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加藤前支局長、帰還!

2015年04月14日 | 社会、読書
産経新聞前ソウル支局長の加藤氏が
韓国政府による出国禁止措置を解かれて
8ヶ月ぶりに帰国した。

韓国政府、加藤前支局長の出国禁止措置を解除 8カ月ぶり

外国特派員が、コラムに掲載した記事で大統領の名誉を毀損したとして
在宅起訴され出国を禁止されたこの事件は
韓国の言論環境の異常性(=独裁国家みたい)を全世界に知らしめた。
起訴自体が常識的に見れば言いがかりレベルであり、嫌がらせとしか思えない。
しかも出国禁止措置とは、要するに軟禁であり人質にされたようなものである。

リッパート米大使が殺されかけた例もあるように
韓国国内ではいつ何時、身の危険が生じるかもしれない。
その状態が八ヶ月も続いたのだから、加藤氏の心身のストレスは如何ばかりだっただろう。

無事に帰ってこられて本当によかったし
気丈に頑張った加藤氏に敬意を表する。

今夜のBSフジプライムニュースでは、早速この話題を取り上げていた。
まとめの部分で、二人の解説者が揃って
「韓国政府は配慮を見せた。投げられたボールを日本政府がどう返すのかが注目される。」
という趣旨のことを述べたのには、大いに呆れた。

配慮も何も,理不尽に日本国民(しかもジャーナリスト)を長期間、韓国内に拘束し
内外からの非難囂々に八ヶ月も経ってようやく解放しただけのことだ。

例えば、誘拐犯が自分に不利と見て人質を解放したとして
「配慮」に報いるべきだというわけ?
こいつら(二人の解説者)頭大丈夫か?
もしかして工作員(笑)?

「日韓関係がマイナスがゼロになっただけ」外務省幹部
 外務省幹部は14日、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する出国禁止措置を解除したことについて「当然のことだ。ずっと出国を認めろと言ってきたが、8カ月もかかった。(日韓関係が)ゼロからプラスになったわけではない。マイナスがゼロになっただけだ」と切り捨てた。


との報道があるが、ゼロになどなっていない。
マイナスがしっかり積み上げられて、
八ヶ月前と比べて大きくマイナスになっていると思う。

加藤氏にとっては大変な災難で、これからも裁判対応で大変だろうが
「韓国って、普通じゃないかも?」
という認識が日本だけでなく世界に広まったことは
日本にとって非常によかったと思う。
コメント
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