ローマ、トレビの泉でコインを投げて腕をツッった。

★腕をぐるぐる回しながら「足が痛~い!」と言っていた。

★浅田さんのご身内の葬儀で、さんまさんが香典を持って行くと、「何でもお金で解決できると思わないでよ!」と浅田さんに言われた。

★二時間ドラマの探偵役の長ぜりふで、犯人のトリックと動機を長々と説明したが、後で付き人に「それで犯人誰だったの?」と聞いてきた。

★ホテルのドアキイでドアを開けようとしたが、何度試しても開かない。よく見るとテレホンカードだった。

 いずれも『さんまのまんま』で紹介されたエピソード。

 間寛平さんなどは、「面白すぎるから浅田美代子さんとは競演したくない」と言っているらしい。

 この様にタレントさんには、<語り継がれるエピソード><伝説>が必要なんですね。

 ガッツ石松さんなんかも数々の<伝説>の持ち主。 僕が好きなエピソードは、海外で入国審査の用紙にSEXと書かれていて、ガッツさんは「週3回」と書いたこと(笑)。SEXとは、あなたの性別を書けということだったのですが……。

 芸人さんは芸でさまざまな伝説を作ろうとしているが、浅田さんたちは天然でやっている。

 また、彼らの隣には、しっかり似たような天然キャラがいる。

 浅田さんの場合は、中村珠緒さん。

 ガッツさんの場合は、具志堅さん、輪島功一さん。

 伝説と言えば、AKB総選挙の前田敦子さんの「わたしのことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないで下さい」もそうですね。

 タレントさんに必要なのは、語り継がれる<伝説>を残せるか否か。

 それは芸でもエピソードでも、すぐれた演技でも歌唱でも何でもいい。

 われわれも<伝説>を見たいし、タレントさんも<伝説>を残せるようにがんばって下さい。

 

 

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それでも、生きていく~やはり満島ひかりはすごい!

2011年07月15日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 やはり満島ひかりさんはすごい。
 昨夜の録画した第2話も何度も繰り返して見てしまった。
 くるくる変わる表情、予想のつかないせりふまわし、独特の間。
 物語もそうだが、満島さんの演技の凄さに圧倒され、感動してしまう。

 前回も書きましたが、満島さんの演じる双葉って、すごく難しい役だと思うんです。
 加害者の家族として迫害されてきた人生。
 死にたいとは思わないけど、生きていたくもない人生。
 兄への愛。
 いつまでも残っている自分に優しかった兄の記憶。もしかしたら兄は無実と信じたい気持ち。
 一方で、洋貴(瑛太)を始めとする深見家への懺悔の気持ち。
 兄に戻ってきてほしいという想い。
 兄への手紙で描かれた、希求にも似た充実したOL生活を送っている自分と幸せな家族の情景のイメージ。
 これら様々に揺れ動く心の中の嵐を、抑えた演技で的確に表現している。
 「(殺しても)いいですよ」「クリスマスケーキ、食べていませんから」といったポツリと発せられるせりふのひとつひとつに力がある。
 アドリブもある。
 おそらく「とっても可愛い子猫」とか「たった一行の」とつけ足した部分はアドリブだろう。

 通常、テレビドラマの演技って、カット割りで何とかなるもの。
 役者さんがそんなに哀しい演技をしていなくても、前後の流れでアップの顔が哀しく見えてしまう。
 だが、満島さんの場合はそんなカメラワークは必要ない。
 遠景のロングのカットでも、顔が映っていない背中越しのカットでも、体の強張りやせりふの力で表現してしまう。

 あるいは芝居とは役者さんと役者さんのせりふのキャッチボール、ぶつかり合いである。
 今回の瑛太さん演じる洋貴とのやりとりはすごかった。
 次回は大竹しのぶさんとの絡みがありそう。
 満島ひかり×大竹しのぶ。
 このふたりがぶつかり合って、どんなすごい芝居が見られるか?
 満島さんの演技を大竹さんがどう受けとめ、返すか?
 満島さんは変化球投手ですからね、一方、大竹さんは変化球も直球も投げられる女優さん。

 テレビドラマで、こんなに演技を楽しみに出来る作品はひさしぶりだ。


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