平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

有吉弘行VS熊田曜子 「別の子に変えますか?」

2011年12月09日 | バラエティ・報道
 「ロンドンハーツ」ではお決まりの名物やりとりがある。

★有吉弘行VS熊田曜子
 有吉さんの毒舌に対して、熊田さんが反論する。
 「有吉さんが変なことをいうからあたし、雑に扱われるようになったんです!」「あたしにも支持してくれる女性はいます!」
 これに対して有吉さんも毒舌で反論。言い合いになる。
 ここでロンブー・淳さんが登場。
 「お客様、別の子に変えますか?」
 すると有吉さん、「いや、この子でいい」(笑)

 熊田さんとの言い合い、口論を、キャバクラでの客と女の子との口論にたとえているわけだ。
 このやりとりは、熊田さんが出演する回では定番になっていて、ふたりの口論は必ず行われる。
 熊田さんもこうなることを心得ていて、わざと有吉さんに食ってかかる。
 視聴者もこの「別の子に変えますか?」「いや、この子でいい」が出て来るのを楽しみにしている。

 ロンドンハーツでは、この他にもたくさん名物やりとりがある。
 前回書いたフットボールアワー後藤さんのたとえツッコミもそう。

★陣内智則さんの浮気ネタもそう。
 陣内さんが「俺は浮気はしない」と宣言すると、まわりの芸人さんたちが「いや、1回くらいはしたでしょう?」と返す。
 すると陣内さん。
 「浮気、山ほどしたわ!」
 文字にすると、あまり面白くないのだが、放送のライブで見ると実に面白い。
 視聴者はこれを待っている。

 その他の定番では、アンタッチャブルのザキヤマさんとカンニング竹山さんとの対決、ザキヤマさんの割れたアゴを淳さんが押さえると、ザキヤマさんがしゃべれなくなるというギャグがある。

 バラエティでは、こういう定番ギャグがあると強いですね。
 芸人さんの「ラブ注入」とか「そんなの関係ねえ」(←古い)とかの定番ギャグは多くあるが、芸人さんがコラボしての定番はめずらしい。
 まして有吉さんと熊田さんのやりとりは、芸人さんとグラビアタレントのやりとりだし。

 「ロンドンハーツ」は、バラエティの新しい形をどんどん開拓し、作っているような気がしている。



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