2007年4月21日。インディ・ジャパン。
プラクティス総合2位と好調だった松浦選手は、
決勝スタート直後の1コーナーで外に流れてウォールにヒット、リタイア。
200周のレースを僅か4分の1周で終えた。
グリーンフラッグからリアが流れ始めるまで9秒。クラッシュまでが11秒。
悪夢のような一瞬だった。
(後日タイヤプレッシャーの設定ミスが原因と判明。)
シリーズ17戦のうち16戦は北米で開催されるインディカーレース。
唯一の母国レースであるインディ・ジャパンは
松浦選手にとっても我々ファンにとっても特別なレースだ。
このシーズンを最後にインディから撤退した松浦選手は、
あのような終わり方をした2007インディ・ジャパンを、
そのままにしてはおけない気持ちだったという。
そしてスポット参戦を果たした2009インディ・ジャパン。
私も木曜日からサーキット入りして、
金曜日のフリー走行、予選、土曜日の決勝と、しっかりこの目で見た。
予選16番手。
この段階で、レース感は完全に取り戻しているな、と心強く感じた。
レースでは集中力と体力を切らさずに走りきれるようにと、祈りながら応援した。
なかなかイエローコーションが出ず、途中でレジ袋を飛ばしたくなったほどだった(笑)。
決勝レース17位完走!
初めてのチームはじめてのマシンでのスポット参戦だったが
2年のブランクを感じさせない気迫あふれる走りだった。
しかもレース後のインタビューによると
「トラフィックの中に入るとマシンがすごい状態で、もういつでもスピンできるぞ!という感じ」
だったとのこと。
そんなマシンをきっちりコントロールして17位フィニッシュしたのだから
改めて、4年間をインディで闘ってきた実力が分かる。
来シーズンも、インディ500とインディ・ジャパンにはスポット参戦したい
と松浦選手は話している。
私も、インディカーを繰る松浦選手の勇姿を是非、また見たい。
木曜日のフレンドシップデー。
○×クイズで辛うじて勝ち抜き、
松浦選手からサーキット・サファリ乗車券を受け取る♪♪