エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

小浜から湖北へ移動

2019年03月06日 | Weblog

3月3日

ホテルの窓の外は入り組んだ湾が広がっています。波のない穏やかな水面は琵琶湖の北端かと思わせますが、日本海の港町・小浜です。昨夜の鵜の瀬の「お水送り」の感激はまだ醒めてはいませんが、空は快晴で今日も素晴らしい一日になりそうです。

朝食後から出発までの少しの時間を利用して、ホテルの近くの『空印寺」と「八百比丘尼入定窟」を見学した後、9時半ホテルを出発し湖北・長浜に向かう途中でいくつかの寺を見学します。

   

        

西野薬師観音堂・羽賀寺を見学。どの寺を訪れた時にも、奈良から来たというと「奈良の仏様には敵いませんが・・」と謙遜して言われますが、どうしてどうして、素晴らしい優美な仏様たちで、仏師の腕の確かさと、仏教文化を伝え守った行基菩薩・弘法大師をはじめ当時の文化度の高さが伝わってくるようでした。

  

小浜インターから高速道路に入り、三方五湖・敦賀を通り、木ノ本インターを降りて長浜に向かいます。西野薬師観音堂・正妙寺・向源寺を見学。昼食は鮎三昧の「鮎茶屋」でいただきました。            

正妙寺の仏像は日本に一つしかない千手千足観音菩薩立像です。向源寺の十一面観音菩薩立像は国宝で腰を軽くひねった優美な仏像です。平成18年に特別に収蔵庫が造られ、前から後ろから拝観することができます。素晴らしいの一言です。

   

 ちょっと遅めの昼食は鮎づくしの豪華メニューです。

今日もたくさんの素晴らしい仏像拝観ができ、心も胃袋も堪能し一路、大津に向けて出発。運転・ナビゲーターを任されたお仲間の心労を思うと、心苦しい2日間でしたが、本当に楽しい旅でした。無事、6時過ぎに奈良に安着。

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿