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側溝のふた

2012年06月19日 | 社会、読書
朝刊の記事

側溝ふた盗難相次ぐ -5月以降 大町の市道・県道ー
 大町市東部の山沿いで、道路側溝の格子状の鉄製上ぶた「グレーチング」が盗難される事例が相次ぎ、18日も同市大町の県道沿いで3枚なくなっているのが分かった。(後略)

側溝のふたが盗まれたという話を初めて聞いたのはいつ頃だっただろう?
10年か20年くらい前?

誰が何のために、と思ったが、
鉄材として売って換金するためだと知って、
なんと世知辛い世の中になったことだと思った。

そう思いつつ、どこかに納得できないものが残った。

今朝の記事を読んで、その納得できない気持ちを思い出した。

側溝のふたがないことで、誰かがそこに落ちる危険が生じる。
車道なのだから、怪我どころか命に関わることだ。

公共物を盗むことだけでも十分に悪だが、
そのことで人が死ぬかもしれないようなことを
どんなに生活が苦しくても、普通するだろうか?

こういう特殊なものを換金できるというのも、おかしな話だ。
盗品と知りながら買い取って、流通させるルートがあるということだ。

ここで、はたと思い当たった。

重機を使ってATMを丸ごと盗んで持って行くという話だ。

日本人的にはとても思いつかない犯罪。
あっけにとられてしまうような手口だった。

側溝のふたの盗難にも、共通するものを感じる。

そして、「人が死ぬかもしれないなんて知ったこっちゃない」という犯罪という点では
振り込め詐欺(お年寄りから老後の生活費を巻き上げる)にも同じ臭いがする。

日本の社会が全体として物騒になっていることは間違いない。
ただし日本人が変質してしまったのだとは、必ずしも思っていない。

社会は人が作るものだし、国は国民が作るものだ。
このままではいけないと思うなら、それを変えていくしかないだろう。


ところで、上記の記事中に
 普段は通行車両の少ない山道だが、8月の自転車レースのコースにもなっており、市は危険回避のために新たな上ぶたを設置済み。

とあった。
美麻のコースで8月11、12日にサイクルロードレースがあるらしい♪
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