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自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

聞いた話からの類推と感想 ジャパンカップ2011

2011年09月08日 | サイクル・ロードレース
ジャパンカップ2011の出場チームがまだ確定していない。

ユーロップカーとは未だ交渉中とのことで、
チーム関係者(日本人女性)のツイッターから類推すると、どうやら

「航空機のチケットはビジネスクラスではなくエコノミークラスで」
という主催者側の条件を飲めないらしい。
(他にも問題があるのかもしれないが、私は知らない。)

「プロツアーチームはビジネスクラスで、プロコンチネンタルチームはエコノミーで」
ということで、条件に差がつけられていることにも納得できないようだ。


ジャパンカップは宇都宮市が主催者だ。
企業等の協賛を得ているにしても、主な費用負担は宇都宮市民の税金でまかなわれる。
大震災では栃木県も被災地であり、財政状況も厳しい中で
よくぞ開催を決めてくれたと
ファンとしては宇都宮市には心から感謝している。

ジャパンカップ2011は私企業が利潤追求のために開くイベントではない。

限られた予算の中で、できるだけ充実したレースイベントにするために
プロコンチネンタルチームにはエコノミークラスでお願いするということだろう。
主催者側だってロードレースを愛して20年間頑張ってきたのだ。
選手やチームをリスペクトしているのは当然で、きっと心苦しいと思う。

例えば選手とチームスタッフ10名がヨーロッパから往復する場合
ビジネスとエコノミーの差額はどんなに安く見積もっても一人片道15万円にはなる。

15×2×10=300万円。

ユーロップカーと新城選手の走りは見たいが
そのために主催者に、この上300万円以上を捻出しろとは言えない。
むしろ、
今回はユーロップカーが来日しなくてもいいかな、
という気持ちになってきた。

提示した条件で快く来日を決めてくれたプロコンチネンタルチームがいくつもある。
ユーロップカーだけを優遇する理由はない。

震災後の日本で走って、日本の人々を励ましたいと
積極的に手を上げて出場してくれるチームや選手達が大勢いる。

きっと素晴らしいレースが見られるだろう。

繰り返しになるが、
このような状況でジャパンカップ2011を開催してくれる
宇都宮市に、心からありがとう!!!
コメント (2)
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