境内で揮毫された東北地震被災者への激励の書
3月21日(小雨)
奈良観光ボランティアガイドの会が募集した「筆祭りと菅原の里をめぐる」のツァーに参加しました。
集合場所に出向くと、すでに集まった順に10人に一人のリーダーが付き添い小雨のなか順次出発していきます。今回のコースは私の生活行動範囲にあるものの、訪れたことがない場所もあって興味があります。
まずは「垂仁天皇陵」の前方後円墳の周濠を歩きながら御陵の説明を受けた後、少し歩いて住宅地の公園内に整備された古墳時代に埴輪などを焼いた登り窯「菅原窯跡」を見学しました。こんなところに新開の住宅地があり、「菅原窯跡」や「菅原道真・産湯の地」なる小池があることも知りませんでした。
その後、菅原道真を祀る菅原神宮に行き、筆塚での「筆供養」に参加しました。境内の一角に書を書くコーナ、筆作り体験コーナーもあり、子供たちも大勢来ています。持参した筆を奉納し、代わりに新しい筆を一本いただきました。文筆の神・菅原道真にあやかり、悪筆が少し上達できればなあと祈りました。
そのあと喜光寺(大仏殿を造営する時のモデルにした「試みの大仏殿」とも言われる)八幡神社、大茶盛りで有名な西大寺を訪ね、4キロほどのウオークが終了しました。知っているようで知らない地区を丁寧に案内してもらい、充実の半日でした。
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