自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

カヴの暴挙 ロンドンサリークラシック

2011年08月15日 | サイクル・ロードレース
来年のロンドンオリンピックのプレイベントとなるロードレースが
日曜日に開催された。
日本チームは、新城、土井、畑中、福島、宮澤の5名だった。

レース終盤、残り5km地点。
メイン集団に残っていた宮澤、土井、新城の3選手でトレインを組んで走行中に
信じられないことが起こったという。
レース後間もなく、3選手のツイッターでそのことを知った。

宮澤選手のツイッター:
土井ちゃんが手を引っ張られ、俺は身体で当たってこられて落車。どちらともカヴェンディッシュが原因。最悪なライダーだ。

土井選手のツイッター:
今日はラスト20キロから集団に残った宮澤選手、新城選手、僕で隊列くんでスプリントに備え、イタリア、イギリスのトレインの真ん中で走っていたら、ラスト5キロで、カベンディッシュが僕の腕をつかみ、はじき飛ばされた。ラスト3キロでカブに宮澤選手が押されて大落車。

新城選手のツイッター:
これが一番言いたい事。 土井さん、宮澤さんにした事はやってはいけない事。 自転車レースに出た事がある人は皆、知ってる。 自転車の上では手はハンドルに!手で人を引っ張っていけない。無謀な接触はしないのが礼儀でしょ!?

カベンディッシュは
「日本人選手が割り込もうとしたから押し返したら
彼らは大柄じゃないから、跳ね返されて落車した。」
という意味のコメントをしている。

一夜明けて、土井選手がブログに詳しいレポートを書いてくれた。

以下、一部転載------

そこから集団では様々な国のトレインがひしめき合う形だったが、雰囲気的にはイタリアトレインが左、イギリスが右。僕たちは真ん中をなんの問題も無く走っていた。まっすぐ綺麗に隊列組んで、綺麗なペダリングで(ドや顔)?笑 

そしてラスト7キロを切ると、さらにコーナーが増え、密集率は増したが、それでも変わらずまっすぐ、身体を当てて割り込むことも無く、どけって言われたらどきますよ〜〜!っていう感じで?笑

そしてラスト5キロ。日本チームとしても僕としても信じられない事が起きました。

あの有名なカベンディッシュが僕の上腕をつかみ、マディソンのように引っ張り僕をはじき飛ばした。僕は負けじと腕を引き払おうとしたが、逆に身体が軽いから自転車が浮き上がってしまった!笑 着地した瞬間チェーンが外れ、チェーンが絡まってしまって止まって直さないと走行できなかった。
そこで止まってしまった僕は集団復帰不可能。

そして直して走り出すと、ラスト3キロのところで宮澤さんの自転車が大破し、横たわっていた。

何が起きたのかわからなかったが、ゴール後話を聞くと、カベンディッシュに突き飛ばされたようだ。

結局日本チームは完全に分裂してしまったというわけ。

ここまで-----


カヴってそう言う選手だったんだ・・・

元々応援してはいなかったけれど、強いしさすがだなあと温かい目で見てはいた。
でも、今回のことで、嫌いになった。
はっきり、明確に、クリアーに、アンチになった。

こうなってみると、今まで耳にした
「カベンディッシュがプロトンに復帰する時にチームカーにつかまっていた。ズルをしている。」
という告発も本当なんだろうと思えてくる。
審判から見えないところでズルをするのが上手な選手なんだろう、
ズルをしても見つからなければいいと考えているんだろうって。

そう言えば、2010年のツール・ド・スイスで
カヴの危険な落車に何人もの選手が巻き込まれて
負傷・リタイアを余儀なくされた時、
カヴは謝罪せず、各チームが抗議の意思表示をしたことを思い出した。

いずれにせよ、こんな人間性では
早晩、自業自得な目に遭うに違いない。


宮澤選手も土井ちゃんも怪我がなかったのは、本当に良かった。
シーズン後半のレースで、ますます活躍する姿を楽しみにしている。


土井ちゃんは落車はしなくて、怪我もなかった。よかった!

しかし宮澤選手は
「身体は擦過傷と打撲、腰椎の8番辺りが非常に痛いのが気になりますが、大丈夫です。」
ということで、やはりダメージを受けてしまった。
今後のレースに悪影響がなければいいのだが・・・。
本当に、カヴは許せない(怒)。

土井ちゃんには、舐めた真似をしたカヴに
ブエルタで実力を見せつけてほしい(熱望)。
コメント
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