シリアに渡航しようとしたフリーカメラマンが
旅券法の規定に則って、パスポートを取り上げられた。
シリア渡航計画の50代男性に旅券返納命令 外務省
岸田文雄外相は7日、危険情報で4段階で最も高い「退避勧告」を発出しているシリアへの渡航を計画していた50代の男性に対し旅券の返納を命じ、これを受領した。男性は新潟市在住のフリーカメラマン、杉本祐一氏(58)で、シリアへ渡航をメディアなどを通じて表明していた。
外務省の発表によると、同省は警察庁とともに再三にわたり渡航の自粛を強く求めてきたが、翻意しなかったことから旅券法に基づいて旅券を返納させ、渡航を差し止める措置に踏み切ったという。旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づき、緊急に旅券の返納を命じたとしている。この規定による返納は初めて。
外務省幹部は6日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地域をめざす渡航について「旅券の返納を要請し、出国を差し止める手段も必要になろう」と述べていた。
ーーーここまで転載ーーー
自称イスラム国(ISIL)による日本人拘束虐殺事件では
日本政府のみならずヨルダンやトルコ他多くの国々を巻き込んでの対応になった。
このタイミングでシリアへ行こうとすれば
日本政府に止める以外の選択肢はなく、当然の措置だと思う。
これに対して、当のカメラマンは「報道の自由を妨げた」と政府批判をしている。
旅券返納「報道・渡航の自由制限」 政府を批判
過激派「イスラム国」の支配地域の取材を計画して外務省からパスポートを返納させられた新潟市のフリーカメラマンが会見し、「報道や渡航の自由を著しく制限するもの」と政府を批判しました。
「“(パスポートを)返納しない場合は逮捕ということになります”と。『何でですか』と聞くと、“あなたがシリアに行くからです”と」(フリーカメラマン 杉本祐一氏)
新潟市のフリーカメラマン・杉本祐一さん(58)。過激派「イスラム国」の支配地域を取材するため、今月下旬のシリア渡航を予定していたということですが、7日夜、外務省からパスポートの返納を命じられ、応じました。“名義人の生命、身体、財産の保護”という旅券法の規定に基づく初めての返納となりますが、一夜明け、杉本さんは政府の対応を批判しました。
「報道の自由、表現の自由、取材の自由、渡航の自由を著しく、著しく制限することではないですか」(フリーカメラマン 杉本祐一氏)
渡航の自由は憲法で保障されていますが、「イスラム国」による人質事件以後、外務省幹部はパスポートの返納について「やむを得ない措置」との考えを示していました。外務省は「渡航の自粛を強く説得したが、意志を変えるには至らなかった」と説明しています。(08日13:52)
ーーーここまで転載ーーー
マスコミもいつも通り政府批判につなげている。
この件に関しては、
「本当に行きたければ黙っていれば行けるし
例えばトルコ経由なら制止されることもなかった。」
と、事情を知る人達から指摘されている。
つまりシリア取材活動をすることが目的ではなく
「日本政府に制止させ、そのことを批判する。」
ことが真の目的だったのではないかと疑われている訳だ。
その点を別としても
自由といえば何でもどこまでも通るという考え方が、そもそも間違っている。
個人の自由を追求すればどこかで社会のルール・決まり事とぶつかる。
憲法で保障されている自由には
「公益に反しない限りにおいて」
という但し書きが付いているのだ。
社会のルールを超えて自由を通そうとするなら
それは「身勝手」というものである。
大の大人が自由をはき違えて身勝手なことをしてはいけない。
そんな当たり前のことさえ理解できない人間が
マスコミには多すぎる。
あ、理解できないのではなく
政府批判をするために、そう主張しているだけかも。
話は変わるが
「ほんやくコンニャク」実用化に関するニュースが報じられた。
まだ試作品の段階だが、パナソニックが開発を進めているそうだ。
いいね、いいね♪♪
旅券法の規定に則って、パスポートを取り上げられた。
シリア渡航計画の50代男性に旅券返納命令 外務省
岸田文雄外相は7日、危険情報で4段階で最も高い「退避勧告」を発出しているシリアへの渡航を計画していた50代の男性に対し旅券の返納を命じ、これを受領した。男性は新潟市在住のフリーカメラマン、杉本祐一氏(58)で、シリアへ渡航をメディアなどを通じて表明していた。
外務省の発表によると、同省は警察庁とともに再三にわたり渡航の自粛を強く求めてきたが、翻意しなかったことから旅券法に基づいて旅券を返納させ、渡航を差し止める措置に踏み切ったという。旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づき、緊急に旅券の返納を命じたとしている。この規定による返納は初めて。
外務省幹部は6日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地域をめざす渡航について「旅券の返納を要請し、出国を差し止める手段も必要になろう」と述べていた。
ーーーここまで転載ーーー
自称イスラム国(ISIL)による日本人拘束虐殺事件では
日本政府のみならずヨルダンやトルコ他多くの国々を巻き込んでの対応になった。
このタイミングでシリアへ行こうとすれば
日本政府に止める以外の選択肢はなく、当然の措置だと思う。
これに対して、当のカメラマンは「報道の自由を妨げた」と政府批判をしている。
旅券返納「報道・渡航の自由制限」 政府を批判
過激派「イスラム国」の支配地域の取材を計画して外務省からパスポートを返納させられた新潟市のフリーカメラマンが会見し、「報道や渡航の自由を著しく制限するもの」と政府を批判しました。
「“(パスポートを)返納しない場合は逮捕ということになります”と。『何でですか』と聞くと、“あなたがシリアに行くからです”と」(フリーカメラマン 杉本祐一氏)
新潟市のフリーカメラマン・杉本祐一さん(58)。過激派「イスラム国」の支配地域を取材するため、今月下旬のシリア渡航を予定していたということですが、7日夜、外務省からパスポートの返納を命じられ、応じました。“名義人の生命、身体、財産の保護”という旅券法の規定に基づく初めての返納となりますが、一夜明け、杉本さんは政府の対応を批判しました。
「報道の自由、表現の自由、取材の自由、渡航の自由を著しく、著しく制限することではないですか」(フリーカメラマン 杉本祐一氏)
渡航の自由は憲法で保障されていますが、「イスラム国」による人質事件以後、外務省幹部はパスポートの返納について「やむを得ない措置」との考えを示していました。外務省は「渡航の自粛を強く説得したが、意志を変えるには至らなかった」と説明しています。(08日13:52)
ーーーここまで転載ーーー
マスコミもいつも通り政府批判につなげている。
この件に関しては、
「本当に行きたければ黙っていれば行けるし
例えばトルコ経由なら制止されることもなかった。」
と、事情を知る人達から指摘されている。
つまりシリア取材活動をすることが目的ではなく
「日本政府に制止させ、そのことを批判する。」
ことが真の目的だったのではないかと疑われている訳だ。
その点を別としても
自由といえば何でもどこまでも通るという考え方が、そもそも間違っている。
個人の自由を追求すればどこかで社会のルール・決まり事とぶつかる。
憲法で保障されている自由には
「公益に反しない限りにおいて」
という但し書きが付いているのだ。
社会のルールを超えて自由を通そうとするなら
それは「身勝手」というものである。
大の大人が自由をはき違えて身勝手なことをしてはいけない。
そんな当たり前のことさえ理解できない人間が
マスコミには多すぎる。
あ、理解できないのではなく
政府批判をするために、そう主張しているだけかも。
話は変わるが
「ほんやくコンニャク」実用化に関するニュースが報じられた。
まだ試作品の段階だが、パナソニックが開発を進めているそうだ。
いいね、いいね♪♪