3月26日
奈良国立博物館庭園 向こうに茶室「八窓庵」が見えます
奈良国立博物館の敷地内にある 「仏教美術研究センター」
昨年の今頃は枝垂れ桜が満開でしたが、今年は蕾固しです。奈良で一番先に開花するいう氷室神社も同じです。午後から氷雨、さむ~い”
奈良国立博物館のボランティア学習の一環として仏教美術研究センターの見学をしました。奈良公園に来られた方は、この和風な建物に関心を持たれ、印象に残っているかもしれません。
明治28年開設の奈良国立博物館は西洋風を意識して建てられましたが、あまりにも奈良の風景に溶け込まないとの反省意見が出て、奈良の古社寺建造物調査、保存に従事した「関野貞氏」が設計し、明治35年奈良物産陳列所として、近代和風建築の建物が完成しました。
設計にあたり、法隆寺・平等院、新薬師寺らの伝統的要素を取り入れ、昭和58年に重要文化財に指定されました。 現在、週に二日、仏教関係の書籍閲覧で解放され、私も数回、建物内部に入ったことがあります。
開演前のミニコンサート
午後から奈良文化会館で第40回奈良フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会がありました。前半に、懇意にしているピアニスト 「松下寛子さん」のチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番は楽団とのコラボ演奏で、拍手が鳴り止まない程の素晴らしい出来栄えでした。ブラボー、ブラボー。
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