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小渕優子氏は担がれた御輿に過ぎない

2014年10月17日 | 社会、読書
超有力政治家の父親が急逝し、地盤・看板・カバンを引き付いた小渕優子氏。
40歳の若さで、既に衆議院議員当選5回だ。

最初はど素人だったとしても、10年以上も国会議員をやっていれば
もし本人が本気でこの仕事をやって来たのなら
何が法に触れるか位は分かっていて当たり前だ。

有権者対象の観劇会の費用を半分以上負担するなど
父親から引き継いだ後援会が旧態然とした感覚で接待し政治資金処理をしてきたのが
今回の問題だと思う。
30年前にはそれでよかったからと、
ベテランの実務担当者達が公職選挙法で禁じられていることをする。
それを放置してきたということは
10年以上も国会議員をやって来たのに、
未だに小渕氏自身に当事者としての責任感が身についていなかったと言わざるを得ない

昔、小野寺五典氏が国会議員に初当選(補欠選挙)したとき
有権者に「線香セット」を配ったことで公職選挙法違反に問われ
議員辞職し5年間の公民権停止となった。
小野寺氏は政治家の家に婿養子に入ったこともあって
ベテランの実務担当者達に言われるままに「線香セット」を配った。
それが公職選挙法に触れる行為だと知らなかったのだ。

小野寺氏はそのような逆境を乗り越え、再び国会に戻ってきて、
先般は初入閣で防衛大臣として素晴らしい仕事をした。


今回の小渕優子氏の問題を見て、
彼女は学ぶべきことを学んでこなかったことが分かった。
10数年経っても未だに担がれた御輿に過ぎず
政治家としては未熟であり無責任であり、
とても大臣が務まるような器ではない。

彼女を担ぐことで利益を得ている、あるいは将来利益を得ようとする、者達がいるのだろう。
彼女がもし政治家としての自覚と責任感と主体性を持ったなら
担がれることを拒否するかもしれない。
というか、誠実で賢明な人なら大抵はそうなる。
そうなっては困る周囲が、彼女が目覚めないように目覚めないように
この10数年間、仕向け続けてきたのかもしれない。

一部マスコミが気持ち悪いほど小渕氏を持ち上げてきた。
きっと彼女を担ぐ者達の仲間なのだろう。

私はそう思う。
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